学校へ行けない人へ①五感の感覚過敏~解決のヒント

学校へ行けない人へ①五感の感覚過敏~解決のヒント

<前回からの続き>

今回は前回お書きした様な

五感からの(嫌悪)刺激に過敏さを持っている為に
学校へ行けなくなっているお子さんやその親御さんに向けて

「解決へのヒント」をお書きしたいと思います。






<学校へ行く為のヒント①「感覚過敏の特性」(1)五感からの刺激>

できればまず最初に、

学校へ行けてないお子さんが感覚過敏のせいか否か?
を親御さんが(お子さん自身でも)チェックしてみましょう。



例えば、
優しい声と表情で

「健太、ママはあなたの事をもっと理解たいので、
 何でも正直に言って欲しいんだけど・・・

 学校で音や声、目に入って来るものや触れるもの、匂いや給食等で
 嫌な事は何かな?」

等と訊いてみるのも良いと思います。

※もしお子さんが答えなかったら、今迄のお子さんの様子等から
 「この子に過敏な所があるとすれば、どこだろうか?」
 と想像してみませんか?

A.聴覚過敏の場合



・先生にも相談して、席替えやイヤーマフ・ノイズキャンセリング
 の使用の許可、

 クラスメイトへの伝達(例:「〇〇君は、君たちが休み時間に騒ぐと
 頭が痛くなって気分が悪くなるんだ。だから教室内で騒がない様にして
 〇〇君を助けてもらえないか?」等と言ってもらう)をお願いする、

 等々。

B.視覚過敏



・先生にも相談して、席替えや教室の模様替え、
 或いは色のついた眼鏡の使用の許可を得る、等々。

C.触覚過敏



・先生にも相談して、クラスメイトに注意を促してもらったり、
 お子さんが大丈夫な服や上履きへの変更の許可、

 それがままならないのであれば、
 肌に直接触れる下着や靴下の工夫等。

D.嗅覚過敏



・先生にも相談して、席替えや換気、マスクの着用の許可を得る
 等。

E.味覚過敏



・先生にも相談して、給食で食べられない物がある(何は食べられるか?)
 を伝えておき、配慮してもらう等。

そして、こういった「特性」を持ったお子さんに対して
私が大切だと感じる事は、

「その刺激に対して敏感であるという事は不快を強く感じるが、
 快も感じる事ができる」という事です。



どういう事かと言いますと、

例えば、
「聴覚過敏」のお子さんは、不快な音(声)とは逆に
快を感じる音や楽器の音色、歌声等があるでしょう。

ですから、
ボーカル楽器作曲等の才能があるかもしれんせん。



同様に、
「視覚過敏」のお子さんは、ファッションコーデデザイン絵画
に隠れた才能があるかも知れませんし、

「触覚過敏」のお子さんは、陶芸や、物作りが好きかも知れません。



或いは、
「嗅覚過敏」「味覚過敏」のお子さんは、テイスティングブレンダー
料理人パティシエ等に向いている事もあるかも知れません。



ですから、
是非親御さんには我が子の「過敏さ」をネガティブに捉えずに、
才能として応援して頂ければと思います。






次回は、

五感そのものではなく、
「人との関係性の中での空気・雰囲気等への自分の感じ方⇒捉え方」
(便宜上”対人過敏”とします)
によって学校へ行けなくなっているお子さんのケース
をお書きしたいと思います。

 

<次回へ続く>

 

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プロフィール

のぶさわ 正明
のぶさわ 正明心理カウンセラー・自己実現コーチ
・公認心理師
・全国WEBカウンセリング協会認定
  心理療法カウンセラー
  不登校児対応アドバイザー
・矢野惣一「心の専門家養成講座」卒業
NLP、催眠療法、ゲシュタルト療法、解決志向ブリーフセラピー、フォーカシング、認知行動療法ナラティブセラピー、インナーチャイルド癒し、トラウマ療法、家族療法(システムズアプローチ)等とその統合を習得する(TVの解決ナイナイアンサーでお馴染みの「性格リフォームの匠(達人)」心屋仁乃助さん、「アネゴ系セラピスト」大鶴和江さんは矢野講座の先輩です)
・Gakken「学研の家庭教師」不登校事業室の外部相談カウンセラー
・WEBカウンセリングルーム「みらい」カウンセラー
・日本フォーカシング協会会員
・国際ブリーフセラピー協会(旧:日本ブリーフセラピー協会)会員

2012年2月開業。2025年時点で4,000名超のお客様のご相談をさせて頂きました。