燃え尽き症候群の原因①

燃え尽き症候群の原因①

<前回からの続き>

今回からは、所謂「燃え尽き症候群」になってしまう原因
私の推測を基にお書きしたいと思います。




人が何かに夢中になって、それに集中し続けるには、
それをやり続ける”理由”がある筈だと思います。

そして、その”理由”として考えられるものは

「自分が望む報酬を得る」

「恐怖から逃れる」

のいずれか(両方の事もあるでしょう)だと思います。


前者は主に「ドーパミン」という神経伝達物質の作用する
「ドーパミン神経系」が、

後者は主に「(ノル)アドレナリン」が作用する
「(ノル)アドレナリン神経系」の働きが不可欠です。

※極論を言えば、恐怖から逃れる「逃走反応」も、
 「安心・安全」を得るという報酬があるとも言えるでしょう


そして、そのいずれもが「興奮」させる働きがあります。

ですから放っておけば、いつかは興奮が冷めてゆくでしょう。


私はその「興奮」を冷めさせる要因として、
以下の4つがあるのでは?と考えます。


即ち、

①報酬を上回る(心身の)苦痛が出現した

②報酬が減った、或いは増えない

③報酬を得られないのでは?と感知した

④恐怖から逃れたと感じた




次回はより詳しくその原因について考察してみたいと思います。

<次回へ続く>