我慢する事について⑦我慢し過ぎて苦しんでる人(3)

我慢する事について⑦我慢し過ぎて苦しんでる人(3)

<前回からの続き>

今回は、

前々回分類したタイプの「(3)」
元々我慢が苦手な人が対象を見失った為に我慢して苦しんでいる場合
についてお書きしたいと思います。







(3)元々我慢が苦手な人が対象を見失った場合
         (興味の対象や交流する相手の喪失)

以前からお書きしております様に、
「我慢が苦手な人」は、ストレス等の不快刺激に対して、

「快刺激へ意識をシフトさせる」

「他人との交流を利用する」
で、
心を安定させてゆく傾向が強いと考えております。



そして、
不快と真正面から向き合い、それを取り除いてゆく、
という傾向は少ないとも考えております。

つまり我慢してコツコツ努力する事は苦手な筈です。



ただ、
そういった性格傾向の人でも我慢できる場合があります。



例えば、

「満員電車や渋滞、上司のモラハラ」
 ⇒「酷い目に遭った事を彼氏に愚痴ろう」



「仕事のミス」
 ⇒「親友に慰めてもらおう」



「面白くも無い仕事だけど、あと2日我慢すれば連休になって、
 みんなで大好きなスノボへ行ける!」



「今月も1ヶ月間営業を頑張れば、
 また上司から褒められて給料も上がるぞ!」



「どうしてもあの大学に行きたい!入試まであと半年だから、
 半年だけ我慢して猛勉強するか!」

等々。



つまり、

我慢の後すぐ(そう遠くない未来)
他人との交流で共感や慰め、励ましが得られる場合
や、
我慢する不快を上回る快刺激が待っている時
には(短期・中期の)我慢ができる訳です。



ところが、

何らかの事情で、交流する相手を失った場合

自分にとっての快刺激(目標や興味の対象)を見失った場合
は途端に我慢が効かなくなるでしょう。



それでも生きていかないといけないので、

我慢する事から逃れらず、行き詰まるでしょう。



ですから、そういうタイプの方は、

”無理に我慢する”以前に
「交流する相手」や「目標や興味」を取り戻す事
が先決だと思います。

<次回へ続く>

プロフィール

のぶさわ 正明
のぶさわ 正明心理カウンセラー・自己実現コーチ
・公認心理師
・全国WEBカウンセリング協会認定
  心理療法カウンセラー
  不登校児対応アドバイザー
・矢野惣一「心の専門家養成講座」卒業
NLP、催眠療法、ゲシュタルト療法、解決志向ブリーフセラピー、フォーカシング、認知行動療法ナラティブセラピー、インナーチャイルド癒し、トラウマ療法、家族療法(システムズアプローチ)等とその統合を習得する(TVの解決ナイナイアンサーでお馴染みの「性格リフォームの匠(達人)」心屋仁乃助さん、「アネゴ系セラピスト」大鶴和江さんは矢野講座の先輩です)
・Gakken「学研の家庭教師」不登校事業室の外部相談カウンセラー
・WEBカウンセリングルーム「みらい」カウンセラー
・日本フォーカシング協会会員
・国際ブリーフセラピー協会(旧:日本ブリーフセラピー協会)会員

2012年2月開業。2025年時点で4,000名超のお客様のご相談をさせて頂きました。