考え方や行動を変える事が通用しないのは何故か?

考え方や行動を変える事が通用しないのは何故か?

<前回からの続き>

前回、

「〇〇したくてもできない」
とか

「〇〇してはいけないのに止められない」

等といった状態に陥っているのであれば、
考え方や行動を変える事でそれを克服しようとすると、
成功率はかなり低くなると思う、とお書きしました。

今回は私がそう考える理由をお書きしたいと思います。






まず人間のは大きく分けると、

思考や意志・判断、理性等を司る
「大脳皮質」(意識)

感情・身体感覚(症状)やそれに纏わる記憶を保持している
「大脳辺縁系」(無意識)

に分かれます。

(※「心の傷」等のトラウマチックな記憶や感情・感覚、
  それに基づいて作られた信念や思考・行動パターン
  も無意識下に保存されていると考えられます)

ここで、

「〇〇したい」とか「〇〇してはいけない」等は「意識」の側で、

「〇〇できない」とか「〇〇をやめられない」等は「無意識」の側である
と言えるでしょう。

普段は、
「意識」側が優位に働いて、勉強したり、仕事や家事や子育てしたり
趣味を楽しんだり、人と交流したりができるのですが、

何かのきっかけで引き金が引かれ、「無意識」が突然活性化して
「意識」側を圧倒すると、
「意識」即ち「大脳皮質」が機能停止してしまいます。



そうなると「〇〇したい」とか「〇〇してはいけない」といった、
大脳皮質の働きに依存している意志や行動は吹き飛んでしまうでしょう。



逆に言うと、無意識側にトラウマチックな記憶や感情・感覚・信念が
 余り保存されていない場合や”引き金”が引かれにくい環境に居る場合、
 或いは無意識側の信念と意識側の思考や行動が矛盾しない場合は
 大脳皮質の機能停止が起きにくいと思われますので、”問題”にはなりにくい
 でしょう。






それでは、そういった状態に陥っていて身動きできない人
どうすれば良いのでしょうか?

そのヒントを次回、お書きしたいと思います。

<次回へ続く>

#性格の改善については、こちらに原因と解決へのヒント
をお書きしてますので、ご参照ください

プロフィール

のぶさわ 正明
のぶさわ 正明心理カウンセラー・自己実現コーチ
・公認心理師
・全国WEBカウンセリング協会認定
  心理療法カウンセラー
  不登校児対応アドバイザー
・矢野惣一「心の専門家養成講座」卒業
NLP、催眠療法、ゲシュタルト療法、解決志向ブリーフセラピー、フォーカシング、認知行動療法ナラティブセラピー、インナーチャイルド癒し、トラウマ療法、家族療法(システムズアプローチ)等とその統合を習得する(TVの解決ナイナイアンサーでお馴染みの「性格リフォームの匠(達人)」心屋仁乃助さん、「アネゴ系セラピスト」大鶴和江さんは矢野講座の先輩です)
・Gakken「学研の家庭教師」不登校事業室の外部相談カウンセラー
・WEBカウンセリングルーム「みらい」カウンセラー
・日本フォーカシング協会会員
・国際ブリーフセラピー協会(旧:日本ブリーフセラピー協会)会員

2012年2月開業。2025年時点で4,000名超のお客様のご相談をさせて頂きました。