カウンセリングのQ&A①心の悩みはどこへ相談すれば良いのか?

カウンセリングのQ&A①心の悩みはどこへ相談すれば良いのか?

今回からは、

皆さんがお感じになっておられる
カウンセリングに対する様々な疑問やご不安を、
Q&Aという形でお書きしてゆきたいと思います。

(※依拠する学派やカウンセラーさん個々の考え方によって
 見解が異なるはずですので、私個人の見解となります)






Q.今、心が病みそうなのですが、どこへ相談すれば良いのですか?






A.精神的なお悩みの相談場所としては、下記の候補があります。

①家族や配偶者・恋人・親友・上司等



相談場所を探しておられる方は、
身近に相談する人が居ないと感じられてるか、

相談したけどラチがあかない、といったご事情があると思いますが、

まだ相談してないけれど、相談に乗ってくれそうな人
を思い浮かべてみて、

少し勇気を出せば相談できそうと感じるのであれば、
その人に相談してみるのも良いと思います。






②無料相談(電話・ネット等)



急いでいたり、金銭面の不安や
精神科/心療内科やカウンセリングへ行く事の不安や
敷居の高さを感じていて、

まず「話を聴いてほしい」と思われるのあれば、
公的機関等が運営している無料相談を受けられるのも良いでしょう。






③精神科・心療内科



お医者さんは薬で治療する所ですので、
”自分の悩みや症状は薬で治せる”と感じられるのであれば、
お医者さんに行かれるのも良いでしょう。






④心理カウンセリング



「私の悩みは薬では解決できない」
とか
「薬はなるべく使いたくない」
とお感じになっておられて、

「無料相談で話を聴いてもらうだけでは変わらなかった」
と感じられるのであれば、

悩みや問題/症状を解決してくれるカウンセリングを受けられるのが良い
でしょう。

 

 

カウンセリングのQ&A
②カウンセリングと心療内科の違いは?

 

今回は、

「心療内科(精神科)」「心理カウンセリング」違い

をお書きしたいと思います。






Q.カウンセリングと心療内科の違いは?






A.(基本的に)薬で症状を抑えようとするのが心療内科(精神科)で、

 (主に)対話によって症状や悩みの解消/解決を図るのが
 心理カウンセリングです。

①心療内科(精神科)



心療内科(精神科)は医師が担当しますので、

(1)診察



 (どの病気や障害等に当てはまるか?を知る為に)
 今の症状を数分で訊く





(2)診断



アメリカ精神医学会のDSМ

世界保健機関(WHО)によって承認されたICDといった
国際的な診断基準等を基に診断名をつけてゆく





(3)薬物の選定



その診断に基づいて、
薬物を選定し処方箋とカルテを書く

というのが基本的な流れです。






ご存知無い方は、

「え?悩みを聴いてくれないの?」
とか

「私の話を聴いてもらえなかった」

等と仰る方もいらっしゃいますが、

それはカウンセラーの仕事であって、基本的には医師の仕事ではありません。

医師免許を取得するのに心理カウンセリングの習得は必要ありませんので、

基本的に悩みは聴いてもらえない所が多いと思われた方が良いでしょう。

(中には個人的に心理カウンセリングを勉強されて
患者さんのお悩みに長時間耳を傾けて寄り添われるお医者さん
もいらっしゃいますが)






②心理カウンセリング



心理学を勉強して経験を積んだ
「臨床心理士」「公認心理師(国家資格)が、

クライアントさん(悩みを抱えている方)に寄り添ってお話を聴き、

主に対話によって、お悩みや症状の解決/解消を図ろうとする
のが心理カウンセリングです。

 

 

 

カウンセリングのQ&A
③どんな時に心療内科に行けば良いの?

 

今回も引き続き、Q&A形式でお書きします。






Q.どんな時に心療内科(精神科)に行けば良いの?






A.以下の場合はまず心療内科(精神科)へ行かれる事をお勧めします

①緊急を要する時

「不眠が続いて、
  このままでは学校や職場に行けなくなってしまう・・・
  すぐにでも睡眠薬が欲しい」



「過呼吸/パニックで救急車で運ばれた・・・
  まずは薬で落ち着きたい」



「大量服薬や飛び降り、首つり等を繰り返してしまう・・・
  今もずっと”死にたい”が止まらなくて、昨日も死のうとした」



「幻聴や妄想がずっと止まらなくて、どうにかなってしまいそう」



「身体が動かずに、頭も全く働かない」



等、
緊急を要する場合は、取り敢えず応急処置として、
心療内科(精神科)へ駈け込まれた方が良いと思います。

※但し、お医者さんの場合は薬をもらいに行かれる等の
 リピートされる患者さんで溢れかえっていますので、
 すぐに予約が取れるところを見つけるまで根気よく探して下さい

※どうしても見つからない場合はご連絡下さい






②対話が不可能な時



カウンセリングは対話をメインに行いますので、

妄想や幻聴/幻視異常なハイテンション異常な抑うつ等で
まともに対話が成り立たない場合は、

まずは心療内科(精神科)へ行かれて、薬で落ち着かせる方が良い
でしょう。






③診断書や手帳が必要な時

休職/休学の為に診断書が必要な場合

手帳や年金が必要な場合は
心療内科(精神科)へ行く必要があります。

※カウンセラーは医師ではありませんので、
 診断等はしてはならないのですが、
 丁寧にお話をお聴きしますので、

「恐らく〇〇に当てはまるのではないか?」
 とか
「もしかしたら、〇〇障害では無いかもしれない」
 といった推測はできます

 尚、お医者さんでは成育歴や病歴等を訊かれる時間がありませんので、
 しばしば「誤診では?」と感じるケースもあります

 

 

カウンセリングのQ&A
④どんな時にカウンセリングを受けたら良いのか?

 

今回も引き続き、Q&A形式でお書きします。






Q.どんな時にカウンセリングを受けたら良いの?






A.以下の場合はカウンセリングを受けられる事をお勧めします






①なるべく薬に頼らずに悩みや症状を解決/解消したい場合

例えば、

・妊娠中や授乳中の方



・薬物治療に抵抗がある方



・薬物へのアレルギーを持っている



等は
まずカウンセリングを受けられる方が良いと思います、






②薬では解消不能な悩みの場合

例えば、

・夫婦/親子/恋人/職場等の人間関係の悩み



・仕事や進路等の自身の人生にまつわる悩み



・自身の性格に関する悩み



等の、
薬では解消不能と考えられるお悩み
カウンセリングを受けられる事の方が適正な判断だと思います。






③薬で症状を抑えるだけではなく、根本的な解決が必要と感じる場合

例えば、

・不安が次から次へと襲って来て抗不安薬では追いつかない場合



・会社を休職して抗うつ薬を服用しても、
 ”根本的な問題”が変わらない限りはうつからは脱せないのでは?
 と感じる場合



・安定剤でその場を鎮めようとしても、
 相変わらず根本のトラウマは解消せずにフラッシュバックが起きてしまう



・薬では改善ぜず「自分の考え方や性格を変えないと無理かな?」
 と感じた場合



等は、
カウンセリングを受けられる事をお勧めします。






④本人が医者やカウンセリングへ行けない場合

例えば、

・我が子が苦しんで学校を休んでいるけど、
 医者やカウンセリングは行きたくないと言ってる



・夫が自己愛性人格障害?かアスペルガー?でモラハラされて悩んでいる。
 夫を医療機関に連れて行きたいが夫は聞く耳を持たない



等の場合は、
本人が来られなくても、子供の親御さんや
モラハラを受けている奥さんがカウンセリングにお越しになる事によって

接し方や捉え方を変えたりするアドバイスをご提示し、
双方の関係性が良くなったり、相手の”問題行動”の解消に繋がる事も多い
ですので、

そういった場合はカウンセリングをお勧めします。

 

 

カウンセリングのQ&A
⑤カウンセリングは話を聴くだけ?

 

今回も引き続き、Q&A形式でお書きします。






Q.カウンセリングは話を聴くだけ?






A.カウンセラーの依拠する学派によって異なります






そもそも、現在の様な形での”カウンセリング”の礎を築いたのは
アメリカの臨床心理学者であったカール・ロジャーズです。

彼のカウンセリングでは、

相手の話を”傾聴”し、
相手の気持ちや考え方に共感し相手を肯定的に受容する、

という事に主眼が置かれていました。



彼のカウンセリングが日本に”輸入”されて以来、
カウンセリング=傾聴と言われる位に大きな影響を与え続けています。



心理カウンセリングを志す人にとっては、ロジャーズの学派は基本であり、

大学でロジャーズ学派の先生に師事してきた心理士、心理師も多い
と思いますので、

日本では今も多くのカウンセラーは傾聴メインになっていると思います。



ここからは私の考えですが、

ロジャーズの「傾聴」
そして
彼のカウンセリングにおける3原則である
「共感的理解」(相手への)無条件の肯定的関心」「自己一致」

時代や学派を超えて、今もカウンセリングにおいては必須のもの
だと思います。

何故なら、

彼がやろうとしていた事は、
「ポリヴェーガル理論」で言う所の
社会的関わりの機能を持つ「腹側迷走神経系」に働きかけ

過度の防衛反応によって症状や障害をもたらす「交感神経系」や
「背側迷走神経系」の制御機能を取り戻す事を目的としていた、

と言えるのではないか?と思います。



※「愛着理論」の観点からは、
 カウンセラー自らがクライアントの”安全基地”となって
 クラインとの感情の”相互調整”を図り、

 クライアントが本来持っている自身の望む人生を生きる(探索行動)力を
 取り戻す事を主眼にしているとも言えるでしょう



ところが、

「カウンセリングで、話を聴いてもらうだけでは何も変わらなかった」
という方も多いのも事実です。



それは一体なぜなのでしょうか?

次回は私が考えるその原因をお書きしたいと思います。

 

 

カウンセリングのQ&A
⑥話を聴いてもらっても変わらないのは何故?

 

今回も引き続き、Q&A形式でお書きします。






Q.カウンセリングで話を聴いてもらったのに変わらなかったのは何故?






A.話を聴くだけでは解消できない悩みや症状もあります






前回お書きした様に、

カウンセリングの基本傾聴共感肯定等を通じて、
カウンセラーがクライアントさんの安全基地となって
感情などの相互調整を行い、

クライアントさんが自分の望む人生を再び歩む(探索行動に移る)
様に後押しをする事だと思います。



ところが、そうは行かないケースもあるでしょう。



私は、そういった「話を聴くだけでは前へ進めない」ケースには
以下の原因があるのでは?と考えております。






<話を聴くだけでは改善しない場合の原因>






①自己調整能力が育っていない場合

例えば、
幼い頃の母親等、養育者との間で
「安定型の愛着」が形成されていなかった場合は、

心の安全基地を持てずに
感情(⇒思考⇒行動)の相互調整がなされていなかったはずです。

相互調整を経ないと中々身につかないであろう
感情(⇒思考⇒行動)を自己調整する力
即ち自分で自分の機嫌を取る事が難しくなるでしょう。



そうなると、
「話を聴いてもらった時はすっきりしたけど、
 家に帰るとまた不安に襲われ続ける」等といった事が起きるでしょうから、

「カウンセリングを受けても結局何も変わらない」等と、
通うのをやめるか、
逆にカウンセラーに依存してしまう人もいらっしゃると思います。



そういった場合は、
クライアントさんが「自己調整能力」を身につける為のお手伝いが必要
だと思います。






②自己調整能力はあるが、耐性領域が狭い

ある程度感情(⇒思考⇒行動)の自己調整能力は持っていても、

例えば過度の敏感さ等から、すぐに耐性領域を超えて「過覚醒」となり、
パニックや不安、怒り等の感情に呑み込まれてしまう(交感神経系が
制御不可になる)

或いは
「低覚醒」になり、部屋に引きこもってしまったり、身体が動かなくなる
(背側迷走系が制御不可になる)等の場合も、

話を聴いてもらうだけでは
”カウンセリングを受けたその場だけ”の安心・安全に終わってしまう
でしょう。



そういった場合は、
クライアントさんの”耐性領域”を拡げ
すぐに過覚醒や低覚醒に陥らない様なお手伝いが必要だと思います。






③耐性領域を超えてしまうトラウマ等を抱えている

トラウマ(単回性、 複雑性)を抱えている方は、
普段は感情(⇒思考⇒行動)の自己調整能力を発揮できていても、

例えばトラウマのフラッシュバック等が起きると、
耐性領域を超えて「過覚醒」となり、

パニックや解離、恐怖、自責、無力感、恥、怒り等の感情に
呑み込まれてしまう(交感神経系が制御不可になる)

或いは
「低覚醒」になり、部屋に引きこもってしまったり、身体が動かなくなる
(背側迷走系が制御不可になる)等の場合も、

”カウンセリングを受けたその場だけ”の安心・安全に終わってしまう
でしょう。



そういった場合は、
クライアントさんのトラウマをケアしながら、
感情(⇒思考⇒行動)の自己調整能力を高めて”耐性領域”を拡げ
トラウマによる過覚醒や低覚醒に呑み込まれない様になる為のお手伝い
が必要だと思います。

 

 

カウンセリングのQ&A
⑦お宅ではどんなカウンセリングをするの?

 

今回も引き続き、Q&A形式でお書きします。






Q.お宅ではどんなカウンセリングをするの?






A.お悩みや症状の根本原因を割り出し、
  その解決策をご提示してゆきます






①今のお悩みや症状をお聴きする

初めてカウンセリングをご利用なさる方は、
多くの場合はきっかけとなる出来事があって、勇気を出していらっしゃった
筈です。



ですから、
まずは今一番お困りになっていらっしゃる事を把握します。

例:

「昨日また彼氏が私のLINEを無視したので、彼氏にキレてしまい、
 過呼吸になった・・・
 彼の事がすきなのに、そんな自分が情けないです」






②その原因を確かめてゆく

原因としては、

(1)「環境因」

(2)「人間関係における相互作用」

(3)「個人の(先天的な)特性」

(4)「個人の(後天的)な性格」

等が予想されます。



そして
それらがどのくらいの割合で、今のお悩みや症状に関係しているのか?
を掌握する為に、

「症状や悩みがマシだった時」をお聴きします
           <主に(1),(2)の特定>



更には
症歴や成育歴、家族歴、幼い頃のエピソード等をお聴きします
           <主に(3),(4)の特定>




例:



(CO.=カウンセラーCL.=クライアントさん)

CO.「同じような状況で、彼氏にキレなかった時はどんな時でしたか?」



CL.「仕事が忙しくなくて、友人とよく旅行に行けてた時にはマシでした」



CO.「前の彼氏との間でも同じ事が起きてましたか?」



CL.「はい・・・
  でも、そう言えば大学生の時の最初の彼氏の時はそうならなかったです」



CO.「それは何故なのでしょうか?」



CL.「多分、会う時にはいつもサプライズ的に楽しませてくれたから
   かな・・・?」



CO.「子供の頃どうでしたか?」



CL.「私は甘えたさんで、ママが忙しくて相手してくれない時は
   物凄く淋しくなって、よくママにキレてた記憶があります・・・」

等々。






③傾聴によって得られた情報を基に仮説を立ててゆく



例えば、
上の「②」の「例」から原因の仮説を立てると、

・このクライアントさんの場合は、持って生まれて不快刺激に敏感で、
 寂しさや不安を強く感じ易い



・だから子供時代は依存的だったが、
 自分の感情の自己調整の部分が不十分ではないか?



・そこから来る不安定さを安定させる方向性としては、
 「快刺激を満たす事」が大きなウエイトを占めてそう






④仮説を確かめる質問をしてゆく



この質問によって、仮説を検証してゆきます。
(※省略します)






⑤仮説に基づいて解決策を提示する



例えば、
上の例のクライアントさんなら、

・不安定さは自分のせいではなく、遺伝的なものだと納得頂いて、
 自己否定される事を避ける



・感情の自己調整の方法を具体的にお教えする



・心を安定させる為に、
 今できる快刺激のバリエーションを考えて頂き、実行して頂く

等々。






これはあくまでも一例にしか過ぎません。

例えば、
恋人や我が子等との人間関係の悩みの中には、
うまく行かないコミュニケーションのパターンが繰り返されてる場合
もあります。

そういった場合はその原因を特定し、
解決策へ導くために相手の言動の捉え方を変えるお手伝い(リフレーミング
と言います)を差し上げ、

クライアントさんサイドからのコミュニケーションのパターンを変える事で、
お二人の間に生じている”問題や症状”(子供の不登校や家庭内暴力等も含めて)
を解消するお手伝いも可能です。



※ですから、1回~3回という超短期で
 お悩みや症状が解決・解消される方が多いです

※詳しくはお問合せ下さい

 

 

カウンセリングのQ&A
⑧何回くらい通えばいいの?

 

今回も引き続き、Q&A形式でお書きします。






Q.カウンセリングのQ&A⑧何回くらい通えばいいの?






A.学派やお悩みの内容、クライアントさんの性格/個性
  によって異なります






①学派による違い



例えば、

認知行動療法であれば、ある程度の流れが決まっていますので、
早くても数回~で、数十回かかるケースもあります。



傾聴メインの一般的なカウンセリングでは、
初回はインテークと言って、ヒヤリングに費やされますので、
こちらも早くても数回~となるでしょう。



比較的短期間での終結を目指すブリーフセラピー(短期療法)でも、
1回で終結するケースよりも複数回かかるケースの方が多いでしょう。






私の場合は、

初回でお悩みや症状の根本原因を割り出し、
具体的な解決策をご提示してゆきますので、

1回で終結するケースも多く
3回以上通われる方は少ないです。

(私自身がクライアントならば、決して安く無い費用で、
 何度も通う事は金銭的にも精神的にも避けたいからです)






②お悩みの内容による違い

例えば、

抑うつが酷く、カウンセリングに取り組む意欲が少ない(低覚醒)状態、

複雑性PTSDやパーソナリティ障害、躁、等によって過覚醒に陥っていて、
カウンセリングに取り組める程の落ち着きが保てない、

等の時は、
まずは感情調整(適正な覚醒状態に戻す)から始める必要がありますので、
1回では終わらない場合もあります



また、

「夫のモラハラに困って相談に来られた奥様」、

「子供の不登校でお困りになって来られたお母さま」

等、
来られていない相手に働きかける場合も、

最初にご提示した解決策が功を奏しない場合は、
「次の手」を考えないといけませんので、
同様に1回では終わらないケースもあります






③クライアントさんの性格/個性による違い



クライアントさんがご自分の物事の捉え方や考えへのこだわりが
非常に強い場合、

或いは、
以前お書きした

「自己調整能力が育っていない場合」

「自己調整能力はあるが、耐性領域が狭い場合」

「耐性領域を超えてしまうトラウマ等を抱えている場合」

等も1回では終わらないケースもあります

 

 

 

カウンセリングのQ&A
⑨本人が行けない場合は?

 

今回も引き続き、Q&A形式でお書きします。






Q.カウンセリングのQ&A⑨本人が行けない場合は?






A.代わりの方がお越し頂ければ大丈夫です






以前にもお書きしましたが、

例えば

「モラハラ夫に困っておられる奥さん」

「子供の不登校に困っておられるお母さん」

等の場合は、

”問題である”とみなされるモラハラするご主人や、
不登校状態のお子さんは必ずしもお越しになる必要はありません。



お医者さんでは、
「モラハラをする夫」や「不登校の子供」を問題とみなし、
問題がある人が来ないと薬の出しようがありませんが、

心理学では人間関係の相互作用の中で、
”問題”を維持するパターンが存在すると考えます。



それ故、
そのパターンを変えてゆけば、問題の解消に繋がると考えられます。

ところが
モラハラするご主人や不登校状態のお子さんは、
”困っていない”事が多いです。



そして本人が困っていなければ
「パターンを変えよう!」というったモチベーションが生じません。



ですから、
困っている人(=変化へのモチベーションが高い人)にお越し頂き、
問題解消に向かうパターンの変更にご協力頂く訳です。



※無理やり連れて来られると、
 ”パターンを変える作戦”がお伝えしにくかったり、もめたり、
 等逆効果になる場合もあります

 

 

 

カウンセリングのQ&A
➉保険は効くの?割引は?

 

今回も引き続き、Q&A形式でお書きします。






Q.カウンセリングのQ&A➉保険は効くの?割引は?






A.カウンセリングは原則保険は効きません






保険は、医師による医療行為にのみ適用されるものですので、
基本的にはカウンセリングは保険は効きません。



例外的に医師(と訓練を積んで医師の指示を受けた看護師)が行う
認知行動療法は、2010年から保険適用されるようになりました。



ただ、
これには下記の様な色々な問題がある様です。



・認知行動療法の保険適用範囲の問題

 (恐らくエビデンスの問題から)全ての疾病に適用されている訳ではなく、

 「うつ病等の気分障害」

 「強迫性障害」

 「社交不安障害」

 「パニック障害

 「心的外傷後ストレス障害」

 「神経性過食症」

限定されています。



・認知行動療法は即効性が無く、時間がかかる
 
 1回につき、30分~で16回行わないと診療報酬が得られない。



・病院側にメリットが少なく、赤字経営に陥る可能性も出て来る

例えば、
診療時間5分で患者さんから受け取るお金
+診療報酬(皆さんが納めている健康保険料から病院側に入るお金)
と、
認知行動療法で30分かけて病院側が得るお金が同じだとすれば、

通常の薬物治療の「六分の一」の売り上げになってしまい、
これをメインに行っていると赤字になるでしょう。



こういった事からも
現状は保険適用のカウンセリング(認知行動療法)を行っている病院は
非常に少ないです。



うちのルームの場合は

初回90分で¥8,000

しかも
平日なら学生・専業主婦・シングルマザー・無職・
障碍者手帳をお持ちの方、年金受給者・生活保護受給者の方々は
2割引き(¥6,400)させて頂いております。

しかも
多くの方は1回~3回でよくなられますので、
一度ご検討頂ければと思います。

 

 

カウンセリングのQ&A
⑪何故カウンセリングの料金は高いの?

 

今回も引き続き、Q&A形式でお書きします。






Q.カウンセリングのQ&A⑪何故カウンセリングの料金は高いの?






A.保険適用されていない等の理由からです






前回お書きしました様に、

心理カウンセリングの場合は医療行為ではありませんので、
保険適用されない=診療報酬が頂けません。

例えば、
心療内科で診療時間5分で診療費で¥1,500支払ったとすると
(薬代を考えないとして3割負担で計算すると、
¥3,500は”診療報酬”として皆さんが支払った保険料から病院側に入るので)

5分で¥5,000の売り上げが立つ訳です。
(言ってみれば、時給¥60,000です)



一方、
心理カウンセリングは、当然診療報酬がありません



でも、
プロとして行っている限りは、

自分や家族の生活費、
ルームに纏わる家賃や光熱費、電話代、
更には研修費や図書費等の出費が必要になってきます。



私の場合は、
カウンセリングで儲けようというよりも、
「いかにクライアントさんの負担を減らせるか?」を考えて、

家賃の安い(ボロイ(笑))ルームであったり、経費を極力減らす事を
念頭に置いております。
(因みにホームページも自作です)

ですから、
比較的低料金で、しかも割引き制度を設けたり、
1回~3回といった、なるべく超短期での解決に重きを置いております。

それでも、
現実問題「食べて行かないといけない」ですし、
「ルームが無くなったら困られるクライアントさん」の為にも、
ギリギリ赤字にならないくらいの料金設定をさせて頂いております。

 

 

カウンセリングのQ&A
⑫外出できないのですが・・・

 

今回も引き続き、Q&A形式でお書きします。






Q.カウンセリングのQ&A⑫外出できないのですが・・・






A.電話やスカイプ、出張カウンセリングも行っております






外出できない状態でいらっしゃる場合は、

電話カウンセリング、スカイプカウンセリングも承っております。

(※学生・無職・専業主婦・シングルマザー・年金受給者の方等は
  平日2割引)



また、
”どうしても対面でないと”、と仰る場合は「出張カウンセリング」
行っております。(※地域限定)



電話やスカイプでのカウンセリングの場合は
対面と比べて効果が少なくなるのでは?
とご心配される方もいらっしゃると思います。

確かに対面と比べて、
クライアントさんの雰囲気や表情、筋肉、動きなどの微妙な変化
といった情報は対面に比べて得られる量が減りますので、
少しやりにくい部分もあります。

ただ、
「1回~3回までで、何とか楽になって頂く」という信念は変わりませんし、
実際、
殆どの方が対面と同様に超短期で効果を口にされておられますので、
ご安心下さい。

 

<次回へ続く>

 

プロフィール

のぶさわ 正明
のぶさわ 正明心理カウンセラー・自己実現コーチ
・公認心理師
・全国WEBカウンセリング協会認定
  心理療法カウンセラー
  不登校児対応アドバイザー
・矢野惣一「心の専門家養成講座」卒業
NLP、催眠療法、ゲシュタルト療法、解決志向ブリーフセラピー、フォーカシング、認知行動療法ナラティブセラピー、インナーチャイルド癒し、トラウマ療法、家族療法(システムズアプローチ)等とその統合を習得する(TVの解決ナイナイアンサーでお馴染みの「性格リフォームの匠(達人)」心屋仁乃助さん、「アネゴ系セラピスト」大鶴和江さんは矢野講座の先輩です)
・Gakken「学研の家庭教師」不登校事業室の外部相談カウンセラー
・WEBカウンセリングルーム「みらい」カウンセラー
・日本フォーカシング協会会員
・国際ブリーフセラピー協会(旧:日本ブリーフセラピー協会)会員

2012年2月開業。2025年時点で4,000名超のお客様のご相談をさせて頂きました。