何故ネット・SNS・スマホ・ゲーム依存になるのか?①

何故ネット・SNS・スマホ・ゲーム依存になるのか?①

<前回からの続き>

今回と次回で、
(お子さん等が)ネット・スマホ・ゲーム依存になってしまう原因
を私なりに考えてお書きしたいと思います。






<ネット・スマホ・ゲーム依存になる原因①>

①不安から逃れられる

(1)今の不安や未来への不安から逃れる

「学校や職場、友人等との人間関係の不安」「将来への不安」
「成績の不安」「自分の優劣・美醜・健康状態・存在・自己価値への不安」
「コロナ等の世の中への不安」・・・・。

今の時代、普通の日常を送っていても常に不安に駆られる要素
が渦巻いていると思います。(特に感受性が鋭い人にとっては)

そんな人にとっては朝起きると不安に駆られるが、家族の声や音から始まり、
学校や職場(クラブ活動・塾・習い事・交友・旅行等も)へ行けば
様々な刺激を感じるでしょうから、
そこへ行ってしまえばゆっくりと不安を反芻する暇も無いでしょう。

所が、
家に帰って(特に時間が遅くなってゆくと)そういった外部からの刺激が
徐々に減ってゆくと、意識の向け先は”デフォルト”の不安に偏るでしょう。
そして不安に意識が集中し、それを反芻し始める。

そんな時に「不安」以外へ意識を向けられる格好のツール
ネット・スマホ・ゲーム等という事だと思います。

昔は漫画や本を読んだり、音楽を聴いて不安を紛らわせていた人も多かった
と思いますが、漫画はワーキングメモリー(作業記憶域)を働かせないと
ストーリーがわからなくなるので、ひと手間かかってある意味「疲れる」
訳です。

また「音楽」は聴覚に訴えますが、
ネット・スマホ・ゲームはどれも視覚にも訴えます。

一説によると、人が得る感覚情報として
視覚は聴覚の100倍の情報量を得ると言われています。

ですからネットやスマホ、ゲームといった視覚に頼る情報に没頭すると
不安の入る隙間が無くなる可能性が高くなる訳です。

そしてこのネット・スマホ・ゲームへの逃避は
不安を鎮め(束の間の)安心を得る、
といったセロトニンシステムを作動させるものだと考えます。

(同様にセロトニンシステムを作動させるツールとしては、お酒・煙草
・食べ物・コーヒー・お茶・買い物・ギャンブル・自傷・爪噛み等
 多々ありますが、どれも”癖になる”ものですよね)

(2)過去のトラウマや”プチトラウマ”から逃れる

同様に過去のトラウマがデフォルトの状態で襲って来る人
そこから逃れる為にもネット・スマホ・ゲーム等を利用するでしょう。

※また、客観的にはそこまで大きなトラウマでは無いが、
 感受性の鋭さ等によって本人にとっては大きな心の傷となった、
 所謂”プチトラウマ”に苦しんでいる方にもこの事は当てはまると思います

それでは次回は、ネット・スマホ・ゲーム依存になる原因の「②」
についてお書きしたいと思います。

<次回へ続く>

 

#(子供の)依存症のカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください

プロフィール

のぶさわ 正明
のぶさわ 正明心理カウンセラー・自己実現コーチ
・公認心理師
・全国WEBカウンセリング協会認定
  心理療法カウンセラー
  不登校児対応アドバイザー
・矢野惣一「心の専門家養成講座」卒業
NLP、催眠療法、ゲシュタルト療法、解決志向ブリーフセラピー、フォーカシング、認知行動療法ナラティブセラピー、インナーチャイルド癒し、トラウマ療法、家族療法(システムズアプローチ)等とその統合を習得する(TVの解決ナイナイアンサーでお馴染みの「性格リフォームの匠(達人)」心屋仁乃助さん、「アネゴ系セラピスト」大鶴和江さんは矢野講座の先輩です)
・Gakken「学研の家庭教師」不登校事業室の外部相談カウンセラー
・WEBカウンセリングルーム「みらい」カウンセラー
・日本フォーカシング協会会員
・国際ブリーフセラピー協会(旧:日本ブリーフセラピー協会)会員

2012年2月開業。2025年時点で4,000名超のお客様のご相談をさせて頂きました。