恋愛/結婚がうまくいかない②愛着の問題の解決のヒント(4)

恋愛/結婚がうまくいかない②愛着の問題の解決のヒント(4)

<前回からの続き> 






前回お書きした手順に従って、

幼い頃の自分(インナーチャイルド)のケアが進めば、
その時に作った”信念”を変えてゆきましょう。






<愛着の問題(特に転移)の解決のヒント>






④(幼い時に作った)信念を変えてゆく






(1)幼い頃に作った”信念”に基づいて生きる事で、その後~今迄
 どんな辛い目に遭ってきたか?を思い浮かべる(書き出す)



例:「小学校の時、”良い子でなきゃ”と先生のいう事をきく
   優等生をやってたなあ~。でもクラスのみんなから”お前は先生の犬だ!”

   っていじめられ、言い返さなかったからどんどんいじめが酷くなって
   孤立して凄く淋しかった・・・。



   中学の時も自分の意見を言わず、友達のいう事を全部きいてたら、
   パシリみたいに便利に利用されてたよな・・・。



   3年前、彼氏に浮気をされても何も言わなかったので、
   どんどん外遊びが酷くなって、しまいには帰って来なくなって
   何日も死にたい程、辛い夜を送っていたよなあ・・・」

等々。






(2)大人の私として、その子の信念を緩めてあげる



例;「チエちゃん、あなが小学生の時に・・・
   (と上の「(1)」で書き出したその後の出来事を伝えてあげる)

   だから、”良い子でなきゃ!”をやり続けて幸せにはならなかった・・・

   そして、あなたを幸せにする事ができなかった、ごめんね。
   私はチエちゃんが、良い子であってもそうじゃなくっても大好きだよ!
   あなたがどんな子でも私はあなたの味方だよ!

   だから、もうこれ以上、我慢しなくてもいいよ、
   もうこれ以上、頑張らなくてもいいよ!好きな事していいよ!
   そこまで良い子じゃなくてもいいよ!そして一緒に幸せになろうね!」

   等々。



※「幼い頃の自分の”信念”が出て来た」と気づく度に
 何度も繰り返し伝えてあげましょう






次回は、この続きである「⑤現実の行動を変えてゆく」方法
についてお書きしたいと思います。

<次回へ続く>

 

#人間関係の悩みのカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください