人とコミュニケーションを取るのが苦手だと悩んでる方へ

人とコミュニケーションを取るのが苦手だと悩んでる方へ

「独り”ぼっち”は耐えられないから人とかかわりたい。けど、
 どうやってかかわればいいかわからない」

「人と話そうとすると、心臓がバクバクしてうまく話せず不自然になってしまい
 人との接触を避けてしまう」

ー こういった悩みを抱えてる方もいらっしゃると思います。

でもそういった方の多くは「コミュニケーション上手の人は自分から話題を
提供して、会話をリードしていかなければならない」などという勘違いを
しちゃってる場合が多いんです。

コミュニケーションは「話し手」と「聞き手」が居て、初めて成立します。

そして特に難しく技術が必要なのは「聞き手になる」という事です。

例えば我々カウンセラーは「お客さんの話をいかに聞けるか?」が特に大切です。
(私も修行中の時は「話し過ぎだ!もっと相手の話を聴け!」と周囲から
 よく怒られました(笑))

そしてコミュニケーションで悩んでる方の多くは、本来の性格として
「控えめ」で「相手の気持ちを考える事ができ」る人が多いんです。

この「(話すのは苦手だけど)控えめで相手の気持ちを考える事ができる能力」
は「一流の聞き手」になる為の大きな長所だと思います。

(この”長所”を短所だと勘違いして”うまく話さなきゃ”なんて思っちゃうから
 苦しくなるんですよね)

もしこの意見に同意できるのなら、あなたの「話を聴く」能力をこれを機に
もっと伸ばしてみませんか?

もしその気があればまずTVや映画の登場人物でも家族や学校、会社の中でも
「相手の話を聴く技術が高い人」が一人位は、いるはずです。

そして「その人がどうやって相手の話を聴いてるか?」を技を盗む職人の様に
盗んで真似て行くのが役に立つかも知れません。

(例えば、相槌の打ち方や話の膨らませ方、相手に気持ち良く喋らせる為の
 質問の仕方等、或いはただニコニコしながら黙ってうなづいてるだけかも
 知れません。)

そしてそれと並行して、家族の中や学校、会社等で「僕は口下手だけど
”傾聴訓練”をしてるので、聞き役に徹するから話してくれない?」
等と言って、実地で試しながら、益々「聞く技術」を磨いて行きませんか?

そうして行けば「うまく話さなきゃ」なんて気持ちはどっかに消えてしまう
でしょうし、世の中には自分が話したい人が山ほどいますので
「貴重な聞き手」として、引っ張りだこになるかも知れませんね。

 

#人間関係の悩みのカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください

 

 

淋しい!孤独だ!という気持ち

 

「誰かと仲良くなりたいのにできない」

「誰かに側にいて欲しいのにいてもらえない」

「誰かに気持ちをわかってもらいたいのに叶わない」

そんな時、誰でも「淋しい!」と感じますよね?

そして「私は淋しい、淋しい」と心の中で呟きつづける・・・。
そうすると増々淋しくなってしまう。

何故なら、「淋しい」には「クラスに友達がいないから」とか
「彼が傍にいないから」、とか「LINEの返信が返って来ないから」
等といった、それぞれの「淋しい」の前提の条件が含まれているからです。

どういう事かと言うと、

例えば友達が欲しくてもできない場合、
「淋しい」と心の中でつぶやく度に「私には友達がいない、だから淋しい。
こんな私はダメだ。可哀想な私・・・」という考えをも繰り返している事になる
でしょう。

もしそうなら「淋しい」と繰り返す度に、「私には友達がいない」という
今の時点での現実が事実として確定されてしまう。

更に、友達がいない=淋しい、友達がいない=ダメな私、可愛そうな私、
という考え方も誤りのない事実として固着してゆくでしょう。

そして「可哀想なくらいダメな私」という所まで自分の価値下げを
行ってしまうと、とてもじゃないけど、友達を作行動を取る為の自信
が生じる事は困難になり、増々「淋しさの悪循環」に陥ってしまうと思います。

※同様に、「彼に大切にされずに淋しがってる自分」も、
 増々彼に依存してしまい、増々淋しさを感じてしまう事になるでしょう。

僕は26歳の時に仕事を退職した後に、思う所あって
誰も知り合いのいない博多で独り暮らしをしていた時期がありました。

幸い、前職で稼いだ貯金があったので、貯金を切り崩しながら働きもせず
毎日図書館に通う以外は家に居て自炊する、という生活を半年間続けました。

その時の僕は自分の事を淋しがり屋で弱い人間だと定義づけていましたので、
己を鍛える為に親以外は連絡先を一切知らせず、誰とも会話せず、
「どれだけ孤独に耐えれるか?」といった、修行?をやっていました。
(※今思うと笑えて来ますが)

結果、半年間誰とも口を聞かず生活を続けても淋しさを感じた事は
ありませんでした。

そこで僕は「僕は孤独に強い人間になった!人と接しなくても平気だ!」
と一人で有頂天になっていました。

でも、今から思えばそれは当たり前の事です。

だって「自分を鍛える為に人と関わらない」と決めていた訳ですし、
「淋しい」という暗示をかける必要もなかったからです。

では、その修行(笑)の後はどうなったのか?というと、
やっぱり人と関わるようになりました。

それは、自分は誰とも関わらなくても寂しさを感じる事はない(孤独に強い!(笑))
という発見と同時に、自分の心の中に「でも他人と関わりたい」という欲求
がある事を再発見したからです。

それからは「淋しいな」という悪循環をもたらす自己暗示ではなく、
「僕は他人と関わりたいんだ」という欲求に目を向けて
沢山の人と関わる様になりました。

まあ、さしづめ今の僕の心の中の呟きは
「僕は孤独に強い。だから孤独でもいい。でも他人と関わりたい気持ちもあるから
その気持ちが出て来たら関わってもいい」ってとこでしょうか。

(今振り返ると「孤独に強い自分」で自信をつけ誰とも関わらなくてもいいや!
 =嫌われてもいいやが余計なプレッシャーを無くし、
 結果他人と関わる事のハードルが下がったのかも知れません。
 かといって、余りおすすめできるやり方ではありませんが(笑))

まあ、いずれにしても自分にどういう”暗示”をかけるか?が大切だと思います。

 

#人間関係の悩みのカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください

#性格の改善のカウンセリングについては、こちら

 

 

友達ができないで孤独に悩んでる人へ

 

入学・就職・進級・・・。

新しい環境になった時に友達ができずに悩んでしまってる人もいると思います。

「私は”ボッチ”になっちゃった」と考えてしまうと学校や職場に行くのも
辛くなりますよね。

こういった悩みで一番苦しいのは「友達が欲しい」という気持ちと
「でも、友達を作る事ができない」という気持ちの板挟みに
遭ってしまってるからです。

だとすれば、楽になる為には「友達ができない」事実を肯定的に捉えて
「友達が欲しい」という気持ちを無くす努力をするか、
 「友達が欲しい」気持ちを優先し 「友達ができない」事実に立ち向かうか、
のどちらかの努力をやってみませんか?

ここで、まずあなたが「何故友達が欲しいのか?」を考えてみましょう。
友達がいないとあなたはどうなっちゃうんでしょうか?

→「”友達もいない奴”と見られたら恥ずかしい」
 「友達がいないと淋しいし、独りでどう過ごしたらいいのかわからない」等々。

次に、あなたが「何故友達を作る事ができないのか?」を考えてみましょう。

実は「友達を作る事ができない」ではなくて「友達を作らない」と無意識で決めてる
場合が殆どだと思います。(※だって誰かに「明日までに友達を作らないと
お前の家族の命はもらった」と脅されたら無理やりでも友達を作りますよね?)

でも「過去に友達から裏切られた経験」とか「他人は信用できないという信念」
等があれば、無意識で「友達を作らない事」を選んでしまいがちです。
(また裏切られる、傷つけられる、バカにされる等と思うから)

では、それを分析した上で「何がなんでも友達を作る」か 「何がなんでも友達を作らない」かのどちらかの決心をしてみて下さい。
(勿論、その決心を貫くのが苦しくなれば変えても構いません)

①「何がなんでも友達を作る」と決心した場合

→まず自分の無意識には友人や他人に対して、どんな信念があるかを探って
 みましょう(「友達に裏切られた経験や傷つけられた経験」、
 「他人は信用できない」と思った出来事等)

 次に、それは100%正しい信念なのか?を考えてみましょう。
 (今迄の人生であなたを傷つけなかった人や信用できた人は一人もいなかったか?
 世の中の人で信用できそうな人はいないか?→もしいたら、その人の特徴は?)
 

→そこまで思い浮かべたら、今のクラスや職場の中で、”信用できそうな人像”
 に一番近い人をターゲットにする

 そして「友達を作る恐怖」を上回る様な恐怖(例えば明日までに友達を作る行動を
 起こさなければ愛する家族の命が奪われる等)を想像して、そのターゲットに
 思い切って声を掛ける(但し、どうせ殆どの人は信用できないんだから、
 友達になれたらラッキー程度に考える。そして別にクラスや職場じゃなくても
 サークルや趣味、部活、バイト先でも良しとする)

②「何がなんでも友達を作らない」と決心した場合

→まず孤独でいる事の意味をみつける
 誰にも邪魔されない孤独な時を「自分を磨いたり、孤独に強い自分を作る
 有意義な時間」と捉えて、どう活かすか?を考えてみましょう。

 例えばもし、あなたが周りの目が気になって「友達を作りたいと」と思って
 いたのなら、この機会に周りの目を気にする代わりに周りの人達を観察して
 みるのもいいでしょう。

 そして「この人みたいになれたらいいなあ」と思える人(例えば孤独を楽しんで
 そうな人とか)を見つけて、できそうな部分から少しずつその人の真似をして
 自分に取り入れて行きませんか?(モデリング)

 或いは、あなたが「他人が信用できない」とか「怖い」と思いこんでいるのなら
 周囲の人一人一人の「信用できる部分」と「信用できない部分」を観察して
 行くのもいいかも知れません。

 もしくは、「まず自分を信用する為」に「自分の長所・短所を洗い出して、
 長所を伸ばしたり短所を克服する為に、勉強や努力する時間を増やして
 自分の価値を高めていって自分を信用できるようになる事に取り組んでもいい
 かも知れません。

いずれにしても「何がなんでも友達を作る」か「何がなんでも友達を作らない」
のどちらかの”決心”をして実行する。

万が一それで行き詰ったら”逆の決心”に変えてみる。
中途半端が一番しんどいと思いますから。

 

#人間関係の悩みのカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください

 

 

人と接するのが苦手、他人に心を開けない人の心理

 

「私は人と接するの怖いです。
 だから友人を作りたくても作れない・・・」

「私は誰とでも話はできるけれど、心を開ける親友はいないので、
 家に帰るとどっと疲れます」

人と接するの苦手で孤独で苦しんでいる人、
表面上は付き合えるけど、本心を見せる事ができず気疲れしてしまい、
心の中では孤独を抱えてしまう人。

人と接したくないけれど、そんな自分はおかしいのかな?と悩んでいる人・・・。

そんな悩みを抱えてお越しになる方も多いです。

それでは、
こういった人達に働いている(無意識の)心理とは一体何なのでしょう?

思うに、この様な心理は大きく分けて3つに分けられると思います。

そして、そのタイプ毎に改善する方法も違って来ると考えられます。

もしそうなら、まず自分がどのタイプかを知る必要があると思います。

では、どうやって自分のタイプを知る事ができるのか?

→それは以下の様に「自分に質問してみる事」から始まると思います。

質問1:「私はそもそも人と接したい気持ちがあるのだろうか?
     ずっと一人ぼっちだと孤独で狂いそうになるのだろうか?」

→この質問への答えが「YES」ならば後述のタイプ②か③、
 「NO」な らばタイプ①に分けられると思います。

質問2:「私はあの人と接する(本音を打ち明ける)事を考えた時に
     どうなるのが怖いのか?」

→この質問への答えが「拒否されたり否定されたり、
 支配・コントロール されるのが怖い」と感じる場合は、タイプ②、

「本当の自分を知られるのが怖い」と感じる場合は、タイプ③
 に仮に分類します。

では、以下にタイプ毎の説明と改善方法のヒントをお書きします。

<3つのタイプ毎の改善方法>

タイプ①=そもそも人と接する気持ちが希薄で孤独もそう感じない

→このタイプは所謂ASD(自閉スペクトラム症)的な個性を持った人に多くみられ
 「他人と接しようとしない自分がおかしいのでは?」と自責してしまったり、
  無理に交友を拡げようとして疲れ切ってしまう場合もあります。

 こういったタイプの人は「自分は人と接しなくてもいいんだ」
 「決しておかしい事ではないんだ」と自分を責めずに、まず認めてあげて、
 一人での楽しみや時間の使い方を考えていかれるのが良いと思います。

タイプ②=人と接したいが、拒否・否定、支配・コントロールされる恐怖があり
    それを避けてしまう。

→このタイプの人は、親等に対するトラウマチックな恐怖を他人に転移
 してしまい、同時に自己否定感が強いと考えられます。

 ですから、まずは、無意識下に抑圧されたものを表出するといった、
 フロイトの精神分析やTA、ゲシュタルト療法、フォーカシング等を用い、
 その手続きを踏んだ上で、自己肯定感やレジリエンス高める、自我を強化
 してゆく、といったアドラー派の勇気づけや、認知行動療法、短期療法、
 ナラティブアプローチ、ビリーフチェンジ、ポジティブ心理学等を
 併せて用いるのが良いと思います。

タイプ③=人と接したいが、本当の自分(ダメな自分)を知られるのが怖くて
    それを避けてしまう。

→このタイプは、自己否定感が強い事が主な苦悩の原因だと考えられますので
 「タイプ②」で述べたアドラーや短期療法等の手法にマッチすると思います。

兎に角、どのタイプにも共通する”基本”となるものは
自我強化(=勇気づけ、レジリエンスを高める)する事だと思いますので、
そういった意味では無意識やトラウマを一見無視した様なアドラーや
短期療法等はベースとしては役に立つと思います。

但しタイプ毎に考えると、それに”加えて”無意識を扱った方が良い場合もある
と思います。

そういった考え方をしていますので僕の中では、フロイトやアドラーや
その他の学派が相矛盾するが事なくクライアントさんに応じて使い分ける事
ができているのだと思います。

※因みに先日、日本の短期療法界の重鎮でいらっしゃる長谷川啓三先生とお話していた時に
 先生は時にゲシュタルト療法をお使いになる、とお話されていて「我が意を得たり」
 と一人にんまりしてしまいました。(先生は元々精神分析からお入りになったので、
 それもうなずける気がします)

もし必要がありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。

#人間関係の悩みのカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください

プロフィール

のぶさわ 正明
のぶさわ 正明心理カウンセラー・自己実現コーチ
・公認心理師
・全国WEBカウンセリング協会認定
  心理療法カウンセラー
  不登校児対応アドバイザー
・矢野惣一「心の専門家養成講座」卒業
NLP、催眠療法、ゲシュタルト療法、解決志向ブリーフセラピー、フォーカシング、認知行動療法ナラティブセラピー、インナーチャイルド癒し、トラウマ療法、家族療法(システムズアプローチ)等とその統合を習得する(TVの解決ナイナイアンサーでお馴染みの「性格リフォームの匠(達人)」心屋仁乃助さん、「アネゴ系セラピスト」大鶴和江さんは矢野講座の先輩です)
・Gakken「学研の家庭教師」不登校事業室の外部相談カウンセラー
・WEBカウンセリングルーム「みらい」カウンセラー
・日本フォーカシング協会会員
・国際ブリーフセラピー協会(旧:日本ブリーフセラピー協会)会員

2012年2月開業。2025年時点で4,000名超のお客様のご相談をさせて頂きました。