統合失調症⑱寛解に向けて~心理療法(3)
統合失調症⑱寛解に向けて~心理療法(3)
今回は、
統合失調症の方への心理療法②として、
「大脳資質と辺縁系の機能と連携の強化」についてお書きします。
<統合失調症の方への心理療法②>
②大脳資質と辺縁系の機能と連携の強化
(私の仮説に依れば、ですが)脳幹による大脳皮質の直接制御によって
機能低下した大脳皮質と辺縁系の機能と連携を強化します。
(1)能動的なインプット
過去のポジティブな(楽しかった・面白かった、幸せを感じた等)出来事、
今のポジティブに感じる事柄(〇〇が好き、〇〇が美味しい、楽しい等)
を思い浮かべます。
更に、
未来のポジティブな(もし今の病気が治って、しかも億万長者になったら
何をしたい?等)想像を思い浮かべます。
(2)思考(大脳皮質)と感情(辺縁系)を繋ぐ
それぞれの出来事に対して
「どう思うか?どう感じたか?どんな気持ちになるか?」
等の答えを言ってもらったり書いてもらう。
※普段からでも、好きな音楽・絵画や映画・ドラマ等を選んでもらって、
それに対する感想や沸いてきた気持ちを言ってもらったり書いてもらう
事も役立つでしょう
(3)前頭葉の強化
前頭葉を中心としたトップダウン状態に戻す為に、
例えば
「過去の失敗や苦い経験」を思い出してもらい、
「今後それを二度と繰り返さない為にはどうすれば良いか?」
とか
「これから先の不安」について、
「そうならない為には今何をすればよいのか?」等と考えて頂き、
前頭葉の働きによる「客観視」や「実行機能」の強化を図ります。
次回は、
「感覚過敏」の環境調整、「愛着形成」、「トラウマ処理」
についてお書きしたいと思います。
#統合失調症のカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください
プロフィール

- 心理カウンセラー・自己実現コーチ
- ・公認心理師
・全国WEBカウンセリング協会認定
心理療法カウンセラー
不登校児対応アドバイザー
・矢野惣一「心の専門家養成講座」卒業
NLP、催眠療法、ゲシュタルト療法、解決志向ブリーフセラピー、フォーカシング、認知行動療法ナラティブセラピー、インナーチャイルド癒し、トラウマ療法、家族療法(システムズアプローチ)等とその統合を習得する(TVの解決ナイナイアンサーでお馴染みの「性格リフォームの匠(達人)」心屋仁乃助さん、「アネゴ系セラピスト」大鶴和江さんは矢野講座の先輩です)
・Gakken「学研の家庭教師」不登校事業室の外部相談カウンセラー
・WEBカウンセリングルーム「みらい」カウンセラー
・日本フォーカシング協会会員
・国際ブリーフセラピー協会(旧:日本ブリーフセラピー協会)会員
2012年2月開業。2025年時点で4,000名超のお客様のご相談をさせて頂きました。
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