カウンセラーの心構え①~何が一番動かし易いか?

カウンセラーの心構え①~何が一番動かし易いか?

「○○障害」、「○○症」、「○○の問題」・・・。

そういった所謂”障害”や”問題”と呼ばれるものが
固定されて維持されてしまうから行き詰ってしまう。

逆にそれらが変化し”動かす”事ができれば解決する、と僕は考えています。

ですからカウンセラー、特に短期療法を目指す場合は、
「何が一番動かし易いか?(変え易いか?」
「どうすれば動かす事ができるか?(変化させる事ができるか?)」
を考える必要があると思います。

例えば、まず”問題”が固定されてしまう一つの概念として「○○障害」
「性格」「鬱」等といった呼称があります。

「発達障害」を例にすると、医者で「発達障害です」と診断されると、
何か「一生その”障害”を背負って行かなければいけない」といった、
動かし難い現実として捉えられる方が多いと思います。
(「生まれつきのものだから治りません」等と言われたりすると、
 増々その概念が固定されてしまうでしょう)

そういった場合でも、
「誰でも未だ発達していない神経があります。例えば運動音痴の人は
運動神経の発達障害、否、運動神経が今はまだ未発達なだけで、
練習すればスポーツ選手にはなれないけれど
運動会でドンべからは抜け出せる可能性はありますよね?」
等と、動かせる形に概念を変えてゆく事ができます。

そして更に、例えば先延ばしと物忘れ、ミス、片付けができないのであれば、
その中で改善できそうな部分を探って行き、それをもっと細かくしていきます。
(勿論、クライアントさんの「どうなったら良いか?」という目標
 に沿ってですが)

(例)
「片付けができた日もあったんですよね!それはどうやってできたんですか?」
「まずどの場所の片付けをしたいですか?」

→「事務所のデスクです」
→「その中で一番気になる部分はどこですか?」
→「引き出しです」
→「引き出しは何段ありますか?」
→「3段です」
→「その中で一番気になるのは何段目ですか?」
→「2段目です」
→「明日、2段目だけを片付ける自信は何%ですか?」
→「70%くらいです」
→「では、それをやってみませんか?」

この様に現実問題として動かせる部分を探って行き、
実行可能なごく小さな目標を作って行きます。

幸いにも僕達カウンセラーは医師と違い、診断を下す事はできないので、
動かし易い形に自由に持ってゆく事ができます。

例えば
「10年間、鬱です」
→「この10年の間で”落ち込み”が酷い時があった訳ですね」
「性格を変えたい」
→「”考え方の癖”を変えたいのですね」等々・・・。

※但し、「こんなに空気が読めずに人間関係をうまく築けないのは、
 自分が悪いんだ・・・」等といった酷い自責→落ち込みで
 動く事ができない場合は、「発達障害です」と診断を受けた方が、
 自責→落ち込みのパターンに変化をもたらす事ができる場合もあります。

 そういった場合は医師の診断を受けて、動かし易くなってから
 カウンセリングを受けられるのも良いと思います。

そしてこの「何(どこ)が一番動かし易いか?」を考える事は
家族や夫婦、カップル等の人間関係の悩みで用いられる家族療法にも
当てはまります。

家族療法では、必ずしも”問題がある”とみなされた人が来談する必要は
ありません。

勿論できるだけ多くの家族メンバーがお越しになる事が理想ですが、
極端な言い方をすれば、その家族の成員であれば子供、兄妹、おじ・おば等
どなたが来られても良い訳です。

カウンセリングにお越しになるという事は、変化へのモチベーションが
一番高い人のはずですから、一番動かし易い(失礼!)という事になります。

家族間の問題であれば、どなたが変化しても全体に影響がある訳ですから
問題の解決に向けて動かし易い人に動く事が
可能な小さな変化をもたらしてゆく、という考え方が役に立つと思います。

 

#夫婦親子,家族問題の家族療法については、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください

#私のカウンセリングの特長については、こちら

 

 

カウンセラーの心構え②~何を訊いて行くのか?

 

カウンセラーとしては、クライアントさんのお悩みを
「受容的、共感的に聴いてゆく」という事が基本になると思います。

では、クライアントさんに自由にお話をして頂いて、
それをただ聴いているだけでいいのでしょうか?

勿論それが基本ですし、学派によってはほぼその枠組みの中で
カウンセリングに当たっている方もいらっしゃいます。

僕の場合は、様々な学派を折衷した「”超”短期療法」を謳ってますので、
クライアントさんに対して、かなり質問してゆきます。

例えば
「今一番困っている問題」
「それによって何が妨げられているのか?」
「その”問題”が起きる時の場面→思考→感情→反応・行動→思考は?」
等と、認知行動療法やスキーマ療法、感情焦点化療法等に必要な質問や、

「カウンセリングを受けてどうなったら良いのか?」
「問題が起こらなかった時はあったか?」
「問題が起きたけれども、ほんの少しでもマシだった時は?」
「それは何が違ったからか?」
「ほんの少しでもゴールに近づいた最初の変化は何から気が付くのか?
 または、誰が最初に気が付くのか?」
「その問題がなくなれば、今とどう違っているのか?
 今はできないどんな事ができるのか?」
等と、解決志向的な質問や、

「今迄その”問題”を解決する為に、どんな事を行って来たのか?」
「その中で、効果があった事は何で、効果がなかった事は?」
「これだけは絶対にしたくない、という対処策は?」
等とMRI的な質問、

「あなたを襲っている”そいつ”に名前を付けたら何て言う名前か?」
「そんな大変な状況が続いてたのに、まだ”何とかしたい”と思える強さは
 何の力か?」
等といったナラティブな質問、等々。

加えて、必要であれば病歴や家族歴、成育歴等もお伺いします。
(※ですから、初めてカウンセリングを受けようか?と思われておられる 人は
 「うまく話そう」とか「相談したい内容をちゃんとまとめなきゃ」
 等といったプレッシャーを感じる必要はありませんのでご安心下さい)

こう書くと、質問ばかりしている様に感じられるかも知れませんが、
勿論尋問(笑)みたいになってはダメですし、
その底にはクライアントさんに対して常に肯定的な関心を持ち、
共感的に理解しようと心掛け、カウンセラー側の自己一致・自己開示
が必要です。

つまり、ロジャーズ先生が仰っておられた3つの条件を守りつつ、
「何の為に訊くか?」、
「何をどこまで訊くか?」、
「どのタイミングで訊くか?」、
といった事を念頭に置き、クライアントさんの状態を常に観察し、
ラポールを取りながら慎重に進めてゆく必要があると思います。

では、どうやればそれが身に付くのか?
僕は、それは「臨床経験を積み重ねてゆくしかない」と思っています。

という訳で、今は臨床にのみ力を注いでいますので、
このコラムの更新頻度もどんどん落ちるかも知れません。
ご容赦下さい・・・って、結局言い訳になってしまいました(笑)

 

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フロイトの原因論,アドラーの目的論,そんなの関係ない論①

 

※僕はフロイトやアドラーの専門家ではありませんので
 勝手な考察や誤解が含まれているかも知れません。その場合はご容赦下さい。

最近はアドラーの個人心理学がブームですね。

一方、フロイトは神経症等の症状には原因があると考える立場です。

簡単に言うと幼児期の出来事、状況、記憶とそれに伴う感情の中で
意識に上げると恐ろしいう事になると自身が信じてるものを
自我があの手この手で意識に上がらない様に無意識下に抑え込んでしまっている
事から不具合(症状や対人関係の問題等)が生じると考えます。

そこで自由連想と言って、心に浮かぶものを自由に語らせそれについて
治療者側が解釈や洞察を加え、無意識下に抑圧されている衝動や感情や記憶等を
安全に意識に浮上させる、という方法を採ります。

他方、アドラーは元々はフロイトの理論に賛同し一緒に仕事をしてましたが、
「原因」を探っても症状が好転しないケースが多かったからか、
「原因」がわかりそれが意識化されてもダメだったケースが多かったからか、
はたまた患者さんが寝椅子に何十か月も寝かされるといったお金と時間の
非効率性に気付いたからか(笑)、知りませんが、
フロイトに対抗する「目的論」を打ち立てました。

アドラーは「人間の行動には目的がある」という立場を取ります。

そして彼は行動は対人関係に影響すると考え、
人間の悩みは対人関係の悩みに集約されると考えます。

その対人関係の悩みに即効性があるのが「症状」や「問題行動」です。

どういう事かと言うと、
例えば対人関係を結ぶ勇気がくじかれ自信が育まれなかった人は
対人関係を避ける目的の為に、対人恐怖という症状を作り出すかも知れません。

また例えば、
甘やかされた子供が親の注目を集める目的の為に問題行動を起こす、
等といった考え方がその例です。

アドラーは、症状や問題行動の原因を
無意識下に抑圧されたものに対する何らかの精神力動が絡んでいるとは考えずに
「仕事」、「交友関係」、「恋愛」といった人生の課題を避ける目的
で生じている、と考えます。

では何故人生の課題を避けようとするのか?

それは例えば、課題に立ち向かう勇気をくじかれてしまっていたり
「共同体感覚」(共同体に対する所属感、信頼感・共感・貢献感)が
育まれていないからだ、と彼は考えます。

では、「勇気がくじかれた原因となった出来事は?」
「共同体感覚の育成が阻害されたトラウマとなった出来事は?」
等とは考えずに(それを掘り下げるとフロイトと同じ原因論になってしまう)
「どうしたら人生の課題に立ち向かえるか?」といった方法論を考えます。

そしてそれに必要なのは例えば「勇気づけ」を行ったり、
「共同体感覚」を生起させ、育んでその人のライフスタイルを
より適応的な形に変えて行くといった援助です。

つまり彼の学派のセラピーは、
何らかの目的を持って出て来ている症状や問題に対し、
患者さんにその目的を理解させ、より適応的な方法で目的を果たす様に
援助したり(例えば、親の注目を集めたくて問題行動を使っている子供に、
別の方法で注目を集める様に導き共同体感覚を養う等)、
或いは本当の問題の解決の為の援助をする(例えば、対人関係を結んで行ける様な
勇気づけや共同体感覚を養う)等の心理教育的な色彩が強いものです。

要約すると、
共同体感覚が養われなかったり、勇気がくじかれたり、甘やかされて、
自信が持てない⇒だから人生の課題にも挑戦できない
⇒人生の課題に挑戦しない為に症状や問題行動を作り出す、
といったところでしょうか。

フロイトは症状や問題行動の原因は
無意識に抑圧された個々の或いは一連の体験の記憶とそれに伴う情動だ
と考えました。

それに対して、アドラーはその原因は
「勇気がくじかれたり共同体感覚が養われていないからだ」と一本化しました。

原因が一本化された事によって、治療の目標は原因を探る必要はなくなり、
「勇気づけをしながら共同体感覚を養う事」と明白になったのです。

これで大幅な時間の節約になったであろうし、
何より治療目標が明確です。これで万事めでたしめでたし・・・。

ところが、そうならずに心理教育的な治療が功を奏さない場合も出て来る
と僕は思います。

いくら教育しても、その様な方向に前進せず行動を起こさない人。ー 所謂「無意識の抵抗」です。 

アドラーは「無意識の抵抗」なんて取り上げないでしょうし、
「無意識が抵抗するのも”目的”があるからだ」と、”本筋”に戻すでしょう。

でも短期療法を標ぼうする僕の経験上「無意識の抵抗」を扱った方が早い場合
もあります。でないと治療は長期化するか行き詰ると思います。

ただ、そこに拘り過ぎても同じ結果になると思います。

&size(16){僕の考え方としては、フロイトの誤りは(偉そうに言ってすみません
(笑))};
「無意識下に抑圧されたものが意識化されるだけで事足れり」
と言う部分だと思う。

確かにそういった「気づき」だけで治癒してゆく人も中にはいるだろうし、
アドラーが言う”目的”が意識化されただけで変化する人だっていると思います。

ただ、フロイトの場合はその後の「方法論」が欠けている。

※だからそれを補える様な力動的心理療法や交流分析等が生まれた
 とは思いますが。

僕の場合は、その後の方法論をお陰様で身に付けているから
原因論に沿ったセラピーも短時間で可能になっていますし、
「無意識の抵抗」の扱い方を知っておけば、そこに踏み込んでも
大きなロスにはならないと感じています。

逆に、目的論に沿っていった方がクライアントさんにとってしっくりいく
のであれば、それも使わせて頂きます。

ただ、それでも難しい場合には、「原因論」、「目的論」を無視した
「そんなの関係ない論(笑)」の方向に移行します。

では「そのそんなの関係ない論」とは?

それは、例えばミルトン・エリクソンや彼のセラピーの仕方
(やベイトソンの理論)に端を発した、ヘイリーやウィークランドらのMRI、
シェイザーらの解決志向、果ては、ホワイトらのナラティブセラピー等です。

では次回は「そんなの関係ない論」に的を絞ってお書きしたいと思います。

 

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フロイトの原因論,アドラーの目的論,そんなの関係ない論②

 

前回は「フロイトの原因論」と「アドラーの目的論」
を取り上げさせて頂きました。

フロイトの原因論では、神経症等の症状や対人関係の問題には原因がある、
原因があるから無意識の中を探って、それを突き止めて意識化する必要がある
と考えました。

そうした場合は、原因なんて無数にあるからそれらを意識化するのに
非常に時間がかかる、また仮に原因が特定でき、それが意識化できても
問題が解決しないという困難に直面していたと思います。

その点アドラーは原因を探る無意味さを感じ、
症状や問題行動の目的に焦点を当てる事で、より効率化を図った。

更に目的を無力化する為の具体的な方法論を提示した、
という部分は注目すべきだと思います。

僕も実際に現場で時々直面する事は、過去のトラウマ等を意識化し解放しても、
相変わらず症状や問題が消えない、という事です。

その場合は、その症状や問題にしがみつく”目的”があるからだと思います。

その場合は、過去をそれ以上探るのはやめて目的を割り出し、
それを無力化する為の方法論に沿ったセラピーを行います。

ただ、それでも症状や問題行動が消失しない、という事もあります。

それは一体なぜなのか?

それは、かつては何か原因になる出来事があり、症状が発生した、
或いは、かつては何かの目的があって症状が生まれた・・・。

でも、今はそれらの原因や目的から症状がひとり歩きしてしまっている。
という事が考えられます。

以前は症状が、因果関係を持ってたり、ある種の目的を持っていたのだが、
今はその必要が無いのに続いてしまっている・・・。

つまり、「原因論」や「目的論」から離れて、維持されてしまっている。

それは、例えば個人や対人関係の思考や言語・非言語、行動のパターンの中で
まるで幽霊の様に形を持ってしまっていると考えられます。

そこに目を付けた一人がミルトン・エリクソンです。

原因がどうであれ、目的がどうであれ症状や問題を維持している力(パターン)
を無効にすれば、最早それらは維持できなくなりますよね?

例えば彼は症状が起きる場所やシチュエーションを変えたり、
症状に対抗せずに逆にそれを強める、といった事で
症状から主導権を取り戻したり等の様々な介入を行いました。
(※詳しくは書籍をご覧下さい)

また彼は「無意識の抵抗」に遭わない様に、
或いはその「抵抗」を逆に利用する事にも細心の注意を払い、更に催眠を使って
無意識の過去の記憶を(意識化するのではなく)”書き換える”といった事
さえ行っていました。

しかも、その患者さんが「人生の課題」に取り組める様な、
現実的な援助も行っていた事は特筆すべきだと思います。

正に、「原因論」や「目的論」を超越した凄さを彼には感じます。

&size(16){彼が脚光を浴びた頃は彼はアメリカの一町医者(精神科医、セラピスト)で
したが、};
彼の元には沢山の精神科医や心理学者は勿論、ベイトソンの様な文化人類学者、
グリンダーの様な言語学者等が日参していた様です。

そんな中から「問題の解決努力が問題だ!」とするMRIや
「問題と解決は関係ない!」「抵抗は死んだ!」と唱える解決志向、
更にはNLP等が生まれました。

(尤も、NLPの2人の創始者がどちらも心理学の博士号を持っていないのに、
心理学界や精神医学会界を敵に回すような著効を示したせいか、その後
”正当”な学会からは黙殺されています。僕に言わせると勿体ないですが・・。)

※この言い方に沿うと、さしづめフロイトは「原因が問題だ!」で
 アドラーは「目的が問題だ!」と考えたと言えるでしょう。

そして、最近になってからは「問題が問題だ!」と問題のみを取り上げて、
ダイレクトにその影響力を無効にするナラティブセラピーが
世界的に台頭して来ています。

これら「MRI」、「解決志向」、「NLP」、「ナラティブ」等は
最早原因論や目的論を超越していますので敢えて「そんなの関係ない論」
とさせて頂き(笑)、僕も現場で使用させてもらってます。

これらは何よりもスピーディーに変化を生じさせる事ができるという特長
があります。

(※アドラーが症状や問題行動の原因を「勇気がくじかれたり共同体感覚が
 養われていないからだ」と一本化したのと同様に 「うまく行かない人間関係は愛の偏りが原因だ」という枠組みを作られた
 矢野惣一先生は、「そんなの関係ない論」に光明をもたらす
 と僕は思うのだけれど・・・)

ただ、それだけでは難しいクライアントさんも確かにいらっしゃいます。

ですから、「そんなの関係ない論」と「原因論」、「目的論」の3つ
をうまく組み合わせて、目の前のクライアントさんにとって
いかにベストなセラピーができるか?を考える必要があると僕は思います。

 

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フロイトの原因論,アドラーの目的論,そんなの関係ない論③

 

前回、前々回に引き続いて「フロイトの原因論」と「アドラー目的論」
と「そんなの関係ない論」について。

今回はそれら3つの論を臨床現場で活かす際の注意点を
僕のやり方に沿ってお伝えします。

例えば、独り暮らしを始めてから過食等の症状が発症したクライアントさん
がいたとします。

その場合は、まず「そんなの関係ない論」に沿って、
症状を維持しているパターンを壊す介入を行います。
(解決志向、MRI、NLP等)

それでも効果が出ないのであれば、
「目的論」に沿って、「もし症状が無くなったとして直面する不安は何か?」
を探って頂きます。

もしここで症状が果たす役割に気付かれたら、
⇒例えば「症状がなくなったら、お母さんともっと離れてしまう気がする」
その方の中の「症状に反対する部分」と「症状に賛成する部分」との対話
を通じて折り合いをつけて貰います。

⇒例えば 二つの”部分”同士を対話させた後に、統合的な部分の立場で
「”症状に賛成する部分に”、もっと甘えたかったのに甘えられなくて辛かったね」
等と共感し、「なのに、あなたの事を嫌ってゴメンね。
よく頑張ってその辛さを耐えて来たね。有難う」
「症状という形ではなくて、あなたの目的が叶える為にはどんなやり方がある?」
等と、ゲシュタルト療法やNLP等を組み合わせて使う等。

それでも折り合いがつかなければ、「原因論」に従って
親等に対する未完了の事柄を完了させる援助を行います。
(フォーカシング⇒ゲシュタルト療法、インナーチャイルド癒し等の
 イメージワーク)

更には症状に賛成する部分が持っている非適応的思考を変えてゆくお手伝い
をします。(ビリーフチェンジ、スキーマ療法等)

※実際は平行して行う事が多いです。

勿論、同じ様な症状でもクライアントさんによって当然異なりますので、
どれか一つの論に沿ってセラピーする場合もありますし、
家族療法的なアプローチや認知行動療法的なアプローチが必要な場合もあります。

但し、3つの理論の様々な学派の考え方を折衷して使う場合は細心の注意
が必要です。

例えば、症状を外在化してナラティブアプローチ的に入った場合は、
後で目的論に戻そうとしても、「症状」と「自分」を一旦切り離した後で、
それを再び内在化して「ごめんね。有難う」等と折り合いをつける事が
できなくなってしまいます。

まるで「憎い敵」に手の平を返した様に謝罪し感謝する様なものです。

折衷する場合は、兎に角経験を積んで行って、クライアントさんに合わせて
細心の注意を払わないといけないと実感しています。

 

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心理療法の偏り

 

以前、「フロイトの原因論」「アドラーの目的論」「そんなの関係ない論」
(M・エリクソン、NLP、ブリーフセラピー、ナラティブセラピー等)
の記事を書きました。

僕の考え方としては、
「大多数の症状は悪循環によって維持されている」
「だから、悪循環を断ち切る為には、フロイト的な考え方も、
アドラー的に考えても、”そんなの関係ない論”に立っても、何でもよい」
という事です。

例えば、

①幼児期に親に全否定されて育ち、それがトラウマとなった
     ↓
②その為に自信が持てず交友関係がうまく行かなかった
     ↓
③その為に増々自信がなくなり、やがて対人恐怖に襲われる様になった
     ↓
④そして増々自信がなくなり対人恐怖がひどくなり、
 仕事をする事もままならなくなった
     ↓
①子供時代に親から否定され続けた事を思い出し、
 増々自己否定が強くなった
     ↓
②その為に増々自信がなくなり対人恐怖も強くなり、
 殆ど引きこもりになってしまった

この様に「原因」と「結果」は直線的ではなく、
「①」→「②」→「③」→「④」→「①」→「②」→「③」・・・
と、まるで「悪循環の輪」の様に連鎖し続けます。

そこには最早「原因」も「結果」もなく、大切な事は「悪循環の連鎖」を
(どこでもよいので)どこかで断ち切ればよいと僕は考えます。

フロイト的には「①」の原因を探ってそれを意識化し表出させれば
「②」以降の問題も解消すると考えるでしょう。

また、アドラー的には「④」の人に関わってゆく自信がないから
対人恐怖を創りだし、更には「①」の「トラウマ」にもしがみつく、
と考えるでしょうから、
勇気づけと心理教育で「自信」を回復させる方向に持ってゆくと思います。

更に、認知行動療法的には「②」以降に働きかけ、
「自信が持てない」事の原因となっている「認知の歪み」を正し、
「④」で妨げられている行動が取れる様に働きかけるでしょう。

また更には「そんなの関係ない論」(ブリーフセラピー)なら、
「④」の症状や「問題とされてる行動」だけに絞り、
それらが維持されているその人個人や対人関係の中での”パターン”を
変えてゆく様に働きかけてゆくでしょう。

僕からすれば(そしてクライアントさんも)
「どこで悪循環を断ち切るかはどうでもいい」訳であって、
大切な事は「できるだけ速やかに今の苦しみを何とかする」事だと思います。

そうした考えを採った場合は、まずそのクライアントさんには
「どこで悪循環を断ち切るのが一番速く効果的か?」を見定めて
「それでもダメなら別の方法を試す」事が肝心だと思います。

そういった意味でも、
どれか一つの考え方に”偏って”しまう事は、僕は避けたいと思います。

 

#私のカウンセリングの特長については、
こちらにお書きしてますので、ご参照ご参照下さい

 

 

心理教育

 

カウンセリングや心理療法の目標は本来「今ある不安や悩み、症状の解消」
ではなく「不安や悩みや症状が今後襲って来ても、それを何とか自分の力で
対処できる”スキル”を身に付ける」為のサポートである、と僕は思う。

だって、人間生きている限りはその時々で様々な不安や悩みや症状に見舞われる
だろうし、それに対処する”スキル”を持っていないと
結局はその度にカウンセラーやセラピストに頼る事になってしまうと思うからだ。

そして、この事がカウンセラーやセラピストに”依存”してしまう事に繋がるだろう。

勿論僕の所でも、応急処置的に「今ある不安や症状を和らげる」為のお手伝い
を差し上げる事もある。

ただ、そういった単発的なセッションの中にもなるべく自分で対処できる”スキル”
をお教えしたり、ご自宅でできる「課題」を出して、それを通じての
”スキル”の定着を図ったりする事も心掛けているつもりだ。

これはまるで、習い事を教える先生と生徒の関係の様だ。
だから「心理教育」と言う。

ただ「教育」と言っても、一方的に押し付けるものではなく、
一緒に目標を作っていき、その為の方法も一緒に考えたり、
課題も何をどの程度ならできそうか?やってみたいか?と
常にセラピストとクライアントの共同作業で行ってゆく。

特に、この心理教育を重視し、きちんと構造化されているのが
「認知行動療法」だ。

セッション(レッスン)→宿題→セッション(フィードバック&レッスン)→宿題・・・。

そうやって時間を掛けて、クライアント自身が認知行動療法のスペシャリスト
になって行けば、どの様な不安や悩みが襲って来ても、自分で対処できる様に
なってゆく。

僕の所では、認知行動療法はあくまで一つの技法として使う事が多いが、
もし(時間は掛かっても)心理学のスキルを身に付けて、
今後は自分で対処できる様になりたいと、「心理教育」をご所望される方が
いらっしゃれば、認知行動療法でも他の技法でも「教育」させて頂く事ができます。

 

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心理療法に於ける喪失と再生

 

子供時代に求めても親から得られなかったもの。
或いは、他者に求め続けても得られなかったもの。

もはや得られる事ができないものを「いつかは得られる筈だ」と求め続ける事
が執着であり、それが苦しみになる。

執着を絶ち切る事は「諦める」事であり、非常に辛い。
だから執着を手放せない。

執着を手放す事=諦める事は、深い喪失感を伴う。
だから愛する人と死別した時に行う「喪の作業」(グリーフワーク)と
同じ過程が必要になる。

そしてその作業が終われば、今度は自分を再生して行く事が必要だ。

つまり、他者に求めていたものを自分から得る様に方向付けを
しなければいけない。

ところが自分自身から得るには、今はまだ自分が脆弱過ぎると感じる
のであれば、自分を勇気づけて強くしてあげる必要がある(自我強化)。

そして、幼き頃の脆弱な自分を育める程自我が強くなってこそ、
初めてインナーチャイルドを癒す事ができるだろう。

インナーチャイルドヒーリング等は、幼き我が子の弱さも拙さも苦しみも
悲しみも「ありのまま」を受け入れる程強くなった自分を自覚する事で、
他者に求めていたものを自分から得られる様にする為の第一歩を担う、
といった、その過程の中でこそ活かされるものであり、
それ以上でもそれ以下でもないと思う。

つまり、生まれたばかりの赤ちゃんを母親としての自覚が何とかできた時に
受け入れてあげる過程みたいなものだ。
そして、そこから育児(再生)の道はスタートする。

母親は育児によってより自信がつき、強くなり、
子供もたっぷりの愛情を受けて健やかに育つ。
母子ともに成長してゆく事だろう。

こういった喪の作業や自我強化、再生の各過程に寄り添い、
後は時として母親を勇気づけしながら、母親の子への愛情を信じて母親に託す、
というのがある意味セラピストの仕事なのかも知れない。
(勿論、これはある種のクライアントさんに対してだけ当てはまる方法
 だとは思いますが・・・)

 

#アダルトチルドレンのカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください

#インナーチャイルドを癒すヒーリングについては、こちら

#人間関係の悩みのカウンセリングについては、こちら

 

 

カウンセラーとクライアントの関わり方~偏りに注意

 

たまにお客さんから
「カウンセラー(医者)にキレられました」
とか

逆にカウンセラー側は
クライアントさんにキレられたりムッとされる場面もあるでしょう。

僕自身もごくたまにですが、お客さんに対して「ムッ」としたり
お客さんに「ムッ」とされる場合もあります。

勿論(お互いに)声を荒げる事はまずありませんが、
どうしても表情や態度、口調に出てしまう事もあります。

うちの場合は「3回で効果が感じられなければ返金保証します」
と謳っていますが、

先日も2回目の面談が終わった時点で
「次回で効果なければ返金して下さい」と仰った方がいました。

僕は
「え?!!まだ2回でしょ?しかもこちらが出した課題も
 真剣に取り組んでもいないのに・・・」
と頭の中で思って、一瞬「ムッ」としました。

そして僕自身の自我の防衛機制が働いて
「このクライアントさんは、親に迷惑を掛ける事を一番避けようとしている。
だから親からカウンセリング代をもらって通う事に抵抗し親の為にお金を取り返そう
としてるのでは?
しかも、うつの状態から抜け出してしまうと親に甘えられなくなるから
(無意識の)治療抵抗が生じているのでは?」

等と
ブリーフセラピストとしては普通持ち出さない”抵抗”を心の中で取り上げて、
自分を正当化しようとした。(反省!)

だからその方が3回目に来られた時には、僕も「返金覚悟」だったが、
何故か課題を実行なさっていて「どん底」から抜け出しておられました。

その事から学んだ事は
「僕がいかにクライアントさんとの協同作業をしていなかったか?」でした。

カウンセラーとクライアントの関わり方は本来「協同作業」であり、
どちらか一方が教えたり、諭したり、一方的に指示したりするものでは
ありません。

けれど、
どうしても「カウンセラー(医者)」と「クライアント」という枠組み(治療構造)の中では、
「治療者(専門家)」→「患者」という関係に陥ってしまい、
そのバランスが崩れやすい。

だから「協同作業」といったバランスを保つために
最近の心理学では「ワンダウンポジション」とか「ノットノーイング」
といった、カウンセラーがクライアントよりも一歩下がったり、

カウンセラー側は相手の事を何も知らないので、クライアントに教えてもらう
といった姿勢を取る事が基本とされています。

ただ実際はカウンセラーや医者という専門職といった立場でクライアントと接するので
「ワンアップポジション」や「オールノーイング」になってしまいがちです。

だからこそカウンセラーは常に自身の「偏り」に注意し続けないといけない
と思います。(自戒を込めて)

今回の件で僕が気付かせて頂いた事は
「怒りの感情が自分の偏りを知らせてくれる」
という事です。

どういう事かと言いますと、通常相手に対する「怒り」というものは、
自分の欲求を相手が満たしてくれてないと感じたから生じるものが殆ど
だと思います。

例えば、
「私を独りにして飲みに出掛けてる夫に腹が立つ!」
「気持ちをわかってくれない親に腹が立つ!」

医者やカウンセラーで言うと
「折角提案してるのに課題をやってくれない」
クライアント側では
「この先生は私の事をわかってくれてない」
等、
「~して欲しいのにしてくれない」と感じた時に
怒りを使って手に入れようとするのだと思います。

(※義憤にしても「こうであらねばいけないのに、
  相手がそのルールを守ってくれない」から腹が立つ訳です)

こう考えると「怒り」が出る場合と言うのは、
「~してあげてるのに応えてくれない」
か
「~してもらえて当然なのにしてくれない」
という場合に大別でき
(ま、どちらも欲求が満たされてないという点では同じですが)
いずれにしても協同作業、コラボレイトからはほど遠い偏りが生じている
と考えられます。

つまり、カウンセラー側が怒りを感じた時には
「してあげてるのにしてくれない」といった、
カウンセラー側が「ワンアップポジション」、つまり与える側に偏り過ぎている
という事を教えてくれ、

逆にクライアント側がムッとされた場合は
「してもらいたいのにしてもらえていない」といった、
受け取る側に偏り過ぎているといった事を示唆してくれていると思います。
(いきなりクライアントを傷つけるカウンセラーは論外ですが)

そして、
この様な偏った関係の中で生じて行くのは
「ドロップアウトか依存」だと思います。

そういった意味でも、
クライアントが改善する力は既にクライアントの中に存在している事を信じ、
協同作業を心掛け、自分の感情と相手の感情とそれが示す意味を考えてみる
事が我々対人援助職には役に立つと思います。

 

#SVやコンサルテーションについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください

#心理士(師)やカウンセラーを目指している方の
ご相談については、こちら

 

 

究極理想のカウンセリング~不登校の"事例"(?)

 

「究極」、「理想」のカウンセリング
とは一体どういったものなのか・・・?

それを考えさせられる事例が最近ありました。

ー 子供の不登校で悩まれたお母様が面談のご予約を入れて来られました。

面談まで日数があったので面談日の前までに、2~3回のメールのやり取りを
させて頂きましたが、1回目のメールにはまずお母様が
「カウンセリングなんて絶対に嫌だ!」と言っていた我が子を
説得なさった旨が書かれてありました。

2回目のメールには、お父様が単身赴任で、たまに帰って来ても、
虫の居所が悪いと怒鳴ったり、暴れられ、今回の件も
「私達夫婦の問題も関係しているのでは?」とお母様が仰ると、
「お前が悪いからだ!」と怒鳴られ、お母様は「もう夫とはやって行けない」
と大層苦悩なさっておられるとの事を書いて来られました。

加えて、「面談日までに何か準備するものは?」と問うていらっしゃいました
ので、以下のお願いをメールに書いて返信差し上げました。

ー
カウンセリングの来られるまでに

①お子さんの長所と謝りたい事、感謝してる事、をそれぞれ5つずつ
箇条書きにしてきて、当日持ってきて頂けませんでしょうか?
(但し、お子さんには内緒で)

②ご主人に対して
(1)(ご主人から)して頂いた事
(2)(ご主人に)して返した事
(3)(ご主人に)迷惑掛けた事
 それぞれ5つずつ箇条書きにしてきて、
 当日持ってきて頂けませんでしょうか?
(但し、ご主人には内緒で)

そして、面談の数日前にキャンセルのメールを頂きました。

お母様はお父様とじっくり話し合われたり、
お子さんも含めて親子でも時間を掛けてお話され
お子さんが学校に行き始めたという事でした。

解決志向ブリーフセラピー(SFA)には
「治療前変化」という概念があります。

これは、クライアントさんが予約を入れられてから面談にお越しになるまでに
「既に改善への変化が起きている」という考え方を前提にしているものです。

解決志向では「変化は常に起こっており、それは必然である」という前提
に立っていますが、
クライアントさんが散々悩んで予約を入れた(=行動を起こした)段階で
既に変化は起きている筈です。

でも、「そんな事ぐらいで悩みが改善してゆくのか?」
と思われるでしょうが、
解決志向では「小さな変化は大きな変化を生み出す」という前提
も有しています。

つまり、クライアントさんが譬え小さくても何らかの行動を起こせば、
大きな変化に繋がってゆく訳です。

ですから、初回面談時の冒頭に
「予約を入れられてから今日お越しになるまでに、
良い変化というのはどんな事がありましたか?ほんの少しでも・・・。」
とお聞きする事も多いです。

先の例では、(あくまでも僕の推測ですが)
まず、お母様が
「思い切って予約を入れた」
次に
「子供を説得した」
更に
「メールのやり取りで何かを気づかれ
お父様とお子さんを交えてじっくりと話された」
という様に、

次々と今迄に無い変化(=行動)を起こされて行かれたのだと思います。

別の方の例ですが、予約を入れられたクライアントさんが後日、キャンセルの電話を入れて来られました。

理由は「(今迄は他人に頼らなかったけど)思い切って友人に悩みを
打ち明けたら、受け止めてくれて楽になったから」との事でした。

つまり、小さな変化(予約を入れるという行動)を起こされて、
それが友人に悩みを打ち明けるといった変化(=行動)を引き起こし、
悩みが解決して行ったと考えられます。

ですから、僕の理想としては「カウンセリングを受けよう!と予約を入れる」
といった小さな変化が大きな変化に繋がり、面談に来ないで済む、
というカウンセリグ?です。

これは究極の理想形だと思いますが、商売にはなりません(笑)。

「理想だけでは飯は喰って行けない」と言われますが
「僕達カウンセラーがなるべく力を貸さないで解決する」
=
「クライアントさんが既に持っている力で解決して行かれる」
という形に近づける事ができればと思います。

 

#不登校/引きこもりの子を持つ親御さんのカウンセリング
については、こちらにお書きしてますので、ご参照ください

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こちらにお書きしてますので、ご参照ください

#私のカウンセリングの特長については、こちら

#「なぜ超短期解決、返金保証が可能なのか?」については、こちら

プロフィール

のぶさわ 正明
のぶさわ 正明心理カウンセラー・自己実現コーチ
・公認心理師
・全国WEBカウンセリング協会認定
  心理療法カウンセラー
  不登校児対応アドバイザー
・矢野惣一「心の専門家養成講座」卒業
NLP、催眠療法、ゲシュタルト療法、解決志向ブリーフセラピー、フォーカシング、認知行動療法ナラティブセラピー、インナーチャイルド癒し、トラウマ療法、家族療法(システムズアプローチ)等とその統合を習得する(TVの解決ナイナイアンサーでお馴染みの「性格リフォームの匠(達人)」心屋仁乃助さん、「アネゴ系セラピスト」大鶴和江さんは矢野講座の先輩です)
・Gakken「学研の家庭教師」不登校事業室の外部相談カウンセラー
・WEBカウンセリングルーム「みらい」カウンセラー
・日本フォーカシング協会会員
・国際ブリーフセラピー協会(旧:日本ブリーフセラピー協会)会員

2012年2月開業。2025年時点で4,000名超のお客様のご相談をさせて頂きました。