統合失調症⑥回復期の症状の特徴~具体例

統合失調症⑥回復期の症状の特徴~具体例

<前回からの続き>

今回は
「統合失調症」回復期に多く見られる”症状”についてお書きします。






(4)回復期に多く見られる症状

「統合失調症」回復期とは、急性期の脳の過覚醒によって疲弊した心身が、
休息期の低覚醒を経る事によって消耗したエネルギーが少しずつ回復し、
徐々に意欲が戻ってきて行動範囲が拡がり、
周囲の出来事に関心が持てるようになってくる時期と言えます。

但し、多くの場合はまだ陰性症状や認知機能障害が残っています



ここで言う「認知機能障害」とは、
注意力や物事の捉え方・考え方、記憶力、情報処理・問題解決能力の低下
等を意味します。



つまり、
まわりで起きている出来事をキャッチし、置かれている状況を理解し、
どう対応するかを考えたり準備したりする、

或いは、
経験から学んだり、それを他の場面に生かすことが難しくなっている状態
と言えるでしょう。

「認知機能障害」の例



不要な刺激が気になり、考えがまとまらず、混乱しやすくなる



複雑な状況や変化に弱く、ついていくのが難しくなる



ひとつのことに注意を集中することが難しくなる



一度に憶えられる量が限られてくる



以前の経験を今に生かすことが難しくなる



言われた事を、忘れやすくなる



同時に2つ以上のことをするのが難しくなる






次回は「統合失調症」診断基準についてお書きしたいと思います。

<次回へ続く> 

#統合失調症のカウンセリングについては、
  こちらにお書きしてますので、ご参照ください

プロフィール

のぶさわ 正明
のぶさわ 正明心理カウンセラー・自己実現コーチ
・公認心理師
・全国WEBカウンセリング協会認定
  心理療法カウンセラー
  不登校児対応アドバイザー
・矢野惣一「心の専門家養成講座」卒業
NLP、催眠療法、ゲシュタルト療法、解決志向ブリーフセラピー、フォーカシング、認知行動療法ナラティブセラピー、インナーチャイルド癒し、トラウマ療法、家族療法(システムズアプローチ)等とその統合を習得する(TVの解決ナイナイアンサーでお馴染みの「性格リフォームの匠(達人)」心屋仁乃助さん、「アネゴ系セラピスト」大鶴和江さんは矢野講座の先輩です)
・Gakken「学研の家庭教師」不登校事業室の外部相談カウンセラー
・WEBカウンセリングルーム「みらい」カウンセラー
・日本フォーカシング協会会員
・国際ブリーフセラピー協会(旧:日本ブリーフセラピー協会)会員

2012年2月開業。2025年時点で4,000名超のお客様のご相談をさせて頂きました。