ネット・SNS・スマホ・ゲーム依存の子供にやってはいけない対応
ネット・SNS・スマホ・ゲーム依存の子供にやってはいけない対応
それでは、
依存様になってネット・スマホ・ゲームを止められない子供等に対して
親はどうすれば良いのでしょうか?
前回と前々回でお書きした様に、それらを止められない原因として
①不安から逃れられる
②自分にとって丁度良い程度の望む刺激を
今すぐ簡単に自分主導で満たす事ができる
という2つの要因が絡んでいると推測します。
そしてこれらの「不快や不安・恐怖を避け」、「快を求める」という傾向は、
全ての動物にとって遺伝子のコピーを残し続ける為に生命を維持する、
といった最重要の課題を担っていると言えるでしょう。
(主に大脳辺縁系の働き)
ですから
”理性の場”である前頭前野等の大脳皮質がそれにいくら抗う様に命令しても、
そう簡単には聞き入れてもらえないでしょう。
例えば、
ライオンの檻の中に入った我が子に
「男の子なんだから逃げちゃダメ!逃げる様な弱い子は施設に入れるわよ!」
と言ったところで、辺縁系がすぐさま逃げる行動を採らせるでしょう。
また例えば、
何日も砂漠を彷徨って、喉が渇き切っている時にやっとオアシスを見つけ
水を飲もうとしている我が子に「汚いからその水飲んじゃダメ!」
と言ったところで飲んでしまうのではないでしょうか?
それと同じで、ネット・スマホ・ゲームを止められない子供等に
「いい加減にやめなさい!
体にも良くないし、このままだと成績がどんどん下がっちゃうわよ!」
とか
「やめなさい!お母さんはあなたの為を思って言ってるのよ!」と
ゲーム機やスマホ・パソコンを取り上げる
とか
「今度やってるのを見つけたら、お父さんに叱ってまらうわよ!」
等の対応をしても、功を奏さない事が多いと思います。
(だって生命を維持する脳の部分が働いてる訳ですから・・・)
それどころか、親の対応を生命の維持を妨げる脅威と捉えてしまうと、
「逃げる」(うそをついたり、陰で隠れて続ける等)
か
「戦う」(親に対する反抗を強めたり、ゲーム機を壊したりして暴れる等)
か
の「逃走/闘争反応」を引き起こし、親子の関係が益々悪化する
事も考えられます。
ですから
①理由も聞かずに(わかってあげずに)やめさせる
②脅す
③一方的に機器を取り上げる
等の(罰系の)対応は避けた方が良いと思いますし、
④子の”理性”に訴えて説得する
等の方法も難しいでしょう。
それでは、そんな我が子に親はどう対応すれば良いのでしょうか?
その辺りを次回お書きしたいと思います。
#(子供の)依存症のカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください
プロフィール

- 心理カウンセラー・自己実現コーチ
- ・公認心理師
・全国WEBカウンセリング協会認定
心理療法カウンセラー
不登校児対応アドバイザー
・矢野惣一「心の専門家養成講座」卒業
NLP、催眠療法、ゲシュタルト療法、解決志向ブリーフセラピー、フォーカシング、認知行動療法ナラティブセラピー、インナーチャイルド癒し、トラウマ療法、家族療法(システムズアプローチ)等とその統合を習得する(TVの解決ナイナイアンサーでお馴染みの「性格リフォームの匠(達人)」心屋仁乃助さん、「アネゴ系セラピスト」大鶴和江さんは矢野講座の先輩です)
・Gakken「学研の家庭教師」不登校事業室の外部相談カウンセラー
・WEBカウンセリングルーム「みらい」カウンセラー
・日本フォーカシング協会会員
・国際ブリーフセラピー協会(旧:日本ブリーフセラピー協会)会員
2012年2月開業。2025年時点で4,000名超のお客様のご相談をさせて頂きました。
最新コラム
- 2026年2月20日ブログ発達障害(ASD,ADHD等)の本当の原因を探る①共通しているものは?
- 2026年2月13日ブログ発達障害(ADHAD=注意欠如多動症)の定義(診断基準)
- 2026年2月6日ブログ発達障害(ASD=自閉スペクトラム症)の定義(診断基準)
- 2026年1月30日ブログ発達障害(ASD,ADHAD等)の全てを解明する

