カウンセリングのQ&A③どんな時に心療内科に行けば良いの?

カウンセリングのQ&A③どんな時に心療内科に行けば良いの?

<前回からの続き>

今回も引き続き、Q&A形式でお書きします。




Q.どんな時に心療内科(精神科)に行けば良いの?




A.以下の場合はまず心療内科(精神科)へ行かれる事をお勧めします

①緊急を要する時

「不眠が続いて、
  このままでは学校や職場に行けなくなってしまう・・・
  すぐにでも睡眠薬が欲しい」


「過呼吸/パニックで救急車で運ばれた・・・
  まずは薬で落ち着きたい」


「大量服薬や飛び降り、首つり等を繰り返してしまう・・・
  今もずっと”死にたい”が止まらなくて、昨日も死のうとした」


「幻聴や妄想がずっと止まらなくて、どうにかなってしまいそう」


「身体が動かずに、頭も全く働かない」


等、
緊急を要する場合は、取り敢えず応急処置として、
心療内科(精神科)へ駈け込まれた方が良いと思います。

※但し、お医者さんの場合は薬をもらいに行かれる等の
 リピートされる患者さんで溢れかえっていますので、
 すぐに予約が取れるところを見つけるまで根気よく探して下さい

※どうしても見つからない場合はご連絡下さい




②対話が不可能な時


カウンセリングは対話をメインに行いますので、

妄想や幻聴/幻視異常なハイテンション異常な抑うつ等で
まともに対話が成り立たない場合は、

まずは心療内科(精神科)へ行かれて、薬で落ち着かせる方が良い
でしょう。




③診断書や手帳が必要な時

休職/休学の為に診断書が必要な場合

手帳や年金が必要な場合は
心療内科(精神科)へ行く必要があります。

※カウンセラーは医師ではありませんので、
 診断等はしてはならないのですが、
 丁寧にお話をお聴きしますので、

「恐らく〇〇に当てはまるのではないか?」
 とか
「もしかしたら、〇〇障害では無いかもしれない」
 といった推測はできます

 尚、お医者さんでは成育歴や病歴等を訊かれる時間がありませんので、
 しばしば「誤診では?」と感じるケースもあります


<次回へ続く>