「幸せ」=自分の欲求を叶える事
「幸せ」=自分の欲求を叶える事
目次
人にとっての「幸せ」とは何でしょうか?
「億万長者になって成功者になりたい!」
「やりがいや趣味、天職を見つけて、それに打ち込みたい!」
「素敵な人と結婚して、子供を産んで幸せな家庭を築きたい!」
「ファッションやメイクに拘って、素敵な女性になりたい!」
・・・。
自分にとっての「幸せ」は人それぞれ違って当たり前だと思いますが、
共通している事は「自分の欲求を叶える事」だと思います。
私は、他人の欲求を叶える事では幸せになれないと思います。
何故なら、
①他人の欲求を叶えようとしても、
それに対して他人が自分の思った通りの反応(喜んだり、感謝したり、
褒めてくれたり、認めてくれる等)をしなかった場合は
幸せを感じられなくなるでしょう。
つまり、自分の幸不幸を他人にゆだねてしまう事になる。
②他人の欲求と自分の欲求が相反した場合、
自分の欲求を後回しにしてしまう。
という事が考えられるからです。
こんな事をお書きすると、
「じゃあ、”他人を騙して金を稼ぎたい”もOKなのか?」
とか
「綺麗になる為に過度のダイエットするのも勝手でしょ?」
等と思われる方もいらっしゃるかも知れません。
確かに、それらの”欲求”は常識的にはNGですよね。
私が思うに、どんな欲求でもOKではなく、
(常識や倫理・道徳ではなく)生物学的?に、望ましい欲求の持ち方
や最低限のルールがある様に感じます。
その辺りを次回「注意点」としてお書きしたいと思います。
#天職・生きがいを見つけるカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください
「幸せ」=自分の欲求を叶える時の注意点
前回、
「人にとっての幸せとは自分の欲求を叶える事である」
但し
「生物学的?に、望ましい欲求の持ち方や最低限のルールがある」
といった、私の考えをお書きしました。
もしそうだとすれば、
「生物学的?に、望ましい欲求の持ち方や最低限のルール」
とは何なのでしょうか?
その辺りを今回はお書きしたいと思います。
人を始め、全ての生物の”目的”が
「自分や種の遺伝子のコピーを残し続ける事」だとすると、
その傾向が本能として無意識の中に組み込まれている筈です。
例えば、
何故お腹が空くのか?・・・
それはまず自分という個体を維持しないと
遺伝子のコピーを残す事ができなくなるからでしょう。
そして、
それが満たされないと「空腹で死にそう!」等と苦痛を感じるでしょうし、
逆に満たされると「満腹」「満足」等の”報酬”が用意されています。
つまり
「苦痛」と「報酬」による無意識下でのコントロールが働いている訳です。
また例えば、
「独りぼっちで寂しい!誰かと一緒に居たい」
は苦痛ですし、
「彼女・彼氏ができた!」とか「気の合う親友ができた!」時の
快感情は”報酬”です。
更には(恐らく人間だけが持つ)
「他人に喜んでもらえた!」とか「他人から認められた!」
といった快感情も報酬な訳です。
これらの事象から想像するに、
個や種の遺伝子のコピーを残し続ける為に
①個(の欲求)が満たされて元気である事
②生殖相手を見つける事(しかもできるだけ良い遺伝子を持った相手を選ぶ)
③子孫を残す事
に加えて、
④他人と関わり、協調・共同してゆく事
(社会的な動物である人間にとっては、必須)
というルール・原則に従う様に無意識が働いていると考えられます。
そういった意味では、
「綺麗にってアイドルになりたい」
は「②」「④」のルールに則ってますが、
「その為に過度のダイエットをして身体を壊す」のは、
そもそもの「①」の原則に反していますので、しっぺ返しが来る訳です。
同様に
「整形」も、「②」(「④」)のルールに則っていますが、
整形そのものが目的になってしまい、
「②」(「④」)の方向へ向かわない場合は原則から逸れてしまう訳です。
或いは、
「金を稼ぎたい!」「出世競争に勝ちたい!」等は
「①」や「②」(金持ちになったり、強い遺伝子を持ってると認識される
事で異性からモテる)のルールに則っていますが、
「他人を騙してでも・・・」とか「他人を蹴落としてでも・・・」となると、
「④」に反する訳ですから
これもどこかでしっぺ返しが来るでしょう。(後ろめたい気持ちになる
とか裏切られるとか法律に触れて罰せられる等)
だとすれば、
自分の欲求を吟味する時の注意点とすれば
「①」~「④」に則っている事、(少なくともどれにも反しない事)
が大切だと思います。
でも中には
「そもそも自分が何をしたいのかわからない」「自分の欲求がわからない」
或いは
「欲求はあるけど、満たす事ができない」
という人もいらっしゃると思います。
次回は、そういった
「自分の欲求がわからない」とか「自分の欲求が満たせない」事で
苦しんでいる人に向けてお書きしたいと思います。
#天職・生きがいを見つけるカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください
自分が本当に欲しているもの
僕は毎朝行っている瞑想(妄想?(笑))の中で、
自分の目標を叶えた時に得られる感覚や感情を感じています。
ー 「悔いを残さない人生を送る為に
僕は〇〇をしたい。△△になりたい。」
「もし、その〇〇や△△を達成したら
どんな感覚や感情が得られるだろう?」
「その感覚や感情が完璧に得られたら、
もっと奥にあって自分にとってより大切な
どんな感覚や感情が得られるだろう?」
「そして、その感覚や感情が完璧に得られたら
もっと奥にあって自分にとってより大切な
どんな感覚や感情が得られるのだろう?」
・・・と”答え”が出なくなるまで繰り返します。
そうやって行くと”僕の場合は”ですが、
「地球・宇宙の全ての存在との一体感や愛に満たされた安らぎ」
という所に行きつきます。
そして、大抵の人も恐らく同様の抽象的な感覚や感情に行きあたる
のではないでしょうか?
もし、そうだとすれば
「お金が欲しい、物が欲しい」
「理想の相手が欲しい」
「地位や名誉が欲しい」
等の
「もっとこうしたい、こうなりたい」等の目標は
単なる方便・手段に過ぎないと思います。
勿論、それらを目指すのは悪い事だとは思いません。
ただ「それしかない」と思ってしまうと”亡者”になってしまったり、
色々な事情でその目標の達成を諦めざるを得ない人には
希望がなくなってしまいます。
例えば、物も貨幣経済もなかった原始時代の人はどうだったのでしょう?
少なくとも僕が人生で得たい感覚や感情は原始時代でも得る事ができると思います。
もしあなたが「自分の置かれてる状況や環境では目標や夢は叶わない」なんて
悲観的になっているのであれば、
”先の質問”を自分に投げかけてみて自分が本当に欲する感覚や感情に気付き、
「それを今置かれてる環境や状況の中で達成するにはどうすれば良いのか?」
を考えて実行してゆくのもいいかも知れません。
#天職や生きがいを見つける為のカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください
「自分の欲求がわからない」とか「満たせない」人へ
前回までに、
人にとっての幸せとは自分の欲求を叶える事である。
但し、
個や種の遺伝子のコピーを残し続ける為という本来の目的の為に、
①個(の欲求)が満たされて元気である事
②生殖相手を見つける事
(しかもできるだけ良い遺伝子を持った相手を選ぶ)
③子孫を残す事
に加えて、
④他人と関わり、協調・共同してゆく事
(社会的な動物である人間にとっては、必須)
といったルールから逸れない事が大切である。
といった私見をお書きしました。
ただ、中には
「そもそも自分が何をしたいのかわからない」
「自分の欲求がわからない」
或いは
「欲求はあるけど、満たす事ができない」
という人もいらっしゃると思います。
今回は、
そんな人に向けて「何故そうなっちゃったのか?」
といった原因を推測してお書きしたいと思います。
私の経験上、
「自分の欲求がわからない」とか「欲求を満たす事ができない」
と悩んでおられる人の多くは(全てではないと思いますが)
往々にして、上記の「①」より「②」~「④」を優先し続けて来た事が一因
だと感じます。
どういう事かと申しますと、
「②」~「④」の欲求は自分個人の欲求ではなく、
人間という種の欲求である為、
しばしば個の欲求と相容れない事も出てくるでしょう。
(※特に「④」は人間特有の種の欲求)
そして
「②」~「④」はいい意味でも悪い意味でも「世間体」として
暗黙のルールとなっている事が多いでしょう。
例えば、
「私は絵が好きだから芸術系の大学へ行きたい」=「①」
けど、
「将来の事を心配する親は医学部へ行けと言う」
だから
「お世話になってる親を心配させたくないので医学部を目指さなきゃ!」
=「④」
或いは、
「仕事に追われて、自分の時間が取れない」=「①」が満たされていない
けど
「上司の期待に応えなきゃ!会社の為に頑張らなきゃ!」=「④」
と働き過ぎて、体調を壊したり自死を考えたりもしてしまう。
つまりこれらの例は
「①」の個の欲求「~したい、~したくない」よりも
「④」の種の欲求「~すべき、~すべきでない」を優先した結果
だと思います。
そしてそれが続くと
「自分の欲求がかわからない」
状態になってしまうでしょう。
私が思うに、
そもそも「①」の個の欲求が満たされていないまま
「②」~「④」を満たそうとするのは無理があると思いますし、
(例:空腹で死にそうなのに、生殖相手を見つけろ!とか、
自分が幸せじゃないのに、他人の幸せの為に尽くせ!等)
各欲求のバランスが大切だと思います。
そしてそのバランスを欠いた場合には
上記の様な不具合が生じるのでしょう。
※個の(遺伝子の)保存が成されないと、
種の(遺伝子の)保存どころじゃな くなりますので、
基本的には生物学的な?優先順位としては
個>家族>国家>人類という順序になると思います。
ですから例えば、結婚する、子供を持つといった種の欲求を満たす事が
「独りで自由に生きたい」といった個の欲求に反した場合、
個の欲求を優先しないと本末転倒になってしまうと思います。
それでは、
そういった悩みに苦しんでいる人はどうすれば良い
のでしょうか?
次回は、
そうした人に向けて「自分の欲求の見つけ方」「満たし方」のヒント
をお書きしたいと思います。
#天職・生きがいを見つけるカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください
「自分の欲求の見つけ方」「満たし方」のヒント
前回までに、
「幸せになるには自分の個の欲求(したい/したくない、好き/嫌い等)を
満たす必要がある」
そして、
そもそも欲求とは個や種の遺伝子のコピーを残し続けるといった目的の為に
本能的・無意識下に備わった傾向である。
更にその本来の目的を果たす為に
①個(の欲求)が満たされて元気である事
②生殖相手を見つける事(しかもできるだけ良い遺伝子を持った相手を選ぶ)
③子孫を残す事
に加えて、
④他人と関わり、協調・共同してゆく事
(社会的な動物である人間にとっては、必須)
といったルールから逸れない事が大切である。
ところがこの4つの欲求のバランスが失われて
特に「①」の個の欲求を満たす事よりも「②」~「④」の種の欲求を
満たす事ばかり優先してゆくと、
「自分の欲求がわからない」とか「いつまで経っても満たされない」
等といった不具合が生じてしまう。
といった私見をお書きしました。
もしそういった理由で自分の欲求がわからなくなっていたり、
いつまで経っても満たされない想いを抱えてしまった人は
どうすれば良いのでしょうか?
今回はそういった方に向けて
「自分の欲求の見つけ方」「満たし方」のヒントをお書きしたいと思います。
<「自分の欲求の見つけ方」「満たし方」のヒント>
A「①」の自分の個の欲求を常に意識する事
「自分がどうしたいか?/どうしたくないか?」
「何を言いたいか?/言いたくないか?」
「何が欲しいか?/欲しくないか?」
「何が好きか?/嫌いか?」
「どうなりたいか?/なりたくないか?」
等の個の欲求を引っ張り出し、意識する事。
※「②」~「④」の種の欲求を優先しないといけないシチュエーション
であっても、自分の欲求を感じる様に意識する
例:「今日は彼の欲求を優先して、ラーメン屋に行くけど、
私は本当はイタリアンがいい!・・・
今日は合わせるけど、次はお願いしてみよう!」等々。
B自分(の個)の欲求と相手(の種)の欲求とのバランスを取る
自分(の個)の欲求と相手(の種)の欲求とが対立した場合、
(要するに、どちらを優先するか?迷った場面)
どちらの欲求を優先する事が多いか?
をシチュエーション毎に把握しておく。
例:「彼とはどっちもどっちだけど、職場では相手を優先しちゃう事が
圧倒的に多いな・・・」
ならば、彼との関係ではそのままでいいでしょうし、
職場では、意識して自分の欲求を優先する場面を増やす事を考える。
でも、いきなり我が儘になるのは気が引けるのであれば、
少しずつ嫌な事を断ったり、人に手伝ってもらったりを増やしてゆく。
加えて、それに抵抗があるうちは、プライベートの時間は
自分の欲求を優先する事でバランスを取る。
(仕事を持ち帰っちゃダメです(笑))
要するに、自分(の個)の欲求を満たそうとする機会が少ない人は
「したいか?/したくないか?」に従う事を増やしてゆく。
※自分の欲求を満たす為の「すべき」はOKだが、
相手の欲求を満たす為の「すべき」も減らしてゆく
※個の欲求と種の欲求が対立した場合で特に注意しないといけない事は
「本当は結婚なんてしたくない」とか「子供を望んでない」といった
個の欲求があった場合に、
世間体等にすり替わった「結婚が女の幸せ」とか「子を育てて一人前」
等の種の欲求を優先してしまうと、
ずっと個の欲求を抑え続けないといけない状況になってしまう
という事です。
あくまで基本は個が生き延びる事、その為には元気である事ですので、
個の欲求が優先だと思って、慎重に考えましょう。
C「支配・コントロール」や「一方的な依存関係」を避ける
「④」の他人と関わり、協調・共同してゆく事は
本来は種の(遺伝子の)繁栄を目的としている筈です。
なのに、一方的な支配関係や依存/共依存関係になっちゃうと
支配された側や依存関係、特に共依存的に相手を助けようとしてる側は
「①」の個の欲求が満たされず、本来の活力を失ってゆくでしょうし、
「種の繁栄の為の協調・共同」からも大きく外れてしまうでしょう。
ですから、「支配されている」と感じる関係であれば、
嫌な事は断ったり、こちらから要求を言ってみたりする。
また、相手に一方的に依存されていると感じるのであれば、
こちらの欲求を叶えてもらう事を意識してバランスを取ろうとする事。
それでも相手がそれを否定したり拒否するのであれば、
それは人間本来の目的に反する関係ですので、
そんな相手とは切れてゆくのも自然の成り行きだと割り切りましょう。
#天職・生きがいを見つけるカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください
プロフィール

- 心理カウンセラー・自己実現コーチ
- ・公認心理師
・全国WEBカウンセリング協会認定
心理療法カウンセラー
不登校児対応アドバイザー
・矢野惣一「心の専門家養成講座」卒業
NLP、催眠療法、ゲシュタルト療法、解決志向ブリーフセラピー、フォーカシング、認知行動療法ナラティブセラピー、インナーチャイルド癒し、トラウマ療法、家族療法(システムズアプローチ)等とその統合を習得する(TVの解決ナイナイアンサーでお馴染みの「性格リフォームの匠(達人)」心屋仁乃助さん、「アネゴ系セラピスト」大鶴和江さんは矢野講座の先輩です)
・Gakken「学研の家庭教師」不登校事業室の外部相談カウンセラー
・WEBカウンセリングルーム「みらい」カウンセラー
・日本フォーカシング協会会員
・国際ブリーフセラピー協会(旧:日本ブリーフセラピー協会)会員
2012年2月開業。2025年時点で4,000名超のお客様のご相談をさせて頂きました。
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