依存性パーソナリティ障害の原因

依存性パーソナリティ障害の原因

<前回からの続き>


 
 
今回は「依存性パーソナリティ障害の特徴」から類推される
「依存性パーソナリティ障害の原因」についてお書きしたいと思います。






<依存性パーソナリティ障害の原因>

①不安に対する感受性が極めて強い



②自我の脆弱さから不安に対する耐性が育まれなかった

誰しも、自分で判断する場面では、「本当にそれでよかったのかな?」
と不安が頭をかすめると思います。



ところが依存性パーソナリティ障害の人は、
それが恐怖レベルになっていて、自分で判断できない、責任を負えない状態
になっています。



私が考えるに、この”不安に対する感受性”の強さ
「持って生まれたもの」+「成育環境」の合わせ技から来ているのでは?
と思います。



例えば、持って生まれて不安に対して過敏である人が
何でも親が決める様な過干渉な環境で育った場合

”自分で判断するプレッシャー””自分で責任を負う不安”を回避し続ける
ができる訳です。



そのプレッシャーや不安を回避し続けると、
当然の事ながらそれに対抗できる力、即ち”耐性”が育たない訳です。



そして、成長するに従って、より重大な選択や判断をしないといけない局面
が増えてきます(例:進学、就職、社交、恋人選び、結婚等)



そうなると益々、自分で決める不安が恐怖レベルにまで大きくなり、
誰かに決めてもらわないとどうする事もできない状態に陥り、
相手に委ね続ける(依存)しかなくなるでしょう。



そしてそれは同時に自分の無力感を痛感する事になり、
益々不安に対する感情性が強くなり、益々依存的になる、といった悪循環
に陥ると考えられます。






もしそうだとすれば、

依存性パーソナリティ障害の寛解を目指すには
どういった治療(カウンセリング)が必要なのでしょうか?



そのヒントを次回お書きしたいと思います。




   
<次回へ続く>

プロフィール

のぶさわ 正明
のぶさわ 正明心理カウンセラー・自己実現コーチ
・公認心理師
・全国WEBカウンセリング協会認定
  心理療法カウンセラー
  不登校児対応アドバイザー
・矢野惣一「心の専門家養成講座」卒業
NLP、催眠療法、ゲシュタルト療法、解決志向ブリーフセラピー、フォーカシング、認知行動療法ナラティブセラピー、インナーチャイルド癒し、トラウマ療法、家族療法(システムズアプローチ)等とその統合を習得する(TVの解決ナイナイアンサーでお馴染みの「性格リフォームの匠(達人)」心屋仁乃助さん、「アネゴ系セラピスト」大鶴和江さんは矢野講座の先輩です)
・Gakken「学研の家庭教師」不登校事業室の外部相談カウンセラー
・WEBカウンセリングルーム「みらい」カウンセラー
・日本フォーカシング協会会員
・国際ブリーフセラピー協会(旧:日本ブリーフセラピー協会)会員

2012年2月開業。2025年時点で4,000名超のお客様のご相談をさせて頂きました。