「新型コロナウィルスへの不安,恐怖への対処法⑦」
「新型コロナウィルスへの不安,恐怖への対処法⑦」
前回迄の記事で、
新型コロナウィルスへの不安や恐怖について、
「心理学的に変えられる部分」である
「①」の新型コロナ等の情報を得る(インプット)
の部分を変えるヒントをお書きしました。
今回は、
「②」の部分を変える方法を
お伝えしたいと思います。
「②」過去の不安や恐怖に纏わる記憶の想起の部分を変える
「①」の新型コロナ等の情報を得る(インプット)事によって、
半ば自動的に、過去味わった不安や恐怖に纏わる記憶や感情が
沸き起こってくると思います。
中には、
ごく幼い頃のトラウマチックな記憶まで想起されてしまい、
「ドキドキや震えが止まらない」、
「胸や呼吸が苦しくなる」、
等の身体症状にまで発展する方もいらっしゃると思います。
それこそ、
不安・恐怖に巻き込まれ、完全に支配されてしまっている状態
とも言えると思います。
(正常な思考や判断を司る前頭前野が古皮質や旧皮質に乗っ取られている状態)
そんな辛い状況にならない為にはどうすれば良いのでしょうか?
A.まず、
白紙を用意してそれを3つに折り、
一番左側に過去の不安や恐怖を感じた出来事を箇条書きしてゆく。
次に、
真ん中の部分に、左側に書いた出来事各々に対し、
それらの不安・恐怖を
「どう乗り越えていったか?」
或いは、
「どう収まっていったか?」
そして、
「今はその出来事をどう感じているか?」
を書きます。
最後に、
一番右側の部分に、今のコロナウィルスに関する
不安・恐怖を乗り越えた時の未来の自分として
今の自分に対するアドバイスを書きます。
(この不安・恐怖が何年も続く事はなく、
いつかは終息する訳ですから)
全て書き終わったら、
今一度書いた内容をよく読んでみましょう。
この方法で目的としている事は、
過去の偏った記憶の想起
↓
悲観的な未来の想像
↓
現在の自分の心身共への悪影響
といった流れを、
過去の適正な記憶への修正
↓
悲観的でない未来の想像
↓
現在の自分への悪影響を防ぐ
といった、過去、未来、現在への認知を
再構成し直す、という点です。
(これらの作業は当然、前頭前野等の大脳の新皮質を使いますので、
脆弱になって乗っ取られてしまったその部分の力を取り戻す
という意味合いもあります)
B.マインドフルネス等により、
想起される過去の記憶に巻き込まれない様にする
→マインドフルネスは、
呼吸等の生理的な部分や生起する思考・感情等に巻き込まれず、
客観的にコントロールしてゆく、
つまり、新皮質が主導権を握る、
という点で効果が期待できると思います。
(詳しくはお問合せ下さい)
C.過去のトラウマ記憶が想起されて
フラッシュバックの様な状態に陥いられる方は、
EMDRやNLPのフォビア(イメージ療法)
等も有効だだと思われます。
(この2つは、いずれも「イメージ暴露療法」とも言えるもの
だと感じますので、一人でされるのは危険が伴うと思いますので、
詳しくはお問合せ下さい)
次回は「③」の極端な思考の形成の部分を変える方法
をお伝えしたいと思います。
#不安障害のカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください
プロフィール

- 心理カウンセラー・自己実現コーチ
- ・公認心理師
・全国WEBカウンセリング協会認定
心理療法カウンセラー
不登校児対応アドバイザー
・矢野惣一「心の専門家養成講座」卒業
NLP、催眠療法、ゲシュタルト療法、解決志向ブリーフセラピー、フォーカシング、認知行動療法ナラティブセラピー、インナーチャイルド癒し、トラウマ療法、家族療法(システムズアプローチ)等とその統合を習得する(TVの解決ナイナイアンサーでお馴染みの「性格リフォームの匠(達人)」心屋仁乃助さん、「アネゴ系セラピスト」大鶴和江さんは矢野講座の先輩です)
・Gakken「学研の家庭教師」不登校事業室の外部相談カウンセラー
・WEBカウンセリングルーム「みらい」カウンセラー
・日本フォーカシング協会会員
・国際ブリーフセラピー協会(旧:日本ブリーフセラピー協会)会員
2012年2月開業。2025年時点で4,000名超のお客様のご相談をさせて頂きました。
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