発達障害(ASD,ADHD等)の本当の原因を探る③特性が形成される原因

発達障害(ASD,ADHD等)の本当の原因を探る③特性が形成される原因

<前回からの続き>

 

前回、
「神経発達症(ASD,ADHD等)の根本原因の一つは
 感覚過敏ではないか?」
といった、
私のこれまでの知見と臨床経験に基づいた仮説
をお書きしましたが、

もしそうだとすれば、
一体何故「診断基準」にある様な特性や気質が
(”後天的に”)作られてゆくのでしょうか?

今回からは、
その”特性”が形作られる原因
についてお書きしたいと思います。

人間を含めた全ての生物は、
「快を求め、不快を避ける」という傾向性

を持っています。

それは、
自分の身(遺伝子)を守り、種全体の存続と繁栄といった目的
を伴った
本能的なものと言えるでしょう。

それ故、
恐怖・脅威や不安を呼び起こす様な”不快”な

存在や出来事に対しては、
「逃げる」「戦う」「凍り付く(死んだフリ、フリーズするなど)」
等の防衛反応が生じる筈です。

つまり、
(どの方法を採るにせよ)耐えられない様な”不快”を

感じた場合は、その状態から本能的に逃れようとします。

そうする事によって、自身の身(遺伝子)を守る訳です。

そして、
この防衛反応は「感覚過敏」が強ければ強い程、

容易に強く起きるでしょう。

例えば、
後ろからふいに誰かに「ワッ!」と肩を叩かれた時に、
それ程敏感でない人は、一瞬びくっとするだけで済む
かも知れませんが、

極端に敏感な人の場合は、
「キャー!」と叫んで逃げ出したり、
「何するんだよ!」と相手につかみかかったり、
恐怖の余り固まってしまったり、
するかも知れません。

私は
神経発達症(ASD,ADHD等)の、診断基準にある様な

様々な特性や気質はほぼ全て、
この「強度の感覚過敏を持った人の防衛反応によるもの」
として説明がつくものと考えています。

次回からはASDとADHDとに分けて
各々その特性がどの様に出現するのか?
をお書きしてゆきたいと思います。

 

<次回へ続く>

 

#発達障害のカウンセリングについては、こちらをご参照下さい

 

 

プロフィール

のぶさわ 正明
のぶさわ 正明心理カウンセラー・自己実現コーチ
・公認心理師
・全国WEBカウンセリング協会認定
  心理療法カウンセラー
  不登校児対応アドバイザー
・矢野惣一「心の専門家養成講座」卒業
NLP、催眠療法、ゲシュタルト療法、解決志向ブリーフセラピー、フォーカシング、認知行動療法ナラティブセラピー、インナーチャイルド癒し、トラウマ療法、家族療法(システムズアプローチ)等とその統合を習得する(TVの解決ナイナイアンサーでお馴染みの「性格リフォームの匠(達人)」心屋仁乃助さん、「アネゴ系セラピスト」大鶴和江さんは矢野講座の先輩です)
・Gakken「学研の家庭教師」不登校事業室の外部相談カウンセラー
・WEBカウンセリングルーム「みらい」カウンセラー
・日本フォーカシング協会会員
・国際ブリーフセラピー協会(旧:日本ブリーフセラピー協会)会員

2012年2月開業。2025年時点で4,000名超のお客様のご相談をさせて頂きました。

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