うつ病の原因と発生のメカニズムと解決法(①原因とメカニズム)
うつ病の原因と発生のメカニズムと解決法(①原因とメカニズム)
※以下は仮説・私見を交えた解釈の部分もありますのでご容赦下さい
★<うつ病の原因と発生メカニズム>
①幼児期に親等から受け取った直接的・間接的なメッセージが繰り返される
事によって、或いは”トラウマ”になるような体験をする事によって、信念
(例えば「人に頼らず何もかも自分で責任を負ってやらなければいけない」
等)を持つようになる、即ち”信念の神経回路”が形成されます。
※幼児期以外にも、トラウマになるような体験を通してある”神経回路”が
出来る事もありますし、様々な社会経験や人間関係の中でそういた”回路”が
できる事もあると思います。
⇒これらの中で特に強く働き過ぎると時には結果として自分を苦しめてしまう
信念を「禁止令」、「スキーマ」、 「(イラショナル)ビリーフ」等と呼びますが
それ自体は 決して”悪い”ものではなく良いように働けば「凄く 正義感が
強い」、「凄く人の事を思いやれる」、「競争心も自立心も人並み外れて強
く、社会的に大成功する」等、 他人にはないような大きな長所となります。
また、それを与えた親や周囲の人達も悪気があった訳でもないし、受け取った
子供が悪い訳でもありません。
(※アルコール依存やネグレクト、虐待をする親は勿論、別です)
そして殆どの人がその人独自の信念に基づいて生きていて、それらは「個性」
や「性格」の一部として表れます。
ただ、その人の大きな長所にもなる反面、ある”極端な信念”の為に「生き辛さ」
を感じるのなら、それは問題と言えます。
②その信念が存在する神経回路にアクセスする誘因(例えば自分の経営する
会社が傾いた時に、人に頼らず自分で解決しようと頑張る)が繰り返されると
無理に頑張る力を奮い立たせる為のノルアドレナリンと、それをコントロール
する(精神を安定させる)為のセロトニンの過剰放出が続きます。
そして神経回路自体も、要は”オーバーヒート”して しまいます。(この
”オーバーヒート”状態は、様々な生理学的変調を引き起こすはずです。
例えば先日の新聞記事で、ある精神疾患の患者を調べると、脳内電流の異常
が見られた、と出ていたし、東北大の川島教授らが指摘するPTSDによる
海馬の委縮等もそうです。⇒それは、オーバーヒートしてるんですからね。
(でも、そういった”変調”は元に戻せます。海馬の復元力も凄いものです)
③その結果、(過剰放出していた)ノルアドレナリンやセロトニンの絶対量が
不足し、同時にダメージを受けた神経回路のセロトニン等の受容体の働きが
悪くなり伝達できずに”再取り込み(再吸収)”してしまいます。
④こうしてノルアドレナリン・セロトニン不足の「うつ状態」が出来上がります。
それでも尚「責任は全て自分で負わなければ」という”信念”の回路にアクセス
し続けると、ますます伝達物質の不足(=うつ状態の悪化)を招き最終的には
「私が全責任を負って・・」という”信念”に基づいた最悪の決断をしたりします。
つまり、自分の中で起こっている「悪循環」があるわけですから、どこかで
断ち切ればいいわけです。
しかも「自分で作り出した”信念の回路”ですから、それに対抗したり和らげる
”別の神経”回路”をあなた自身で作り上げる事ができるのです。
ただ ”悪循環”に巻き込まれ、「自分の中にある力」を引き出せない方や
信じる事ができなくなっておられる方」には我々専門家や周囲の家族の方々
のサポートが必要になって来ます。
次回は、その”悪循環”から脱出する為のヒントをお伝えしたいと思います。
#うつ病のカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください。
プロフィール

- 心理カウンセラー・自己実現コーチ
- ・公認心理師
・全国WEBカウンセリング協会認定
心理療法カウンセラー
不登校児対応アドバイザー
・矢野惣一「心の専門家養成講座」卒業
NLP、催眠療法、ゲシュタルト療法、解決志向ブリーフセラピー、フォーカシング、認知行動療法ナラティブセラピー、インナーチャイルド癒し、トラウマ療法、家族療法(システムズアプローチ)等とその統合を習得する(TVの解決ナイナイアンサーでお馴染みの「性格リフォームの匠(達人)」心屋仁乃助さん、「アネゴ系セラピスト」大鶴和江さんは矢野講座の先輩です)
・Gakken「学研の家庭教師」不登校事業室の外部相談カウンセラー
・WEBカウンセリングルーム「みらい」カウンセラー
・日本フォーカシング協会会員
・国際ブリーフセラピー協会(旧:日本ブリーフセラピー協会)会員
2012年2月開業。2025年時点で4,000名超のお客様のご相談をさせて頂きました。
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