人間関係の悩み①適切な距離感と境界線

人間関係の悩み①適切な距離感と境界線

<前回からの続き>

「知り合った人と親しくなってたと思って、
 私が言いたい事を言う様になったからか突然冷たくされて、
 辛くなってLINEをブロックしてその人を切ってしまった・・・。

 そんな事がよくある私は
 他人との距離感がうまくつかめないのかなあ。」




「子供時代、家では母の愚痴の聞き役だったし、
 学校でもクラスの子達に軽く見られ、良い様に利用されていたと感じる。

 今の職場でも私が断れないからか、先輩や上司に仕事を押し付けられ
 私独りだけ残業してる事も多い。

 おまけに彼からは甘えられて、なんだかんだでお金を貸し続けている。
 仲の良い友達からは”他人との境界線を引かなきゃダメ!”と言われるけど
 そんな事中々できない自分が情けなくて落ち込んでしまう・・・」




私のカウンセリングルームにも
人間関係で悩んでおられてご来談になる方も多いですが、


そういった方の中で
「他人との距離感がわからない」
とか
「他人との境界線を引きたいけど、どうすれば良いかわからない」
等のお声をよくお聴きします。

今、ネットや本等でも「他人との距離の取り方」「境界線の引き方」
等のノウハウが様々出回っていると思いますので、
そういった方法で悩みが解消できる人も居らっしゃるでしょうが、

「頭でわかっても実行できない!」
という方もいらっしゃいます。


もしあなたが後者のタイプならば、

「他人との適切な距離感」を掴んだり
「他人との境界線を引く」前に
まずしなければいけない事があると思います。


その辺りを次回からお書きしてゆきたいと思います。


<次回へ続く>