自己嫌悪・劣等感の正体②何故抜け出せないのか?
自己嫌悪・劣等感の正体②何故抜け出せないのか?
前回お書きした様に、自己嫌悪や劣等感は
・「変化や差異から生じた混乱・不安を終息させる為に理想化願望を持つ」
・「相手が理想的な反応をする様に相手にとっての理想の(と思われる)
自分像を創り、そうなる事で自分が理想とする相手の反応との差異を
無くそうとする」 →劣等感に繋がり易い
・「周囲に関係なく自分の理想像を創り、それとの差異を無くそうとする」
→自己嫌悪に繋がり易い
といった理由から生じるのでは?と私は考えます。
そして、
自己嫌悪や劣等感は状況によって誰しも感じた事があると思います。
ところが、
自己嫌悪・劣等感を心身に不調をきたす所まで
永続的に感じ続けて苦しんでおられる方もいらっしゃいます。
今回は、
そういった自己嫌悪・劣等感を感じ続けて、
そこから抜け出せなくなっている人に向けて、
私なりに考えるその”原因”をお書きしたいと思います。
<自己嫌悪や劣等感から何故抜け出せないのか?>
②感覚過敏を有している為に変化や差異に敏感である
生まれつき(主に遺伝)或いは成育環境による後発的な感覚過敏を有していると
五感から入力される刺激の”差異”に対しても、
とても敏感であると考えられます。
例:
「相手の顔色や声の変化に敏感」、
「自分の体調やメンタルの変化に敏感」、
「気候や気圧、環境の変化に敏感」等々。
そしてこの敏感さは、
(1)「相手の自分への否定・蔑み・認めない・大切に思ってくれない」
(=劣等感に繋がる)
や
(2)「理想通りの自分になれない、思うように行かない」(=自己嫌悪に繋がる)
等の”不快刺激”に対してもとても敏感であるが故に、
その混乱・動揺・不安・傷つき等も極めて大きなものとなると考えられます。
ですから、
尚の事「相手にとっての理想の自分」や「自分の理想像」に集中し続け、
その事が逆に理想とのズレ(差異)をより浮き彫りにし、
余計に”理想”に集中してしまう、といったループにハマってしまう
のだと思います。
※特に敏感さを持ち、尚且つ「否定されて育った」とか「友達に裏切られた」
とか「級友からいじめられた」等のトラウマが合わさっている人にとっては、
”理想”への執着=サバイバルする為の必須条件となるでしょうから、
より、そのループから抜け出す事が難しくなるでしょう。
次回からは、
そういったループににハマりこ込んで、苦しくなっている人へ
「どうすれば自己嫌悪・劣等感から抜け出せるのか?」のヒント
をお書きしてゆきたいと思います。
プロフィール

- 心理カウンセラー・自己実現コーチ
- ・公認心理師
・全国WEBカウンセリング協会認定
心理療法カウンセラー
不登校児対応アドバイザー
・矢野惣一「心の専門家養成講座」卒業
NLP、催眠療法、ゲシュタルト療法、解決志向ブリーフセラピー、フォーカシング、認知行動療法ナラティブセラピー、インナーチャイルド癒し、トラウマ療法、家族療法(システムズアプローチ)等とその統合を習得する(TVの解決ナイナイアンサーでお馴染みの「性格リフォームの匠(達人)」心屋仁乃助さん、「アネゴ系セラピスト」大鶴和江さんは矢野講座の先輩です)
・Gakken「学研の家庭教師」不登校事業室の外部相談カウンセラー
・WEBカウンセリングルーム「みらい」カウンセラー
・日本フォーカシング協会会員
・国際ブリーフセラピー協会(旧:日本ブリーフセラピー協会)会員
2012年2月開業。2025年時点で4,000名超のお客様のご相談をさせて頂きました。
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