多重人格障害(解離性同一症)の治療法②医師の薬物治療等

多重人格障害(解離性同一症)の治療法②医師の薬物治療等

<前回からの続き>

 

前回までは、

多重人格障害(解離性同一症)に苦しむ人たちを、
カウンセリングによって寛解・治癒へと導くやり方
(あくまで一つの方法です)
を詳述してきましたが、

今回は
医師による薬物治療についてお書きしたいと思います。

 

<多重人格障害(解離性同一症)の治療法
 ②医師の薬物治療>

解離症状そのものに直接的に効く薬はありませんが、

多重人格障害(解離性同一症)には、
うつ病、不安障害、PTSD、
パニック障害、パーソナリティ障害
の所謂二次障害が併存する事が多いです。

薬物療法は、
主にこれらの二次的な症状を緩和するために用いられます。


◎抗うつ薬(SSRI等):
うつ症状や不安症状、PTSDの症状(フラッシュバック、回避、過覚醒)

などに有効な場合があります。

◎抗不安薬:
不安やパニック発作に対して一時的に使用されることがありますが、

依存性のリスクがあるため、慎重な使用が必要です。

◎気分安定薬:
気分の変動が激しい場合や、

衝動性が高い場合などに使用されることがあります。

◎非定型抗精神病薬:
重度の解離症状や、幻覚・妄想のような症状が見られる場合、

あるいは衝動性や感情不安定に対して少量使用されることがあります。

◎睡眠導入薬:
不眠がひどい場合に使用されますが、
依存性や解離症状を悪化させる可能性
に注意が必要です。

薬物療法はあくまで対症療法であり、
 解離の根本原因であるトラウマの処理や人格の協調・共存
 にはカウンセリングが必要です。

 薬物療法を行う際は必ず医師と相談し、
 適切な処方を受けることが重要です。

 自己判断で服用したり、中止したりすることは危険です。

#解離性(同一性)障害のカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください

プロフィール

のぶさわ 正明
のぶさわ 正明心理カウンセラー・自己実現コーチ
・公認心理師
・全国WEBカウンセリング協会認定
  心理療法カウンセラー
  不登校児対応アドバイザー
・矢野惣一「心の専門家養成講座」卒業
NLP、催眠療法、ゲシュタルト療法、解決志向ブリーフセラピー、フォーカシング、認知行動療法ナラティブセラピー、インナーチャイルド癒し、トラウマ療法、家族療法(システムズアプローチ)等とその統合を習得する(TVの解決ナイナイアンサーでお馴染みの「性格リフォームの匠(達人)」心屋仁乃助さん、「アネゴ系セラピスト」大鶴和江さんは矢野講座の先輩です)
・Gakken「学研の家庭教師」不登校事業室の外部相談カウンセラー
・WEBカウンセリングルーム「みらい」カウンセラー
・日本フォーカシング協会会員
・国際ブリーフセラピー協会(旧:日本ブリーフセラピー協会)会員

2012年2月開業。2025年時点で4,000名超のお客様のご相談をさせて頂きました。

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