何故気(メンタル)が弱く、ネガティブ思考になるのか?

何故気(メンタル)が弱く、ネガティブ思考になるのか?

<前回からの続き>

そもそも
「気が弱い」とか「メンタルが弱い」と感じるのは何故でしょう?



そういったお悩みをお持ちの方と数多く接して来た私から言えば、
それは「(一般的な人と比べて)気にし過ぎる=凄く気が付く」という能力
を持っているからと言えると思います。



では何故気にし過ぎるか?と言えば、恐らく「感覚過敏」という特性
を有しているからだと思います。(多くの場合は遺伝的・先天的に)



もしあなたが「感覚過敏」を有していたら、
相手のちょっとした表情・態度や声の感じの変化に気が付く等、
所謂「五感」という感覚器官が研ぎ澄まされている訳ですから、
ほんの些細な事が気になってしまうでしょう。



だとしても、
何故「ネガティブな部分」「不安を感じる部分」にそのベクトルが向く
のでしょうか?



それは、
人間や動物の感覚器官のターゲットの最優先事項は「安全」だからです。



例えば、
猛獣(危険)が迫って来ている時には、
美味しい木の実を見つける為に感覚器官を使ってる場合ではなく、
危険を察知し、それを回避する事が最優先事項になるでしょう。



ですから、
感覚器官を危険を察知する事に総動員して不安・恐怖を感じ、
「闘争/逃走」反応で危険から逃れる訳です。

(こんな時、”鈍感”であればあっと言う間に命が危険に晒されます)



そうして
危険から逃れて初めて、食糧を捜す事に感覚器官を使える様になる
のではないでしょうか?



もしあなたが
「感覚過敏」を有していたら、当然「気にし過ぎ」てしまうでしょうし、
まずは危険を察知しようとして「不安・恐怖」といった
所謂ネガティブな方向へベクトルが向くでしょう。



特に現代の社会では、ネットやTVを見ていても不安や恐怖を呼び起こす
大量の情報に嫌でも触れてしまうでしょう。



常に不安・恐怖が取り巻いている世界に生きている
「感覚過敏」を有したあなたは、

さながらそこかしこで銃撃や爆撃が繰り広げられて、いつ命を落とすか
わからない戦場にたった一人で居る様な状態だとも言えます。



そんな状況で「メンタルを強く!」とか「ポジティブに考えろ!」
なんて事が果たしてできるのでしょうか?



では、どうすればその”戦場”から脱出できるのでしょうか?

そのヒントを次回からお書きしてゆきたいと思います。

<次回へ続く>

 

#性格の改善のカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください

プロフィール

のぶさわ 正明
のぶさわ 正明心理カウンセラー・自己実現コーチ
・公認心理師
・全国WEBカウンセリング協会認定
  心理療法カウンセラー
  不登校児対応アドバイザー
・矢野惣一「心の専門家養成講座」卒業
NLP、催眠療法、ゲシュタルト療法、解決志向ブリーフセラピー、フォーカシング、認知行動療法ナラティブセラピー、インナーチャイルド癒し、トラウマ療法、家族療法(システムズアプローチ)等とその統合を習得する(TVの解決ナイナイアンサーでお馴染みの「性格リフォームの匠(達人)」心屋仁乃助さん、「アネゴ系セラピスト」大鶴和江さんは矢野講座の先輩です)
・Gakken「学研の家庭教師」不登校事業室の外部相談カウンセラー
・WEBカウンセリングルーム「みらい」カウンセラー
・日本フォーカシング協会会員
・国際ブリーフセラピー協会(旧:日本ブリーフセラピー協会)会員

2012年2月開業。2025年時点で4,000名超のお客様のご相談をさせて頂きました。