我慢する事について⑧何故我慢できない人が増えてるのか?(3)

我慢する事について⑧何故我慢できない人が増えてるのか?(3)

<前回からの続き>

今回は、
私が考える「我慢できない人が増えている原因」の3つ目である、
「刹那主義」についてお書きしたいと思います。






③刹那主義

以前、私が考える”我慢”の定義として

「将来的に大きな快や報酬を得る為に、或いは将来的な強い不快を避ける為に
 忍耐や辛抱してでも、目の前の不快な事柄に継続的に取り組んでゆく事」

とお書きしました。



ところが、
私が思うに今の時代は我慢に値する様な将来的な大きな快や報酬を
得る夢を持てなくなっているのではないでしょうか?

学力等の自分の能力の相対的な数値化が進み、
子供達は自分の能力の限界(身の程)を早くから知ってしまうでしょう。



或いは、
終身雇用が崩れ、それどころか、いつ切られるかわからない派遣の仕事
数年先さえわからない人達の増加



仮に夢を実現しても、
そこから一気に”負け組”へと転落してしまう人達の情報も沢山もたらされます。



また、
将来的な強い不快を避ける事に関しては、
「先の事なんて考えずに、今を楽しみましょう!」と、
刹那的な快刺激へと誘導してゆくメディアやマスコミ

そしてその背景にある末期的?な資本主義の大量消費社会。

つまり、
”提供”された刹那的な快楽に身をゆだねて行けば
将来的な強い不快を避ける為の我慢は最早必要無くなってゆくのでしょう。



そうした時代の潮流に流される様に、
他者との交流も希薄になって

「気に入らなければ切っちゃえ!」
こちらの部分も刹那的な大量消費に傾いてきているのではないでしょうか?

 

<次回へ続く>

プロフィール

のぶさわ 正明
のぶさわ 正明心理カウンセラー・自己実現コーチ
・公認心理師
・全国WEBカウンセリング協会認定
  心理療法カウンセラー
  不登校児対応アドバイザー
・矢野惣一「心の専門家養成講座」卒業
NLP、催眠療法、ゲシュタルト療法、解決志向ブリーフセラピー、フォーカシング、認知行動療法ナラティブセラピー、インナーチャイルド癒し、トラウマ療法、家族療法(システムズアプローチ)等とその統合を習得する(TVの解決ナイナイアンサーでお馴染みの「性格リフォームの匠(達人)」心屋仁乃助さん、「アネゴ系セラピスト」大鶴和江さんは矢野講座の先輩です)
・Gakken「学研の家庭教師」不登校事業室の外部相談カウンセラー
・WEBカウンセリングルーム「みらい」カウンセラー
・日本フォーカシング協会会員
・国際ブリーフセラピー協会(旧:日本ブリーフセラピー協会)会員

2012年2月開業。2025年時点で4,000名超のお客様のご相談をさせて頂きました。