人間関係の悩み⑤相手との適切な距離感
人間関係の悩み⑤相手との適切な距離感
<前回からの続き>
前回までの方法を参考にして頂き、
「協働調性」、「自己調整」の力を身につけて
意識の向け先を変えて「相手を評価する事」に慣れてくれば、
相手との適切な距離感を保つ事を目指しましょう。
<相手との適切な距離感を保つ>
①相手に意識を向けて相手を評価してゆく
「私がこの人の事をどう見ているか?どう思うか?」
「この人の良い所は?ダメな所は?」
「この人の好きな所は?嫌いな所は?」
というように、
自分が相手を評価する側に廻る事を意識しましょう。
②相手への評価に基づいて距離の取り方を変える
例えば、
(1)「友達のA子は一緒に居て楽しい所は好きだけど、
噂好きで、彼女に言った事がすぐに皆に伝わってしまう所は嫌だ!」
⇒
「一緒に居て楽しい場なら参加するけど、
職場の話やプライベートな悩みなどの話題は避けよう!」
(2)「職場のBさんは、仕事はできるけど、
趣味・嗜好は私と合いそうにない」
⇒
「仕事の事は教えてもらうけど、
ランチや終業後に誘われても、体よく断ろう!」
(3)「クラスのC子は性格が悪いけど、取り巻きが多い一軍の子で
敵に廻すと厄介だけど、褒められるのが好きな性格だ」
⇒
「笑顔でお早うと言ってあげた後は、こちらから近づかない様にしよう。
でももし話し掛けてきたら、ひと言誉め言葉を添えてやって、
適当に合わせておこう!」
等々。
次回からは、
「相手との境界線を引く」についてお書きしてゆきたいと思います。
<次回へ続く>