強迫性障害(OCD)の活用~一流アスリートを例に
<前回からの続き> 前回、OCDの人は 不安・恐怖(強迫観念)→それを避ける為の行動(強迫行為) →得られる報酬(快の刺激)といったパターンが固定化され、 それを繰り返す為にそのパターンが強化され、 どんどん悪循環 […]
強迫性障害(OCD)克服のヒント②~自分でできる工夫
<前回からの続き> 今回はOCDで苦しんでおられる方がそれを克服する為の ご自分でできる工夫をお書きしたいと思います。 ①「不安・恐怖」や「報酬」の方向性を変える OCDの人は、不安・恐怖(強迫観念) →それを避ける為の […]
強迫性障害(OCD)克服のヒント①
<前回からの続き> 前回お書きした様に私の考えでは、OCDの人の特徴として ①易刺激性(感覚過敏)を有している ②こだわりの強さを有している ③「N」→「S」システム優位型でしかも強い「D」システムを有している の3つが […]
強迫性障害(OCD)の特徴とメカニズム
<前回からの続き> 今回は、 「強迫性障害(OCD)」について、 ”刺激”という観点も取り入れて、そのメカニズムについて 私見を述べてみたいと思います。 <強迫性障害の特徴とメカニズム> ①易刺激性(感覚過敏)を有してい […]
希死念慮にも2種類ある?
<前回からの続き> 前回お書きした通り、私の推測では「うつ」には ① 「N」「(ノル)アドレナリンシステム」 (=恐怖・不安・怒り・行動化)」 →「S」「セロトニンシステム」 (=安心・安定・幸せ・満足 […]
抗うつ薬が効かない人へ~うつには2種類ある?
<前回からの続き> うつ病も含めて、精神疾患は主な原因として、 心因性・内因性・外因性と分けることができます。 ただ、現在の医師の診断基準となる「DSM」や「ICD」では 原因よりも表に現れている「症状」から診断が成され […]
劣等感とうつ病(劣等感に意識を向けて”うつ”を作り出す)
<前回からの続き> 今回は「劣等感とうつ病」について、 架空のA子さんを例にしてお書きしたいと思います。 A子さんは中学受験をし、 この春から自宅から少し離れた私立中学に通う事になりました。 A子さんは文系 […]
対人恐怖症(=社交不安障害・SAD)の薬物療法
<前回からの続き> 今回は「対人恐怖症(=社交不安障害・SAD)の薬物療法」について、 私見を述べさせて頂きたいと思います。 ※私は医師ではありませんので、薬物療法について口を挟む立場ではない とは思いますし、今お医者 […]
対人恐怖症(社交不安障害・SAD)克服のヒント(詳細)③
<前回からの続き> 今回は、 「対人恐怖症(社交不安障害・SAD)克服のヒント(詳細)」 の3つ目として ③システムの固定化されたパターンを変える について前回、前々回お書きした「例」を基にお書きしたいと思います。 ③シ […]
対人恐怖症(社交不安障害・SAD)克服のヒント(詳細)②
<前回からの続き> 今回は、 「対人恐怖症(社交不安障害・SAD)克服のヒント(詳細)」の2つ目 として ②「こだわりの強さ」や「感覚過敏」の方向性を変える について前回お書きした「例」を基にお書きしたいと […]
対人恐怖症(社交不安障害・SAD)克服のヒント(詳細)①
<前回からの続き> 今回からは、 「対人恐怖症(社交不安障害・SAD)のヒント(詳細)」 をお書きしたいと思います。 (今回は「詳細」①~③のうちのまず①をお書きします) <対人恐怖症(=社交不安障害・SAD)のヒント( […]
対人恐怖症(社交不安障害・SAD)克服のヒント(概要)
<前回からの続き> 今回からは(私の推論に基づいて)、 対人恐怖症(社交不安障害・SAD)克服のヒント をお書きしてゆきたいと思います。 前回お書きした様に、 私が思うに「対人恐怖症(=社交不安障 […]
対人恐怖症(=社交不安障害・SAD)のメカニズム
<前回からの続き> 今回は、前回お書きした私の推論に基づいて 対人恐怖症(=社交不安障害・SAD)のメカニズム について私見をお書きしたいと思います。 まずそういった症状に悩まされる方の多くには 以下のメカニズムが働いて […]
対人恐怖症(=社交不安障害・SAD)について
うちのルームにも「社交不安障害」(SAD)、所謂「対人恐怖」 に苦しんでお越しになる方も多いです。 その内容も、「スピーチ恐怖」、「会食恐怖」、「電話恐怖」、「視線恐怖」、 「書痙」、「赤面恐怖」、「発汗恐怖」、「振戦恐 […]
境界性パーソナリティー障害を改善するには?~ヒント
<前回からの続き> 今回は 「境界性パーソナリティー障害(以下「BPD」と表記)を改善するヒント」 を私の推測に基づいてお書きしたいと思います。 <BPDを改善するヒント> ①「愛着の修復」を行い「O」システムを活性化す […]
境界性パーソナリティー障害は何故薬物療法が難しいのか?
<前回からの続き> お医者さんで「境界性パーソナリティー障害」とみなされた場合は、 及び腰になられるドクターもいらっしゃると思います。 (勿論、カウンセラーや心理士の方々もですが) それは精神科や心療内科は主に薬で治療す […]
境界性パーソナリティー障害になる4つの要因
<前回からの続き> 今回は、前回までの私の”推論”に加えて、 境界性パーソナリティー障害の人(以下BPDと表記します)は 「何故システムのパターンが固定化されてしまい、 それを延々と繰り返すのか?」 そして、 「何故ど […]
境界性パーソナリティー障害のメカニズム
<前回からの続き> 今回は前回取り上げた架空のA子さんを例にして、 何故その様なパーソナリティー(人格)が形作られたのか? を私なりの解釈でご説明したいと思います。 ①「O」(オキシトシンシステム=愛着・愛情・自他信頼) […]
境界性パーソナリティー障害~A子さんの例
<前回からの続き> A子さんの両親はA子さんが幼い頃に離婚し、 A子さんは母親に引き取られました。 母親はA子さんを育てる為に夜のお店で働いており、朝起きられずに 保育園の送り迎えだけしてくれる祖母が置いていったパンとミ […]