夫婦関係で一番大切な5つの事②適切な距離感(2)

夫婦関係で一番大切な5つの事②適切な距離感(2)

<前回からの続き>

今回は私が思う「夫婦関係で大切な5つの事」2つめについて、
「適切な距離感の保つ」の為のヒントをお書きしたいと思います。




<②-(2)お互いの適切な距離感を保つ方法>

A.自分と相手の特性(心の安定の方向性の比率)を知る


前回お書きした考え方に基づいて、
自分と相手の「心の安定をもたらす方向性の比率」をまず把握しましょう。

※「S型」=不快刺激のシャットダウン(独り)で安定

 「D型」=快刺激を得て安定

 「О型」=人との交流で安定


例:


「私は、誰かと一緒に居て楽しい会話をするのが好きだし、
  みんなとワイワイできる場も好きだ。
  子供が大きくなれば、家族みんなで世界一周なんかもしてみたいな。

  ・・という事は”S=1”、”D=4”、”О=5”くらいの割合かな?」


「俺は、独りでゲームしたり、登山したりしている時が一番幸せだ。
  妻の事も好きだし、子供も可愛いけど、
  俺が傍に居たい時だけ一緒に居るのがベストかな?

  ・・という事は”S=5”、”D=4”、”О=1”くらいの割合かな?」




B.お互いに相手の特性(心の安定の方向性の比率)
  合わせてゆく工夫をする

自分や相手の特性(心の安定の方向性の比率)に反する方向へ
舵を取ろうとすると負担がかかかり、いつか破綻するでしょう。

ですから、
お互いが相手の特性に合わせてゆく必要があると思います。


例:


「俺には自分独りで楽しめる時間が必要だ。
  けど、嫁さんはそうじゃない・・・。

  楽しい会話ならまだしも、愚痴や文句を聴きたくない。
  それに、仕事で疲れている中でも家事や育児を少しは手伝っている
  つもりなのに、嫁さんは”やってくれない”と不満をもらす。

  でも、嫁さんは”家族一緒で”を望んでいるんだもんなあ~。

  俺の予定が妨げられるのが嫌だから、
  二人で話あって、予め”子を公園に連れてゆく日”とか”家族で出かける日”、
  ”週末に二人で楽しく宅飲みする時間”なんかを決めていこうかな?」

「私は誰かと一緒の楽しい場を求めている。
  だから夫が相手してくれない時は、友人に電話したり、
  ママ友たちと一緒に子供を遊ばせたり、おしゃべりする時間を増やそう。

  それと・・・旦那には仕事の愚痴や文句を言わない様にして
  楽しい話を意識するのと、長々と話さず
  なるべく彼の”時間”を尊重する様にしよう。

  そして、”有難う、助かった!”って言うと嬉しそうな顔するので、
  子供の世話や家事を少しでもやってくれたら、
  笑顔で感謝する事を心がけよう。」

等々。


※それでも難しければお気軽にご相談下さい

<次回へ続く>