カウンセリングで大切なポイント⑤”根本原因”の妥当性を確認
カウンセリングで大切なポイント⑤”根本原因”の妥当性を確認
<前回からの続き>
<カウンセリングで大切なポイント⑤”根本原因”の妥当性を確認>
前回の例の様にお悩みや症状の”根本原因”(と思しきもの)を
掘り下げて行ったら、
その”想像”の妥当性を知る為に、その想像を踏まえての成育歴や家族歴、
症歴、等をお聴きしてゆきます。
但し、
「トラウマ」が無意識下に抑圧されている場合
や
発達性トラウマ等の場合は、
抵抗架橋法やホログラフィートークでも、介入が難しくなります。
そういった場合は、
「ポリヴェーガル理論」に基づいて、
「何故、腹側迷走神経が働かないのか?」を考えてみましょう。
”腹側迷走神経系”は
健康や成長、回復・心身の治癒や社会的交流を促進すると考えられています。
そして、
不動・凍り付き反応をもたらす”背側迷走神経系”
や
闘争・逃走反応をもたらす”交感神経系”といった防衛反応を司る神経系
が働いている時は、
”腹側迷走神経系”は抑制されてしまい、
結果として心身の治癒や社会的交流が妨げられてしまいます。
この理論に基づけば、
カウンセリングにお越しになる殆どのクライアントさんは
慢性的に防衛反応が働いている為に、”腹側迷走神経系”が抑制され、
心身の治癒や社会的交流が妨げられていると考えられます。
だとすれば、
「何を脅威とみなしているのか?」
とか
「何故それを脅威と感じているのか?」
といった、
防衛反応の歴史や内容に纏わるエピソードをお聴きすると同時に
敏感さの対象・方向性・強度等もアセスメントしてゆき、
”仮説”の妥当性を確認してゆきます。
プロフィール

- 心理カウンセラー・自己実現コーチ
- ・公認心理師
・全国WEBカウンセリング協会認定
心理療法カウンセラー
不登校児対応アドバイザー
・矢野惣一「心の専門家養成講座」卒業
NLP、催眠療法、ゲシュタルト療法、解決志向ブリーフセラピー、フォーカシング、認知行動療法ナラティブセラピー、インナーチャイルド癒し、トラウマ療法、家族療法(システムズアプローチ)等とその統合を習得する(TVの解決ナイナイアンサーでお馴染みの「性格リフォームの匠(達人)」心屋仁乃助さん、「アネゴ系セラピスト」大鶴和江さんは矢野講座の先輩です)
・Gakken「学研の家庭教師」不登校事業室の外部相談カウンセラー
・WEBカウンセリングルーム「みらい」カウンセラー
・日本フォーカシング協会会員
・国際ブリーフセラピー協会(旧:日本ブリーフセラピー協会)会員
2012年2月開業。2025年時点で4,000名超のお客様のご相談をさせて頂きました。
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