自分が大嫌いな人へ
自分が大嫌いな人へ
目次
「私は自分の事が大嫌いです」と仰ったり、そう思っておられる人
もいらっしゃいます。
そういった人は周囲から「自分を好きになりなさい」と言われたり、
自分の長所を挙げていこうとしたりするかも知れません。
でも「”好きになりなさい”って言われてもどうやってもできない・・・。」
或いは「長所を挙げられない」という人は行き詰ってしまうでしょう。
そうやって「自分を好きになろう」とあらゆる努力を続けて来ても
好きになれない方に試して頂きたい事があります。
ー それは「もっと自分を嫌いになって、
あわよくば”世界一の自分嫌い”になる努力をしてみる」事です。
世の中には「自分大好き」だけれども、他人に煙たがられて苦悩している人や、
「自分の事は好きじゃない」けど世間的には”成功者”とみなされてる人
もきっと沢山いるのでは?と思います。
もしあなたが「自分嫌い」であって、「自分を好きになろうとしてなれない」
為に増々自分嫌いに陥っているのであれば「もっと自分を嫌いになる努力」
をする事で、悩みの一つは解消できるかも知れません。
<もっと自分を嫌いになる方法>
①自分の短所・欠点を100個箇条書きにしましょう
※思いつかなくても粘り強く考えて必ず100個書けるまで努力しましょう
②毎日、その日犯した失敗や過ちをできるだけ多く書いてみましょう
③全て書き終わったら「①」と「②」をじっくり読み返しましょう(毎日行う)
そして「これだけ短所や欠点、失敗や過ちが多い人間て他にいるだろうか?
もしかして”世界一”なのではないか?ギネスに申請しようかな?」
等と考えてみましょう
④「こんな世界一のダメ人間が今日まで生きてきた
(学校に行った、仕事・家事をやった等)のは、驚嘆すべき事だ!これだけの
(世界一の)ハンデを背負ってるのに、どうやって日常生活を送って来れたのだろう?
自分の中にはこのハンデに対抗するどんな力があるのだろう?と考えてみる
⑤その、ハンデに対抗して来た”力”に名前を付ける
(※例;「不屈の魂」、「幸せになりたい力」等)
⑥今度は毎晩1日を振り返って、その「ハンデに対抗した力」を今日一日
どの様に使ったか?今日の出来事の中でその”力”はどう活かされていたか?
を考えてみる
もし、この方法でもうまくいかない場合はお気軽にお問い合わせ下さい。
#性格の改善のカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください
自分を好きになるという事
「私は自分の事が大嫌いです。いっそ、いなくなった方がいいのでは?
と思ったりします」
自分の事をこんなふうに思い続けて生きて来られた人もいるでしょう。
そして誰かに「自分の事を愛しなさい。好きになりなさい。
そのままのあなたを認めてあげなさい」と言われる・・・。
でも、「そうしたい」と思ってもできない。
何故なら自分の事が大嫌いだから・・・。
「自分の事が大嫌い」と思ってる人は
「自分の全てが嫌い」で「好きな所は一つもない」と信じている
のかも知れない。
もしそだとすれば、自分の中の”どの部分”が自分を好きになったり、
認めてあげる事ができるのだろう?
そんな”部分”を持っていない人には「自分を好きになる」というのは
難題中の難題だと思う。
(言ってみれば(「誰かこの子を見て頂戴!」と泣いてる赤ちゃんの世話
をお願いしても、全員が赤ちゃんだったら世話ができないのと似た状態だと思います)
では、どうすればいいのか?
まず、無理に自分を好きになる努力をやめてみませんか?
誰だって自分の中の嫌いな部分や、認めたくない部分を持っていると思います。
(勿論、僕自身も(笑))
だったら、それはひとまずそのままにしておきませんか?
そして、無理に自分を好きになる代わりに、自分の中のニュートラルな部分
(好きでも嫌いでもない部分)を作っていきませんか?
例えばもしあなたが「自分の好きな部分なんてない」と思っているのであれば、
自分の性格、考え方、行動、習慣、過去の出来事等を思い返して
①大嫌いな部分
②嫌いな部分
③少し嫌いな部分
④ニュートラルな部分(好きでも嫌いでもない)
を書き出してみませんか?
次に「私に良い所なんて一つもない」と言ったとしたら
「そんな事はない」と言ってくれる人は誰か?を思い浮かべてみませんか?
その人はあなたのどんな所を良い所だと言ってくれるでしょうか?
その人が言ってくれそうな言葉が思い浮かんだら
「ニュートラルな部分」に書き加えましょう。
そして「ニュートラルな部分」に書き込んだ内容を見返して、
その”部分”に名前をつけてみませんか?
(※「ニュートラルな自分」、「少しマシな自分」、「冷静な大人の自分」等)
それが済んだら「①」~「③」に書き出した大嫌いな部分~少し嫌いな部分
をよく眺めてみましょう。
その中で、あなたの家族や恋人、周りの友人・知人、はたまた芸能人
でもいいですので、あなたと同じ”嫌いな部分”を持っているけど
「嫌いじゃない」人を思い浮かべてみませんか?
→例えば「私のすぐ他人の顔色を伺ってしまい、何も言えない部分が大嫌い」
と思っていたとします。
そして、あなたの彼もそういう部分がある様に感じる等。
そういう相手が思い浮かんだら、「ニュートラルな自分」になったとして、
考えてみましょう。
ニュートラルなあなたは相手のその部分は同じ様に大嫌いでしょうか?
もし「許せる」とか「大嫌いじゃなく少し嫌い」程度だとすれば、
あなたと相手との”違い”は何でしょう?
その”違い”を少しでも埋める為に、あなたができる小さな事は何でしょう?
→例えば、「彼も他人に遠慮して普段は自分の意見を言えないけど、
この前は私を守る為にはっきりと上司に進言してくれた。
いざという時は言ってくれる・・・」
「じゃあ、私もいざという時に言える様になれれば・・・」
「でも、どうやればいいのか? 彼にヒントを聞こうかな?」
「そして、取りあえず、誰になら自分の意見を言えるだろうか?」
等と、できそうな事から実行してみませんか?
そうしていって「大嫌いな部分」がもし、「少し嫌いな部分」に変わったり、
「嫌いな部分」が「ニュートラルな部分」に変わったら、
その都度書き写して行きましょう。
(※ニュートラルな自分の視点で仕訳してゆくのがコツです)
それを行っていくうちに、「大嫌いな部分」や「嫌いな部分」が減って
「少し嫌いな部分」や「ニュートラルな部分」が増えてゆくかも知れません。
そして「無理に自分を好きにならなくても、ニュートラルな部分が増えれば、
今より少しは楽に生きて行けると思います。
#性格の改善のカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください
まずは自分を愛で満たしましょう~愛が足りないと感じてる人へ
「子供時代に親から十分な愛情を貰えなかかったと感じて彼氏やご主人から
愛を貰おうとする。でも満たされない。だから満たそうとして過食に走る、
物に依存する。そして応えてくれない彼氏やご主人を責めてしまう。
そのうちにどうせ私は愛される価値が無いんだと思い込み自傷行為やODをしたり
別の人格になって恨みを晴らそうとしたり、甘えようとする・・・。
一方彼氏や主人は「これだけやってあげてるのに何故そんな事するんだ!?
理解できない」と彼女や奥さんを責めてしまう。
さらに母親は自分なりの愛情を注いで来たつもりなのに、わかって貰えず
苦しみ子供を責めたり自分を責める・・・。
ー 人は誰からも愛されたいし愛情を注ぎたい、幸せになりたいのに自分も相手も
親も愛が足りなくなって相手を責めて更には自分を責めたりしてしまう。
誰も悪くないし、誰も責める必要もないのに・・・。
そういう状況に出くわした時に僕自身も悲しくやるせない気持ちになって
しまいます。
「相手から貰わなきゃ満たされない」と思うからそれが叶わない時に辛くなる
「相手に与えてるんだから相手からも貰わなきゃ」と思うから苦しくなる
でもそんな時、良かったら感じてみませんか?
太陽の暖かさを。ー 太陽は光をもたらして、あなたを温めてくれる
吹く風を。 - 植物はあなたを生かす為に酸素を作ってくれている
雨音や川のせせらぎ、波の音を。 - 水があなたの身体を潤してくれている
食べ物の美味しそうな匂いを。- 生き物があなたに”生”を与えてくれてる
鳥や虫の鳴き声を。 - そうやってあなたの心を癒してくれる
友人の中であなたが愛を感じる事ができる人はいませんか?
或いはあなたが出逢った「嫌いな人」の中でも、あなたの成長に役立った人
はいませんか?
ー あなたの為に全ての存在がいつでも愛を送り続けているんです。
それを受け取ってみませんか?
そしてあれだけ憎かったお母さんがあなたを追い出さずに毎日ご飯を食べさせ
掃除や洗濯をし、習い事までさせてくれたとしたら、それは何故でしょう?
彼氏やご主人がそれでも離れずに傍に居てくれたとしたら、それは何故でしょう?
彼女や奥さんがあなたにだけ辛く当たったり、苦しい顔を見せるのは何故でしょう?
我が子があなたを責めず自分を責めているのは、我が子にどんな気持ちがあるから
でしょう?
或いはそんな憎いお母さんを責めてる自分を責めるのは、お母さんに対して
どんな気持ちがあるからですか?
ー よかったら「相手から自分に向けられた愛」と「自分の中にある相手への愛」
を探してみませんか? ほんの小さな愛でいいから感じてみませんか?
もしあなたの心の傷がそれでも埋まらない位深いのであれば、
僕がいつでも心の絆創膏を貼りますから。
どんな自分もまず一旦受け入れる~相反する”二人の自分”
「夫(彼)が大好きで見捨てられたくないのに、ついキレてしまいます。
そして彼の心が段々離れて行ってると感じると増々キレてしまい、
増々彼は離れてゆきます。
本当は傍にいて欲しいのに、見捨てないで欲しいのに・・・。
淋しい! こんな私っておかしいですよね?」
「私は他人を信用できず、いつも相手を言い負かそうとしてしまい孤立して
しまいます。だから淋しくて淋しくて・・・。そんな自分を変えたいです。」
「私は本当は自信が無いのに、誰よりも優れていないと気が済まないんです。
でもそんな事考えて他人を見下げてる私ってやっぱりダメな人間だと落ち込みます」
「見捨てられたくない、淋しい自分」「孤立したくない、淋しい自分」、
「自信がなくダメだと思ってる自分」と
「彼に怒りをぶつけてしまう自分」、「相手に勝とうとする自分」、
「相手より優れてると思いたい自分」・・・。
全く相反した自分がいる・・・。人間の心って複雑ですよね。
こういった状態が嵩じたら、医者は「境界性パーソナリティー障害」とか
「自己愛性パーソナリティー障害」等の”診断”を下すかも知れません。
でも多くの場合は、単に「認められていない二人の自分」が心の中にいる、
というだけです。
そしてもしあなたに当てはまると感じたのならば、
まずどちらの自分も認めてあげる事が必要だと思います。
例えば、あなたの大切な子供がクラスで理不尽なイジメを受けていたとします。
そしてクラスで孤立した我が子は「お母さん!淋しいよ!辛いよ!でも、
僕がダメな子だからイジメられるんだよね?」と泣いてすがって来たとします。
母親であるあなたはそんな我が子にどう接しますか・・・?
恐らく「辛かったね!淋しかったね!あなたは悪くないよ。
あなたは決してダメな子じゃないよ。」と、我が子の感情を受け容れて
「僕はダメな子」という考えを打消そうとするでしょう。
でも、ここで万が一事情を知らなかったとして
「そうよイジメられるあなたが悪いのよ!」と言っちゃったとします。
そして増々ふさぎ込んでゆく我が子・・・。
やがて事情を知ったあなたはそんな我が子に何て言いますか?
恐らく「ごめんね、事情も知らずにあなたを更に傷つけて・・・。
こんなお母さんを許してくれる?」からまず入ると思います。
ですからもしあなたが、
「見捨てられたくない、淋しい自分」「孤立したくない、淋しい自分」、
「自信がなくダメだと思ってる自分」を嫌って否定し続けたり、
「何で淋しいの!?だからあなたはダメなのよ!」等と否定して来た場合は、
まず”その自分”に「ごめんね」と謝罪して、許してもらってから、
その感情に寄り添う必要があります。
※言ってみれば「インナーチャイルド謝罪」(笑)ですね。
次に、”もう一人の自分”への対処です。
例えば、酷いイジメに遭って誰も信じられなくなったり、
クラスメイトに怒りを持つようになった我が子。
その怒りで勉強を沢山してクラスでトップになったはいいが
逆に自分よりできない級友の悪口を言ってバカにしている・・・。
事情を知ってるあなたは何て言うでしょう?
恐らく「あんな目に遭ったから、怒りを持つのは当然よね。
悪口も言いたくなるよね。でも、そのお蔭で頑張ってトップになったのね!
凄いね」から入るのではないでしょうか?
ところが、道徳や常識をついつい振りかざしてしまい、
「何で悪口言うの?他人を見下げてると社会でつまはじきに遭うわよ!
トップになったからって何て傲慢なの!」なんて言ってしまったら、
子供はどう感じるでしょうか?
もしかしたら「お母さんは僕の気持ちなんて全然わかってくれない!」
と更に復讐の鬼になるかも知れません。
ですから「彼に怒りをぶつけてしまう自分」、「相手に勝とうとする自分」、
「相手より優れてると思いたい自分」といった”もう一人の自分”を
否定して来たのであれば、
「そう思うのも無理ないよね!そんなあなたを嫌って否定してゴメンね!」
と謝罪し受け入れてもらい、
「その負けん気があったから、強い気持ちがあったから、
ここまで生きて来れたんだね!あなたのお蔭だよ有難う」と感謝する必要がある
と思います。
※さしづめ「インナーチャイルド感謝」(笑)ですね
この様に単にインナーチャイルドを癒すだけでなく、まず謝罪と感謝をする事、
反動形成等の自我の防衛機制によって「もう一人のインナーチャイルド」
が存在する場合は、(特にこちらの子を受け入れるは難しいでしょうが)
その子にもまず謝罪や感謝をして受け入れてあげる事。
つまり「どんな自分も否定せず、受け入れてあげる事」
それが肝心な事だと思います。
#性格の改善のカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください
自尊感情と劣等感~自分と他人を比較しましょう
人間の成長とは、ある意味では「他人と自分の違いを知る」事だと思います。
そして”違い”を知れば「全く別の人格や個性を持つ存在として自分と他人を認め
お互いを尊重してゆく」というのが理想形だと思います。
そしてまず「違いを知る」為には、人間関係の中で時には非難されたり、また時には
称賛されたりしながらの「比較したり、比較される事」が大切だと思います。
ですから(人によっては、しんどいかも知れませんが)人間関係の中で様々な経験
をしないと「自分がわからない」という状態に陥ってしまうかも知れません。
もしあなたがその様な「自分がわからない状態」なら、何かに救いを求めたり、
依存するのではなく、思い切って人間関係の只中に飛び込んでみませんか?
確かに人間関係の中に飛び込むのは苦しいかも知れないし、辛い事かも知れません。
でも、そこから”逃避”して”別のもの”に救いを求め、それに依存してしまうと
「根拠の無い全能感」=傲慢に陥っちゃう可能性があります。
(だって比較対象が無い訳ですから)
この「傲慢さ」は自尊感情とは全く別物です。
健康な「自尊感情」を持ってる人は「他尊感情」も併せ持ってるはずだからです。
(傲慢な人は他尊感情を持ってるでしょうか?)
ただ、「そんな事言っても人と接すると傷ついて辛いだけだし・・・」
という人もいるでしょう。
そんな人は「偏った一面だけの違い」を探してるのかも知れません。
「他人と比べてダメな所、劣ってる所(=自分の短所)ばかり探し」たり
「他人が自分より優れてる所(=他人の長所)ばかり探す」と
途端に「劣等感」に襲われるでしょう。
逆に自分の長所ばかり探したり、他人の短所ばかり探すと、途端に
「傲慢」になっちゃうでしょう。
そしてこれらはどちらも”フェア”では無い方法だと思います。
(※勿論それが役に立つ場面もあります)
では、どうすれば健康な自尊感情と他尊感情が持てるのでしょう?
僕が思うに、まず自分と他人の「長所」と「短所」、つまり他人と比較して
「優れてる所」と「劣ってる所」を調べ、客観的に正当に評価します。
(自己評価がわからない場合は他人に聞きましょう)
次に、自分の「短所」の中で「努力したら何とか改善できるもの」と
「努力しても難しいもの」(例えば、身長や顔の造作等)とに分けます。
そして努力して何とかなりそうな部分は、手本になる人を真似たりして改善
して行きましょう。
逆に努力では何とも難しい部分は”諦めて受け入れ”ましょう。
※(勿論長所は、そのまま受け入れましょう)
同様に他人に対しても、一人ずつ長所と短所を調べてゆき、長所はそのまま認めて
(あわよくば手本にさせてもらって)短所は(他人に改善の努力は強要できないので)
”諦めて受け入れ”ましょう。
受け入れたからと言って、その人と付き合うか付き合わないかは勿論あなたの
自由です。
そうやって自分や他人を認めて受け入れてゆけば、もっと”楽”に生きて行ける
でしょうし、おのずとやりたい事や天職もわかるかも知れません。
僕はそれを通して初めて「他人と自分を比べる」という事から解き放たれた
”自由”が手に入るのだと考えています。(偉そうに言ってますが僕もまだ
”道半ば”です(笑))
何故ならば、自分がわからないままで、それを避けてやりたい事や天職を求めても
それは逃避なのかも知れませんし、もしそうなら待っているのは自由ではなく
「依存」だと思うからです。
自分を否定せずに変わるという事
僕は料理を作る事が好きです。
でも家庭用のコンロの火力で、家族分の調理をする時は結構難しい・・・。
例えば野菜炒め等は一気に大量の野菜を投入しちゃうとべちゃべちゃになって
しまいます。
でも、そこに日本酒と鶏がらスープの素、みりん、醤油、生姜のしぼり汁
等を加えてあんかけにしちゃうと野菜から出た水分も合わさって、
とても美味しい八宝菜ができたりします。
この様に一見”失敗”したものを工夫してリメークしている人も多いと思います。
それとも、「あ~失敗した」と思って全部捨てて一から作り直しますか?
僕は人間にもこういった事が当てはまると思っています。
例えば子供時代に親との関係の中で傷つき大変な思いをして生きて来た・・・。
「あんな親じゃなかったら・・・」
或いは誰かに傷つけられたり逆に傷つけてしまい
「取り返しのつかない事をしてしまった」とずっと後悔を引きずってしまう・・。
いっそ自分の人生をリセットして生まれ変わりたい・・・。
もしあなたがそう思っているのであれば、この様に考える事が役に立つかも
知れません。
ー あなたが今迄の人生で経験して来た事は確かに
とても辛かった事が多かっかも知れません。
でも、その中であなたは他の誰も経験していない
自分独自の考えや感情を通して、確実に今のあなたを
形作って来た・・・。
しかも料理と違って、「なかった事」にして自分の人生を
一旦捨ててリセットする事はできない・・・。
あなたは、その辛い経験の中でどんな事を学んで
どの様に成長してきましたか?
例えば「親に愛されずに育ったから、
自分の子供は愛情一杯に育てたい」と思ったかも知れない。
或いは、酷い事を経験しても心が折れずに耐えて
来られたのなら、並はずれた忍耐力を培って来た
のかも知れない。
あなたが流して来た涙は、もしかすると野菜から出た水分
の様なものかも知れない。
あなたが耐えて来た時間は野菜を長時間弱火で炒めたせいで
「シャキッと感」が無くなった野菜かも知れない。
その野菜から出たべちゃべちゃの水分を「いらない物」
と捨ててしまうのか、「野菜のうまみ」が出たスープ
として利用してゆくのか、
或いは、シャキッと感がなくなった野菜を「失敗作」
とするのか、「柔らかく甘みが出た野菜」として
利用するのか・・・。全てはあなたの選択だと思う。
あなたが、今迄のあなたしか経験できなかった人生で
学んだ事、身に付けて来た力を否定せず、
「これをどうアレンジしたら、美味しい八宝菜が出来るのかな?」
と考えてみませんか?
※但し、余りにも恨みや自責、自己否定が強い方はそれを先にどうにかしないと、
八宝菜を作る気力も持てないかも知れません。
そういった方はお気軽にご連絡下さい。
うちのルームには、コンロはありませんが・・・(笑)
#性格の改善のカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください
自己否定・自己嫌悪から抜け出すには?
「過食をやめられない自分は、なんてダメな人間なんだろう・・・」
「夫にイライラしたり必要以上に依存してしまう私は、自分でもダメな妻だと
思ってしまう・・・」
うちに相談にいらっしゃる方の殆どが「自己否」や「自己嫌悪」に苛まれて
いらっしゃいます。
そして、僕が思うに「自己否定」には大きく分けて2種類あると思います。
(※僕が勝手に名づけました(笑))
一つは「自己完結型の自己否定」で、初めの「過食」の例や
「うつで仕事に行けない自分は情けない」等の本来だったら自分でコントロール
できるはずの事をコントロールできない時に生じます。
そして、もう一つは「対人関係の中での自己否定」です。
これは初めの「夫にイライラ」の例や、「子供が引きこもってるのは
母親の私の過保護。過干渉のせいだ」等、間に夫や子供、友人・職場の人等の
”対人関係”が挟まった場合です。
そしてどちらにも”自己否定の悪循環”というものが存在していると思われます。
例えば「自己完結型の自己否定」の場合は
「ストレスが溜まる→食べ過ぎる→自己否定する→それによって増々ストレスが増える
→増々食べ過ぎる・・・」という悪循環のループにはまって行きます。
一方「対人関係の中での自己否定」も、
「ストレスが溜まる→夫にイライラする→夫が妻を否定する・責める・無視する
→それによって増々夫にイライラする→そんな自分を自己否定する・・・」
という悪循環のループが考えられます。
では、どうすればその”悪循環”から抜け出せるのでしょう?
その考え方としては”悪循環の輪”をどこかで断ち切れば良い訳です。
例えば上の「食べ過ぎ(過食)」の例で言うと、断ち切るポイントとしては
A「ストレスを溜めない」(或いはストレスの元となってる原因を解消する)
B「過食自体を治す」、C「自己否定しない」等のポイントがあります。
また、その下の「夫にイライラする」等の「対人関係の中での自己否定」
の悪循環を断ち切るポイントとしては、
「夫が妻を責めない様な対人関係のパターンを築く」等の”対人関係を変化させる為に
自分の言動を変える”というポイントが加わります。
所が、今の多くの”治療”と呼ばれているものは、
「過食を治す」「イライラを抑える」のポイントばかりに目を向けて
他の可能性を考えていない場合が多いと思います。
僕のカウンセリングの場合は、どれか一つの”断ち切りポイント”が
うまく行かなければ、他の”断ち切りポイント”を使わせて頂いてます。
(ある意味優柔不断です(笑))
ただ、この記事では「自己否定・自己嫌悪」に焦点を当てていますので
「ストレスの軽減・解消」や「症状自体の解消」、「対人関係への変化の及ぼし方」は
別の記事をご参照ください。
では、自己否定・自己嫌悪から抜け出すにはどうすればいいのでしょうか?
ーそのヒントを以下にお書きしたいと思います。
<自己否定・自己嫌悪から抜け出すヒント>
①過食やイライラ等は(無意識から)勝手に湧いてくるので
「コントロールできなくて、当たり前」と思う事。
→例えば、大食いで有名なギャル曽根さんが過食の自分を自己否定し、
「過食をやめたいんですけど」と病院に行けば「過食治療」が行われるでしょう。
或いは、いつもイライラしてる感じの泉谷シゲルさんやマツコ・デラックスさんが
イライラしなくなると、番組に呼んでもらえなくなるかも知れません。
②他の人の”視点”を利用する事
→もし仮にあなたに子供がいたとして、あなたと同じ境遇で育ち、今と同じ
環境の中で同じ症状に襲われて自分を責めていたとすれば、
「あんたは何てダメなの!? 最低の子供よ」とお子さんを責めるでしょうか?
或いは、あなたが一番信頼してる友達があなたと同じ悩みを相談して来たら
「あなたが悪いのよ!」とお友達を責めるでしょうか?
②自己肯定できる部分を探してゆく事。
→過食やイライラ等の”症状”がマシだった時を探し、
普通は絶対負けてしまう様な無意識の力に少しでも対抗できた自分の力を
認めてあげる。
或いは、そんな辛い中でも頑張って前を向こうとしたり、過食に襲われながら
学校や職場に行ったり、イライラしながらも家事やパートや育児をしてる自分を
労ってあげる。
(※別の記事に書きましたが、相手があなたを否定する等の対人関係で自己否定に
追い込まれてる場合は、相手のアラ探しをして、相対的に自分の価値を上げてゆく方法
等もあります)
等、色々試してみませんか?
但し、ご自分では難しい場合や、別のポイントで”悪循環”を断ち切りたいと
思われる方は、お気軽にご相談下さい。
何故日本人には他人を極端に気にする人が多いのか?
「他人の目線が気になって仕方がありません」
「いつも他人の顔色を伺ってしまい自分の意見をはっきり言えません」
そういったお悩みを抱えた方が沢山ご相談に来られます。
人を大きく分類すると、
「他人軸の人」(他者報酬型)=「これが欲しい、こうしたいこうなりたい」
といった自分の考え、意見・気持より他人のそれらを優先する人
と、
「自分軸の人」(自己報酬型)=それとは逆に、自分の欲求を他人のそれより
優先できる人
と、
「丁度バランスが取れてる人」に分かれると思います。
もし極端に「他人軸」に偏ると、それこそ「自分が何がしたいのか?」が
わからなくなったり、気疲れや対人恐怖的になってしまう恐れもあります。
つまり「自分に迷惑を掛ける人」になってしまいます。
(※カウンセリングに来られる人の多くは、この極端に他人軸になっておられる方
が多いと感じます)
逆に極端に「自分軸」になってしまうと、所謂「空気が読めない人」
「自己中で我儘な人」というレッテルを貼られ、「他人に迷惑を掛ける人」に
なってしまうでしょう。
そして、これはあくまで僕の感覚ですが、
日本人は欧米人に比べて元来どちらかと言うと他人軸の人が多かったが、
自分軸とのバランスがある程度取れていたのでは?と思います。
だからこそ、相手を敬う気持ちや謙譲の精神、相手の気持ちに寄り添える人が
比較的多かったのではないでしょうか?
(勿論、それが極端に自己犠牲的にいっちゃう人もいたでしょう)
だから、日本の文化として極端な「自分軸」である「空気が読めない人」や
「自己中・我儘な人」が忌み嫌われると言えると思います。
そしてこの「自分軸の人」になるか、或いは「他人軸の人」になるか?は、
生得的な気質・性格もあるでしょうが、幼い頃の教育で決まるのでは?と思います。
ある調査によると保育士に「子供に求められる資質は何だと思いますか?」
と質問すると
日本の保育士は①他人の気持ちがわかる事②人に優しい事、といった回答が
上位を占めたそうです。
これは、明らかに「他人軸」になる事を理想とした教育ですよね。
逆にアメリカの保育士は①「自尊心、自尊感情が大切だ」と答えたそうです。
これは、「自分軸」になる事を理想としていると言えるでしょう。
翻って家庭での子供に対する親の教育を考えた時、日本では
母親は「他人の気持ちを考えなさい」「他人に迷惑を掛けちゃダメ」等と
元々「他人軸」を育む教育がなされて来たのではないでしょうか?
一方父親は自分で決めて、自分で責任を負い、リーダーシップがあって我が強い
といった「自分軸」の象徴だったのではないでしょうか?
そういった父母に育てられれば、自己主張もできしかも他人を思いやる事もできる
「丁度バランスが取れてる人」に育つ可能性が大きいのでは?と思います。
(※アメリカでは、恐らく父母共にお互いに自己主張が強く
「自分軸」の人が多い気がしますので、「自分軸」の子供が多いのでは?と思います。
その証拠にアメリカでは極端な「他人軸」である対人恐怖症の人は
日本よりも圧倒的に少ない様です)
ところが、近年日本の父母が変わってしまった・・・。
母親だけでなく父親も「他人軸」である為に
その子供が極端な「他人軸」に陥ってしまう。
或いはその反対に両親とも「自分軸」だから
その子供は極端な「自分軸」に育ってしまう。
(「極端な他人軸のせいで苦しい方はカウンセリングに来られるでしょうが、
逆に「極端に自分軸」に育った為に、他人の気持ちを全く考えない犯罪をする人も
増えて来ている様にも感じます)
では、子供を「極端な他人軸」や「極端な自分軸」にしない為には
どうすればいいのでしょうか?
それは僕が考えるに、親のどちらかが「他人軸」の見本になり、
もう一方が「自分軸」の見本になる事だと思います。
(※母子家庭、父子家庭の場合は、親自身がバランスが取れてる事が理想
だと思います)
そうして、我が子は「他人軸に偏ってるのか?」
それとも「自分軸に偏ってるのか?」を把握し、
極端に行かないで「丁度バランスが取れた人」になる様に
注意しながら教育をする事だと思います。
#性格の改善のカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください
プロフィール

- 心理カウンセラー・自己実現コーチ
- ・公認心理師
・全国WEBカウンセリング協会認定
心理療法カウンセラー
不登校児対応アドバイザー
・矢野惣一「心の専門家養成講座」卒業
NLP、催眠療法、ゲシュタルト療法、解決志向ブリーフセラピー、フォーカシング、認知行動療法ナラティブセラピー、インナーチャイルド癒し、トラウマ療法、家族療法(システムズアプローチ)等とその統合を習得する(TVの解決ナイナイアンサーでお馴染みの「性格リフォームの匠(達人)」心屋仁乃助さん、「アネゴ系セラピスト」大鶴和江さんは矢野講座の先輩です)
・Gakken「学研の家庭教師」不登校事業室の外部相談カウンセラー
・WEBカウンセリングルーム「みらい」カウンセラー
・日本フォーカシング協会会員
・国際ブリーフセラピー協会(旧:日本ブリーフセラピー協会)会員
2012年2月開業。2025年時点で4,000名超のお客様のご相談をさせて頂きました。
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