メンタルの疾患に共通しているもの

メンタルの疾患に共通しているもの

<前回からの続き>

前回お書きした様に、

私は、ほぼすべてのメンタルの疾患には共通の原因がある
と考えています。



だとすれば、
その原因とは一体何なのでしょうか?



脳神経内科医の田中伸明先生は、
「全ての精神症状やそれに纏わる身体症状を”扁桃体症候群”
 だとみなして治療に当たっている」
と仰っておられます。



つまり先生は、
(発達障害等も含めて)全てのメンタル疾患には
扁桃体の過剰反応が絡んでおり、

「戦う/逃げる/凍り付く」といった所謂防衛反応によってもたらされる
とお考えになられています。



私は、このお考えに激しく同意します。



私はずっと臨床の現場に携わってきて、以前から
「メンタル疾患の共通項は(扁桃体が関与している)防衛反応に違いない」
と感じてきました



例えば、

「ASD(自閉スペクトラム症)とADHDの併発」とは、
扁桃体が関与する”脅威”に対する防衛反応のパターンが
「逃げる/避ける」方向へ向かうという点では同じ物で、

”避け方の違い”として、

「刺激が無い方へ逃げる=ASD」、

「刺激がある方へ逃げる=ADHD」、

と考えています。



※ASDのお子さんが時に家庭で暴れたり、
 ADHDの人が時に感情を爆発させるのは
 防衛反応である「戦う」という方向へ向かった時でしょう






次回は、
防衛反応の種類によってメンタル疾患を分類して、
原因を探ってみたいと思います。

 

<次回へ続く>

プロフィール

のぶさわ 正明
のぶさわ 正明心理カウンセラー・自己実現コーチ
・公認心理師
・全国WEBカウンセリング協会認定
  心理療法カウンセラー
  不登校児対応アドバイザー
・矢野惣一「心の専門家養成講座」卒業
NLP、催眠療法、ゲシュタルト療法、解決志向ブリーフセラピー、フォーカシング、認知行動療法ナラティブセラピー、インナーチャイルド癒し、トラウマ療法、家族療法(システムズアプローチ)等とその統合を習得する(TVの解決ナイナイアンサーでお馴染みの「性格リフォームの匠(達人)」心屋仁乃助さん、「アネゴ系セラピスト」大鶴和江さんは矢野講座の先輩です)
・Gakken「学研の家庭教師」不登校事業室の外部相談カウンセラー
・WEBカウンセリングルーム「みらい」カウンセラー
・日本フォーカシング協会会員
・国際ブリーフセラピー協会(旧:日本ブリーフセラピー協会)会員

2012年2月開業。2025年時点で4,000名超のお客様のご相談をさせて頂きました。