HSPの人の人間関係の悩み解消のヒント①基本編
HSPの人の人間関係の悩み解消のヒント①基本編
今回からはHSPの人の人間関係の悩みの解消のヒント
をお書きしてゆきたいと思います。
まず今回は「HSPの人の人間関係の悩みの解消のヒント」の基本的な考え方
からお書きしたいと思います。
<HSPの人の人間関係の悩み解消のヒント①基本編>
HSPの人(特に「愛着の問題」や「心の傷」がある場合)の人間関係の悩み
を解消するヒントとしては、以下のポイントが重要だと思います。
「A」.「二分法的思考」(白黒思考・「全か無か思考」)をやめる
以前述べた様に、HSPの人の中でも特に「愛着の問題」や「心の傷」
を抱えている場合は、参照するファイルは恐らく「黒」の証拠
(「否定された」「嫌われた」「怒られた」「私はダメ」等)ばかりが
沢山入っている筈ですので、
そのファイルだけを参照にして深く意味づけをしてゆくと
自分や相手は「白」が全くない「真っ黒」になってしまう訳です。
しかもそれは浅薄な考えから出た結論ではなくて、
沢山の(黒い)証拠から導き出された結論ですので、
それは容易には覆らないでしょう。
(その人を犯人だと裏付ける証拠が沢山集まれば、
ほぼ犯人だと確定してしまい、弁護士が頑張っても覆らないのと同じです)
「B」.過度の一般化を避ける
(特に「愛着の問題」や「心の傷」を抱えた)HSPの人は
「あの人は私の”全てを”否定してる筈だ!」
とか
「”みんな”私の事を嫌っている」
とか
「私は”良い所なんて一つも無い”ダメ人間だ!」
等と、過度に一般化してしまう事が多いでしょう。
それは、
HSPの人は深い処理(D)によって過去から今までの記憶のファイルを
参照しながら起きた出来事を深く意味づけしてゆくが故に、
確固たる結論を出してしまうからだと考えられます。
例えば、
「愛着の問題」や「心の傷」があるHSPの人の場合は
・職場の上司が自分が作成したレポートを見て眉をひそめた
→”相手がそういった反応を示した時”をキーワードに脳内の記憶を検索し
似たような場面の記憶が入ってるファイルを開く
→そして恐らくそこには”今迄の人生で否定されたと感じた場面”の記憶
が沢山入ってる
→そのファイルを参照に意味づけしてゆくので、「否定された」と感じる
→そして、尚も深い処理は続き「あの人も私のこういう所を否定した」、
「あの人は私のああいう所をダメ出しした」
「あの人もそうだった、この人も・・・」
→そうなってゆくと、自分の全てが否定され全ての人が自分を否定している
様に感じる(あらゆる人が自分のあらゆる部分を否定してるファイル
を参照してるから、そうなります)
→そして確固たる結論である「私に良い所なんてない」
「みんな私を否定してる」
等といった「過度の一般化」思考ができあがるでしょう。
「C」.相手の立場に立って考える
「D」.自分や相手を客観視する
→ここまでの流れで「”私は”こう感じた」「”私は”こう受け取った」
「”私は”こう思った」等の「私視点」でしか結論を出していない、
悪く言えば「一人よがりな結論」しか出していないと言えると思います。
だとすれば「相手の視点」や「客観視」をしない限りは、
「一人よがりな結論」を覆すのは難しいと思います。
「E」.新しい思考による行動を行う
上の「A」~「D」の実践によって感じ方、受け取り方、思考、結論
等が変われば、新しいそれらに基づいた行動を行ってゆくと
現実(の人間関係)を変化させてゆく事ができるでしょう。
次回は、「A」~「E」の具体的な実践方法をお書きしたいと思います。
#HSP(HSC,HSS型含む)のカウンセリングについては
こちらにお書きしてますので、ご参照ください
プロフィール

- 心理カウンセラー・自己実現コーチ
- ・公認心理師
・全国WEBカウンセリング協会認定
心理療法カウンセラー
不登校児対応アドバイザー
・矢野惣一「心の専門家養成講座」卒業
NLP、催眠療法、ゲシュタルト療法、解決志向ブリーフセラピー、フォーカシング、認知行動療法ナラティブセラピー、インナーチャイルド癒し、トラウマ療法、家族療法(システムズアプローチ)等とその統合を習得する(TVの解決ナイナイアンサーでお馴染みの「性格リフォームの匠(達人)」心屋仁乃助さん、「アネゴ系セラピスト」大鶴和江さんは矢野講座の先輩です)
・Gakken「学研の家庭教師」不登校事業室の外部相談カウンセラー
・WEBカウンセリングルーム「みらい」カウンセラー
・日本フォーカシング協会会員
・国際ブリーフセラピー協会(旧:日本ブリーフセラピー協会)会員
2012年2月開業。2025年時点で4,000名超のお客様のご相談をさせて頂きました。
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