何故私だけにこんな不幸が次々と襲って来るのか?

何故私だけにこんな不幸が次々と襲って来るのか?

「今迄付き合った人もそうだったし、
 今の旦那も気持ちをわかってくれるどころか
 DVやモラハラをされて辛い目に遭っています」

「親しくなる度に友人に裏切られ続け、
 他人を信用する事ができなくなりました」

「職場の人間関係でいつも苦労し、転職を繰り返し、
 最近また失業しました」

ー そうして「何故私だけにこんな不幸が次々と襲って来るのか?」
  と嘆き、行き詰ってしまう人もいらっしゃいます。

それはまるで
「神よ、我に艱難辛苦を与えたまえ!」と祈っているかの様です。

僕の経験からすると、そういった方の殆どは無意識の「考え方の癖」
によって、そういった”不幸”を引き寄せる言動をしてしまっている
と言えると思います。
(譬えその不幸が病気や事故や偶発的な被害に見える場合でさえも)

そうして「もう自分一人では何ともできない」と行き詰ってしまった方は、
無意識の「考え方の癖」を変える為のカウンセリングを受けられるのも
良いでしょう。

そうして、カウンセリングを受けて「考え方の癖」を変えて行けば、
不幸な人生におさらばできる方が多いです。

ただ僕は、そういった”不幸”は決して無駄だったとは思えません。

何故なら、そういった「(不幸を呼び寄せる)不適合的な考え方の癖」も
元をただせば必要があって無意識に作られたものだからです。

しかも、その「考え方の癖」のおかげで、自分しかできない経験を
沢山積んで来たとは言えませんか?

譬えて言うと、
並の選手だったらしない様なハードなトレーニングを重ねて来た・・・。
或いは、
並のシェルパなら持てない様な荷物を抱えて山に登り続けた・・・。
そりゃ、しんどくなって当然です。

そうして、今迄とは違う行動(例えば、他人に頼ってみよう!、とか
カウンセリングを受けてみよう!)を取って行かれる・・・。

でも、そのトレーニングを終えた時、その沢山の荷物を降ろした時、
とてつもなく強くなっている自分に気が付く筈です。

もしかしたら、そこまで不幸の連続に襲われなかったら
「このままじゃまずいな」と、今迄と違う行動を取る事はなかったのかも
知れません。

これは仏陀の悟りへの道に譬えられるかも知れません。

ー仏陀は最初は難行苦行を重ね続けた。
 そして、それをとことんまでやり切った・・・。
 でも、どこかで行き詰ったのでしょう。
 だからそれをやめて、瞑想という今迄と違った行動をし、
 悟りを開かれた。

では、難行苦行は必要なかったのか?
僕はそうは思えません。
難行苦行(今迄の経験)があったからこそ、違う道を求めた訳ですし、
心身の強さを身に付けたのではないでしょうか?

僕は悟りに導く仏でも何でもありませんが、難行苦行を終えて、
新たな道を求める人の灯台の灯り位にはなれたらいいなと思っています。

 

#性格の改善のカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください

#うつ病のカウンセリングについては、こちら

#私のカウンセリングの特長については、こちら

 

 

過去を書き換えるには?

 

「あの時ああしておけば・・・」

「何故あんな事しちゃったんだろう・・・」

人間誰しも過去の後悔を引き摺っちゃう事があると思います。

そして、その事ばかりに目が行くようになるとしんどいですよね?

最近は僕自身の事はあまり書いていないですが、
僕自身も55年間生きて来て、ご多分に漏れず様々な失敗をし、
思い出したくもない経験もして来ました。

僕は現職に至るまで14社転職し、
その多くは今で言う所の、所謂「ブラック企業」でした。

「無力感」に苛まれた会社もあったし、
全社員から四面楚歌状態になった会社、
責任を全部被せられた会社、責任感に押し潰されそうになった会社
もありました。

勿論、記憶は消せませんので
”その部分”だけを思い出すと今でも怒りや、恥ずかしさや、無力感
等が湧いて来ます。

周りからは「折角良い大学出てるのに何やって来たんだ。勿体ない・・・」
等、言われた事も多々ありました。

でも、今は自分の歩んで来た道に後悔はありませんし、
一般的な人生では恐らくしない様な経験をさせて頂いた事に感謝さえ覚えます。

「今迄の全ての経験が今の僕を形作っている。
 今迄の自分の人生に全く悔いは無い。
 僕を嵌めた社長、有難うございます。
 僕を裏切った友、有難うございます。」

何故、そう思えるのか?・・・。

僕は物事(特に人間関係の間で)には、
「裏切り、騙し、攻撃、見下し、失敗→叱責・罵倒、支配・洗脳、後悔、
 無能感」等の「影」の部分と、

「喜び、幸福感、達成感、貢献感、自己重要感、感謝、愛、満足」等の
 「光」の部分の両面がある事をある時から意識し始めました。

それからは、「影」の部分はささっとフォーカスして、
そこから学べる事だけを拾い出して、次に役立てる、
という習慣を作りました。

※勿論「影」の部分の記憶は消えた訳ではありませんので、いつでもそれを
 取り出して、恨みつらみを言ったり、自分や相手を責める事は可能です(笑)。

でも、そこに焦点を当てる代わりに、
「光」の部分に焦点を当てる事にしました。

その転機となったのは、もう20数年前の事ですが
当時の僕は公私ともに「影」の部分にばかりフォーカスし、
しんどくなってしまい、行き詰っていました。

「もう、自分で何とかするしかない!この苦しみから脱却する為には、
 どんな事でもしよう!」と決意するしかない状況でした。

そしてその日から意識して自分の過去の「光」の部分に焦点を当てる事
を実践し始めました。

「入社1週間で殆どの新卒が辞める軍隊式の営業会社で全国6位に入って、
 何千人という社員から賞賛の拍手を頂いた時・・・」

「”君は4000人に一人の営業マンだよ”と所長から言われた時・・・」

「全社員から四面楚歌され、社長からは全責任を押し付けられても
朝一番に出勤し、社内の掃除から始め、夜遅くまで全ての社員の為に
身を粉にして働いてた時・・・」

「塾の教え子が難関校に合格し、喜んでる姿を見た時・・・」

「プログラマーとして、無茶な納期に遅れる事無くやり切った自分・・・」

「TELアポのバイトで入ったのに、いきなり数社の経営コンサルタントを任され、
 数日間徹夜でQCや改善の本を読みまくりレジュメを作ってコンサルし、
 組織が変わって行く様を見た時・・・」

「健康器具を買って頂いたお客さんの難病がどんどんよくなっていく姿
 を目にした時・・・」

「部下達を守る為に、自分の生命保険を使おうとバカな(笑)決意をした時
 ・・・」等々。

果たして、それが「光の部分」なのか、或いは、傲慢なのか、バカなのか(笑)
は置いておいて、兎に角自分自身の経験の中で、それを思い出すと
「力が漲って来る事」を毎日繰り返し繰り返し、頭の中で再生し続けました。

すると、「自分て凄いな、偉いな!良い経験を積んで成長して来たよな」
と自分の人生を肯定できるようになって来ました。
(※ただし、他人にその部分ばかり喋るときっと鬱陶しがられます(笑))

自慢じゃなくて(笑)、何が言いたいか?と言うと要するに
「過去の記憶の何処に焦点を当てて行くか?」という事が大切だと
実感しています。

人は2つの物に同時に意識を集中する事は至難の業です。

ですから、「自分に力が漲る記憶」に焦点を当て続ける事
(最初は無理やりにでも行ってゆくと、習慣になります)
で、嫌な記憶が書き換わる訳では無く、
過去の自分の人生の意味づけが変わってゆくと感じています。

そうなれば、その延長線上にある”今”も”未来”も、
きっと希望に満ちた物になってゆくはずだと思います。

 

#自責・自己嫌悪(否定)・後悔の解消の為のカウンセリング
については、こちらにお書きしてますので、ご参照ください

 

 

自分の悪い面ばかり見て来た人へ~自分アルバムを作る

 

「私は、自分の悪い面ばかりに目が行ってしまいます。 
 そしていくら他人から肯定されても素直に受け入れる事ができません」

「私は親から愛された記憶が殆どありません。
 否定ばかりしてきた親が今でも許せないです。」

そんな悩みを抱えた方もいらっしゃると思います。

先日、うちで3回カウンセリングを受けられた
Aさんという20代の女性からメールを頂きました。

そしてそのメールには、他の方の参考になるであろう素敵な内容が
書かれていましたので、
Aさんの承諾を得た上で、記事にさせて頂きました。

(Aさんからのメール=原文のママ)
ー

さきほど昼寝をしていて見た夢で、とても不思議な体験をしました。
その夢の内容を書かせてください。

自宅に真っ白な1冊の本が送られてきました。

そのうちの20ページほどに渡り、赤ちゃんの頃から高校生くらいの頃までの
私の写真(カメラ目線ではなく第三者が知らない間に撮ったと思われるもの)と、
昔大切にしてた物などの懐かしい写真がたくさん乗せられていて、
それぞれ写真の横に短いエッセイ風の文が書かれたものです。

その文は、
『このときこんな思いで、こんなことを頑張ったね』
『あなたはこんなに素敵なんだから、いいじゃないか』
など、忘れていた思い出と、
第三者の目線から私を肯定する内容のものばかりでした。
私はその本を母と父に見せながら、思い出をたくさん語りました。

夢の中で両親と本を読んでる途中に涙がたくさん出てきて目が覚め、
夢だと気づきました。

写真やエッセイの詳しい内容は忘れてしまいましたが、
両親に愛されて育ってきたことや、子供の頃の自分の好きなことや
性格の良い面、夢などをたくさん思い出し、とても感慨深いです。

私は自分の悪い面ばかり見る癖があり自信が持てず、
過去も悪いことばかり記憶していたように思います。

なので人からこんなに自分を肯定されても素直に受け入れられませんでした。
けど今回はすごく腑に落ち、
自分をもっと愛したい気持ちでいっぱいになりました。

夢の中の本が、自分の中の意識がつくりあげたものだとしても、
以前あんなに自信のなかった私では有り得ないことだと思います。

先生に辛い気持ちを聞いていただき、
それらを消すお手伝いをしてくださったおかげだと、心から感謝しています。

これからも良いように変わっていけるよう、
先生からのアドバイスを毎日実践していきたいです。

ー

Aさん、有難うございました。

このメールを参考に、「自分アルバム」を作ってみるのも
役に立つのでは?と思い至りました。




<自分アルバムを作る>

①生まれてから今までの自分が写っているアルバムを用意する

※万一アルバムが残っていない場合は、新しいノートを用意しましょう

②付箋を2種類(親用と今の自分用)用意します
 そしてあなたが写っている写真毎に、

 (1)それを撮った親がどんな思いでいたか?を想像して
   肯定的な文を付箋に書きこんでみませんか?

   →例えば「満1歳の誕生日。私に似て笑顔が可愛い
        このまますくすくと育って欲しい」等

   また例えば「保育園時代。よく熱を出す子でいつも心配だった」

 (2)次に、今のあなたが子供時代のあなたの親であったなら?と
   想像して、同様に肯定的な文とどんな思いであったか?
   を付箋に書き込んでゆきましょう

   →例えば「幼稚園時代の学芸会。緊張したけど、
   一生懸命やったよね!とても頑張り屋さんだったね。

   そしてお母さんが観に来てくれて嬉しかったよね」

   また例えば「小学校の1~2年の時に描いた絵」

   絵を描くのが好きだったね!将来は漫画家になりたい
   と思ってたよね」

   或いは「6年生の修学旅行。嫌な事もあったけど、
   よく頑張って学校に通ったよね!けなげだよ。
   愛おしいよ。こんなに素敵なんだから、そのままでいいよ」

③写真に残っていない思い出は別に大きな付箋を用意して
 どんな写真を加えたいか?を考えて場所や年代、構図や表情、服装、
 誰といるか?等を付箋に詳細に書き込んで、それを新たなページに
  貼り付けて、あたかもその写真が写ってると想像しましょう。

 (イラストが得意な人はイラストで描くのがいいと思います)

 そして同様に小さな付箋でエッセイ風のコメントを書いてみましょう。

(大好きだった物なども詳細を書き込んだりイラストを描いて};
 ”写真”に加えるのもいいでしょう)

 ※写真が無い人は、新しいノートにまず大きな付箋に貼り付けたい写真の
  詳細やイラストを描いて貼り、その”写真”に対するエッセイ風の
  コメント(親と今の自分から)を小さな付箋に書き込んでゆきましょう

④そうして、”アルバム”ができあがったら、毎日見返して
 新たに思い出した事があれば、それも加えて行きましょう。

⑤そのアルバムを「今の自分」まで完成できたら、
 1か月後、2か月後、半年後、1年後・・・と
「こうなっているかも?」と思える未来の自分を想像して、
 (勿論、写真はありませんが)イラストや肯定的な分を
 書き加えてゆければ素晴らしいと思います。

 

#性格の改善のカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください

#HSPの人のカウンセリングについては、こちら

#アダルトチルドレン,共依存のカウンセリングについては、こちら

プロフィール

のぶさわ 正明
のぶさわ 正明心理カウンセラー・自己実現コーチ
・公認心理師
・全国WEBカウンセリング協会認定
  心理療法カウンセラー
  不登校児対応アドバイザー
・矢野惣一「心の専門家養成講座」卒業
NLP、催眠療法、ゲシュタルト療法、解決志向ブリーフセラピー、フォーカシング、認知行動療法ナラティブセラピー、インナーチャイルド癒し、トラウマ療法、家族療法(システムズアプローチ)等とその統合を習得する(TVの解決ナイナイアンサーでお馴染みの「性格リフォームの匠(達人)」心屋仁乃助さん、「アネゴ系セラピスト」大鶴和江さんは矢野講座の先輩です)
・Gakken「学研の家庭教師」不登校事業室の外部相談カウンセラー
・WEBカウンセリングルーム「みらい」カウンセラー
・日本フォーカシング協会会員
・国際ブリーフセラピー協会(旧:日本ブリーフセラピー協会)会員

2012年2月開業。2025年時点で4,000名超のお客様のご相談をさせて頂きました。