どうすれば子供への虐待を止められるのか?③

どうすれば子供への虐待を止められるのか?③

<前回からの続き>

今回と次回は、
子供への虐待を止めるポイントの2つ目として

②愛情ホルモンと言われる「オキシトシン」(女性の場合)
「バソプレシン」(男性の場合)の分泌を促してゆく

についてお書きしたいと思います。



 
「プレーリーハタネズミ」というげっ歯類は一夫一婦制で共同で子育てをし、
 不安を持つ子や別の仲間に対しても共感を示す行為を行う事が
 わかってきました。



一方、
同じ「ハタネズミ」の仲間である「アメリカハタメズミ」は一夫多妻制で、
雄は子育てしないし、雌も子や仲間に共感を示す行為を行わないらしいです。

この違いの原因の1つは、

雌(女性)側の母性を司る愛情ホルモンである「オキシトシン」
雄(男性)側の父性を司る愛情ホルモンである「バソプレシン」
関係しているらしい、という事がわかってきました。



即ち、
それらの愛情ホルモンの受容体遺伝子の活性の違いである、という事です。



つまり、
人間においても恐らく女性の場合の「オキシトシン」
男性の場合の「パソプレシン」脳内できちんと作用しないと、
虐待やネグレクトに繋がる恐れが強くなると考えられます。



もしそうだとすれば、
これらの愛情ホルモンがきちんと分泌され、作用する様にすれば
自ずと虐待やネグレクトは防げる筈です。



※幼少期に親から虐待されたとか、愛情を受けたか否か?によっても
 愛情ホルモンの受容体の活性に影響が出ると思われますが、
 それも、大人になってから他者と愛着形成をやり直す事で回復できる
 と考えられます。

それでは次回は
それらの愛情ホルモンの分泌を促してゆく具体的な方法について
お書きしたいと思います。

<次回へ続く>

 

#親子関係,子育ての悩みのカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください

プロフィール

のぶさわ 正明
のぶさわ 正明心理カウンセラー・自己実現コーチ
・公認心理師
・全国WEBカウンセリング協会認定
  心理療法カウンセラー
  不登校児対応アドバイザー
・矢野惣一「心の専門家養成講座」卒業
NLP、催眠療法、ゲシュタルト療法、解決志向ブリーフセラピー、フォーカシング、認知行動療法ナラティブセラピー、インナーチャイルド癒し、トラウマ療法、家族療法(システムズアプローチ)等とその統合を習得する(TVの解決ナイナイアンサーでお馴染みの「性格リフォームの匠(達人)」心屋仁乃助さん、「アネゴ系セラピスト」大鶴和江さんは矢野講座の先輩です)
・Gakken「学研の家庭教師」不登校事業室の外部相談カウンセラー
・WEBカウンセリングルーム「みらい」カウンセラー
・日本フォーカシング協会会員
・国際ブリーフセラピー協会(旧:日本ブリーフセラピー協会)会員

2012年2月開業。2025年時点で4,000名超のお客様のご相談をさせて頂きました。