カウンセリングで大切なポイント①安心・安全

カウンセリングで大切なポイント①安心・安全

<前回からの続き>

今回から、

カウンセラーを目指す方(心理士や心理師等)

既に臨床の現場に立っておられるカウンセラーさんや対人援助職の方
に向けて、

私が考える「カウンセリングで大切な10のポイント」について、
一つ一つ詳しくをお書きしてゆきたいと思います。






<カウンセリング゙で大切なポイント①安心・安全>

カウンセリングにお越しの方の大半は、
「(不快)刺激に対する過敏さ」を持っていらっしゃる場合が殆ど
だといった印象があります。



そうなると、
ちょっとした事が気になって、
すぐに不安になったり、混乱したり、傷ついたりするでしょう。



またそれが為に、
子供時代の家庭環境が被虐待的、ネグレクト的な所謂”機能不全家族”
で育った訳では無くとも、心の安全基地が得られていない場合が多い
と感じます。



ボウルビィ博士等による「愛着理論」でも、

「心の安全基地」が得られて初めて
「今の悩みや症状を一緒に解消して行こう」
といった探索行動”に移れると考えられています。



更には、
ポージェス博士の「ポリヴェーガル理論」においても、

健康や成長、回復・心身の治癒を促進する(有髄の)迷走神経の回路も
「安全である」と感じている時のみ発動する、
とされています。

それ故、
まず最初に我々カウンセラーが心がける事は

クライアント(来談者※以下「CL」)さんに「安心・安全」を与え、
カウンセラー側が「安全基地」となる事だと思います。



具体的には、

「笑顔」、「比較的高音域のリズミカルな声」、「柔らかい雰囲気」
等を意識しながら、

ラポールやリレーションを築いたり、
(家族療法なら)ジョイニングしてゆく事が必要でしょう。



※ロジャーズの3原則である
 「共感的理解」「無条件の肯定的関心」「自己一致」は
 特にカウンセラーがCLさんの「安全基地」となる為に、
 必須の事柄だと思います

<次回へ続く>

プロフィール

のぶさわ 正明
のぶさわ 正明心理カウンセラー・自己実現コーチ
・公認心理師
・全国WEBカウンセリング協会認定
  心理療法カウンセラー
  不登校児対応アドバイザー
・矢野惣一「心の専門家養成講座」卒業
NLP、催眠療法、ゲシュタルト療法、解決志向ブリーフセラピー、フォーカシング、認知行動療法ナラティブセラピー、インナーチャイルド癒し、トラウマ療法、家族療法(システムズアプローチ)等とその統合を習得する(TVの解決ナイナイアンサーでお馴染みの「性格リフォームの匠(達人)」心屋仁乃助さん、「アネゴ系セラピスト」大鶴和江さんは矢野講座の先輩です)
・Gakken「学研の家庭教師」不登校事業室の外部相談カウンセラー
・WEBカウンセリングルーム「みらい」カウンセラー
・日本フォーカシング協会会員
・国際ブリーフセラピー協会(旧:日本ブリーフセラピー協会)会員

2012年2月開業。2025年時点で4,000名超のお客様のご相談をさせて頂きました。