夫婦関係で一番大切な5つの事③自分の快/不快を感じる
夫婦関係で一番大切な5つの事③自分の快/不快を感じる
<前回からの続き>
今回は私が思う
「夫婦関係で大切な5つの事」の3つめ
についてお書きしたいと思います。
<③自分の快/不快を感じる>
人を含め、生物は
「快を求めて不快を避ける」傾向
を持っています。
ところが、
「自分の快/不快を感じにくい人」
や
「快/不快を感じても表現する事が難しい人」
もいらっしゃいます。
特に夫婦関係といった逃げ場が無い様に感じられる関係性においては、
「自分の快/不快を感じる事」
と
「それを相手に表現する事」
ができずに、
自分の感情を無視したり、我慢を続けると
決して良い方向には行かないでしょう。
ですから、
まずは「自分の快/不快を感じる」事が大切になると思います。
A子さんの例:
「何故だかわからないけど、夫が帰ってくると体調が悪くなる」
上の例の様に
理由がわからない体調や気分の変化は、
もしかすると、
自分の不快感情が増してきていたり、
快感情が妨げられているからかも知れません。
だとすれば、
今の自分にとって
「何が不快か?」を探り出す事が役に立つでしょう。
その為には例えば、
今の自分にとって、相手や環境に対して少しでも不快に感じる部分
をできるだけ沢山書き出してみましょう。
A子さんの例:
「責任感の強い夫は、子供が産まれてから尚更仕事人間になって、
疲れた顔で夜遅く帰って来て、ろくに会話も交わさず寝てしまう
・・・。
休日も仕事を持ち帰ってきて、私や子の相手をしてくれない。
あれだけ優しかった夫が、別人みたいになった・・・。
だから・・・
・夫の疲れた顔を見るのが不快
・私や子の相手をしてくれないのが不快
・笑顔が無く、優しさを感じられないのが不快
でもこれも私のワガママかもなあ~何故かって言うと・・・」
⇒ここで、
(不快)感情を抑圧したり、我慢する事は決して良い結果には繋がりません。
ですからそうではなくて、
常識や自分の想いは置いといて、
ここでは、自分の不快な感情のみを書き出してみましょう。
<次回へ続く>