我慢する事について⑧何故我慢できない人が増えてるのか?(1)

我慢する事について⑧何故我慢できない人が増えてるのか?(1)

<前回からの続き>

「通り魔や猟奇的事件」



「他人にすぐキレてしまう人」



「闇バイト等、あとさきを考えずに目先の報酬を求める人」



「気にくわない事があると、すぐに仕事を辞める人」



・・・こういった、
所謂「我慢ができない人」が増えてきている様に感じます。



統計を取った訳ではありませんが、
もしそうならそれは何故なのでしょうか?



私なりにその原因を考えてみたいと思います。






<我慢できない人が増えている原因>

①他人との関係性が希薄

 

②情報過多

 

③刹那主義



私は、
主にこの3つが原因で我慢できない人が増えているのでは?
と考えます。



今回はまず
「①」についてお書きしたいと思います。






①他人との関係性が希薄

現代社会においては、
少子化・核家族化が進み、家族内での関係性も変化してきている筈です。



例えば、

母子関係のみが濃密になり、
それ以外の他者は興味の対象外になったり、
「得体の知れないもの」になってしまう事もあるでしょう。



誰かに話を聞いてもらったり慰めや励ましを求める
「他人との交流で心を安定させる傾向」が強い人も、

母親や恋人、ごく少数の親友だけに依存してしまう事が増えてきている
のではないでしょうか?



ところが、
それも叶わない人は2次元”推し”動物ネットやゲーム動画
での”繋がり”で事足りる様になるでしょう。



但し、
そうした一方通行であったり、希薄な関係性の中では、
心を安定させる様な相互的な交流は起きにくいでしょう。

そうなると常に心は不安定で、
感情の爆発を我慢(協働調整・自己調整)する事は難しくなるでしょう。



それに加えて、

巷にあふれる他者への恐怖や不信をあおるマスコミやネットの
偏向した報道や情報によって、

「自分(や母親、恋人、親友)以外は、
 いつ攻撃をしかけてくるかわからない得体の知れない存在」
といった認識が深まるでしょう。



そしてそれが他者への防衛反応を強化し、

他者にキレる事を我慢できなくなったり、
最悪の場合には他者を傷つけるといった行動化をもたらすのでは?
と考えます。



私は、
この様な事が起きている背景には、
資本主義社会が煮詰まって来た結果の「自分さえ良ければ」
の思考の蔓延と、

最早農耕民族や会社人間になる必要が無い(他者との協調や協力は不要)
「個」の時代という社会構造が影響しているのでは?
と考えています。






次回は
「②」の情報過多についてお書きしたいと思います。

<次回へ続く>

プロフィール

のぶさわ 正明
のぶさわ 正明心理カウンセラー・自己実現コーチ
・公認心理師
・全国WEBカウンセリング協会認定
  心理療法カウンセラー
  不登校児対応アドバイザー
・矢野惣一「心の専門家養成講座」卒業
NLP、催眠療法、ゲシュタルト療法、解決志向ブリーフセラピー、フォーカシング、認知行動療法ナラティブセラピー、インナーチャイルド癒し、トラウマ療法、家族療法(システムズアプローチ)等とその統合を習得する(TVの解決ナイナイアンサーでお馴染みの「性格リフォームの匠(達人)」心屋仁乃助さん、「アネゴ系セラピスト」大鶴和江さんは矢野講座の先輩です)
・Gakken「学研の家庭教師」不登校事業室の外部相談カウンセラー
・WEBカウンセリングルーム「みらい」カウンセラー
・日本フォーカシング協会会員
・国際ブリーフセラピー協会(旧:日本ブリーフセラピー協会)会員

2012年2月開業。2025年時点で4,000名超のお客様のご相談をさせて頂きました。