自己効力感、自尊感情を高めるには?②

自己効力感、自尊感情を高めるには?②

前回の記事(自己効力感、自尊感情を高めるには?①)で、
「自己効力感」や「自尊感情」を高める事ができれば、
「レジリエンス(心的なダメージからの回復力)」が高まり、
心的なダメージを防いだり、ダメージからの立ち直りを早める事ができる、

そして、
それらを高める為には「成功したのは自分のお蔭」「失敗は他人のせい」
と考えるのが良い、とお書きしました。

それでは、そういった考えに持ってゆくには
具体的にどうすれば良いのでしょうか?

その為にはまず、
過去~現在に至る「自分が関わって成功したり、うまく行った事例」を列挙し、
「その成功に自分が行った言動がどの様に役に立ったか?」を考えて、
書き込んでみませんか?

例えば、「いえいえ、あの友人が助けてくれたからです」
と思うのであれば、

「その友人は誰でもそこまで助ける人なのだろうか?」
もしそうでないならば「何故私をそこまで助けたのだろうか?
私が今迄その人に何をして来たからだろうか?」

「どうやって、そんな素晴らしい人と友人になり、友好関係を
築き続けているのだろう?」

等と考え、なるべく成功の原因を自分の言動に結び付けて考える(内的帰属)
ようにするのがコツです。

次に、
過去~現在に至る「自分が関わって失敗したり、うまく行かなかった事例」
を列挙し、
「その失敗は誰のせいだったのか?」を考えて、書き込んでみませんか?

例えば、
「いえいえ、あの書類は私が作成してミスって 
会社に迷惑を掛けたのですから100%私のせいです」
と思うのであれば、

「じゃあ、その書類をチェックしたのは誰?」「直属の上司」
 「では、私がその上司の立場なら責任は何%?」
とか、
「この件に関して全ての責任を負う立場の人は誰?」「○○部長」
 「じゃあ、私が部長の立場なら責任は何%?」
と考えてゆき、
なるべく自分以外に責任をなすりつけて行きましょう(笑)(外的帰属)。

そして、
これからは事が起きる度にそれを繰り返し、
「私が○○したから成功したんだわ!」
とか
「あいつのせいで失敗しちゃったじゃない!」
等と鏡を見ながらつぶやいてみませんか?

但し、
それも行き過ぎると「鼻持ちならない嫌な奴」になりますのでご注意下さい(笑)。

何事もバランスが大事ですから。

そうして、
良い事があった時には
「あの人のお蔭もあるけど、私も○○したからだわ」
とか
悪い結果になった時には
「私の○○の部分もいけなかったけど、あの人もあんな事するからだわ」
等と、
自分と他人の課題(責任)をきっちり分けて
バランスが取れた適合的な思考になれれば良いと思います。

 

#性格の改善のカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください

プロフィール

のぶさわ 正明
のぶさわ 正明心理カウンセラー・自己実現コーチ
・公認心理師
・全国WEBカウンセリング協会認定
  心理療法カウンセラー
  不登校児対応アドバイザー
・矢野惣一「心の専門家養成講座」卒業
NLP、催眠療法、ゲシュタルト療法、解決志向ブリーフセラピー、フォーカシング、認知行動療法ナラティブセラピー、インナーチャイルド癒し、トラウマ療法、家族療法(システムズアプローチ)等とその統合を習得する(TVの解決ナイナイアンサーでお馴染みの「性格リフォームの匠(達人)」心屋仁乃助さん、「アネゴ系セラピスト」大鶴和江さんは矢野講座の先輩です)
・Gakken「学研の家庭教師」不登校事業室の外部相談カウンセラー
・WEBカウンセリングルーム「みらい」カウンセラー
・日本フォーカシング協会会員
・国際ブリーフセラピー協会(旧:日本ブリーフセラピー協会)会員

2012年2月開業。2025年時点で4,000名超のお客様のご相談をさせて頂きました。