夫婦間の悩み~①何故夫婦喧嘩が絶えないのか?
夫婦間の悩み~①何故夫婦喧嘩が絶えないのか?
目次
A子「何で洗濯物を言った通りに畳まないのよ?!!
何度言ったらわかるの?!本当に学習能力がないんだから!」
A男「いや、言われた通りやってるつもりなんだけど・・・」
A子「違うでしょ!!
こことここをまず合わせてからって何度も言ってるでしょ?!」
A男「要はシワにならずに、タンスに入ったらいいんだろう?!」
A子「あなたは本当に”我流”でいい加減なのよ!
食器の洗い方もいい加減だし・・・
あ~こんないい加減な人だとわかってたら、
結婚なんてしなかったわよ!」
A男「何だと?!お前こそ感謝が足りないんじゃないのか?!
こっちは仕事で忙しいのに家の手伝い迄やってやってるのに!」
A子「何よ?!その恩着せがましい言い方は!
そんな気持ちならもう手伝ってくれなくても結構です!
あなたに任せると却って二度手間になって大迷惑なのよ!」
A男「何だと、こら!!もう一度言ってみろ!!」
A子「出た~モラハラ男!!モラハラする夫なんて最低よ!
もうあなたとは暮らせないわ!明日子供を連れて実家に帰るから!」
A男「勝手にしろ!」
何故夫婦喧嘩が起きるのでしょうか?
中には、
喧嘩によってしかコミュニケーションが取れないという理由から、
或いは、
刺激不足のストレス解消の為、喧嘩による”刺激”を求めて
無意識では喧嘩を望んでいる夫婦もあると思います。
ただ多くの場合は、
お互いの”恐怖・脅威”に対する防衛反応の結果
として喧嘩に発展するのだと思います。
上の「A子さん」「A男さん」のご夫婦の場合は、
お互いに
「自分の考え方への拘りが否定される事」
「相手が自分の思い通りに反応しないというコントロール不全」
といった恐怖・脅威に対する防衛として
「戦う」という反応が出てきてしまっていると言えるでしょう。
それでは、
どうすれば夫婦喧嘩を減らす事ができるのでしょうか?
そのヒントを次回お書きしたいと思います。
#人間関係の悩み、夫婦・恋愛のカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください
夫婦喧嘩を減らすには?
今回は夫婦喧嘩が絶えずに悩んでおられるご夫婦に向けて
喧嘩を減らす為のヒントをお書きしたいと思います。
前回、
「夫婦喧嘩はお互いの”恐怖・脅威”に対する防衛反応の結果である」
という私なりの考察をお書きしました。
それを前提に、以下に夫婦喧嘩を減らす為のヒントをお書きします。
<夫婦喧嘩を減らす為のヒント>
①自分の恐怖・脅威、デメリットと向き合う
(1)お互いに、相手に対する恐怖・脅威を書き出す
妻側の例:「自分の思い通りに動いてくれない」「言う事を聞いてくれない」
(2)相手のその行動の原因を自分なりに突き詰めてゆく
(「それは何故か?」)
妻側の例:
(それは何故か?)
→「私の事を否定しているから」「軽んじているから」
→(それは何故か?)
→「私の事を大切に思ってくれていない」「愛してくれていない」
(3)上の”(2)”を「裏付ける証拠」と「そうではない証拠(反証)」
を書き出す
妻側の例:
「夫が私を愛してない証拠」
=「言う事を聞いてくれず、私のやり方を否定する」、
「優しさが無くなった」「大きな声で怒鳴る」・・・等々
「夫が私を愛している証拠」
=「私の体調が悪い時には心配してくれる」
「記念日のプレゼントは欠かさない」
「真面目に働いて、少ない小遣いでも文句を言わない」・・・等々
(4)相手との今の関係によって生じる自分側のデメリットを書き出す
妻側の例:
「言う事を聞いてくれず、役に立たず、自分の負担が減らない」
「大きな声を出されて、ストレスが溜まる」・・・等々
②夫婦喧嘩を続けた場合の恐怖・脅威、デメリットと向き合う
(1)このまま夫婦喧嘩を続けた場合の最悪の結末を突き詰めてゆき、
お互いに書き出す(「そうなったら最悪どうなるか?」)
妻側の例:
(このままだったら最悪どうなるか?)
→「離婚になる」
→(そうなったら最悪どうなるか?)
→「仲が良くない母親の元へ帰って、
仕事と実家での両方のストレスがかかり、メンタルの病気になりそう」
→(そうなったら最悪どうなるか?)
→「子供に当たってしまい、傷つける」
→(そうなったら最悪どうなるか?)
→「母が児相に通報し、最愛の娘と引き離される」
・・・等々。
(2)その「最悪の結末」によって生じる自分側のデメリットを書き出す
妻側の例:
「帰りたくない実家に戻る」「母からストレスを受ける」
「お金と時間の自由が制限されて趣味を楽しめなくなる」
「お金の面で娘がしたい事をさせてやれない」
「私はメンタルの病気になる」「娘と引き離される」・・・等々。
③もし夫婦喧嘩を続けた場合の方がお互いにデメリットが大きい
と感じたならば、話し合って新たなルールを決める
ルールの例:
「妻は夫が言った通りにできない事は頼まず、夫ができる事だけを頼む」
「(夫が承知した事で)妻の思い通りにできなかった場合は夫は謝る」
「(できて当たり前と思わずに)要望通りに夫がしてくれた事について
妻は感謝する」・・・等々。
④二人で決めたルールを実行し、毎週フィードバックする
意識しても守れなかったルールはハードルを下げて、
より守れる可能性の高いルールに随時変更してゆく
例;「夫にゴミを分別して捨てる様に頼んだが、夫の分別が不十分だった」
→「分別は妻がやり、ゴミ出しのみ夫がやる」・・・等々。
#人間関係の悩み、夫婦・恋愛のカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください
夫婦間の悩み~②家庭内別居・冷戦
「下の子が産まれてから、妻は僕の事をないがしろにしている様に感じた。
・・・残業で遅く帰ってもご飯も作ってない時もあったし、
翌朝”昨夜はゴメンね”の一言も無い。
そんなイライラが募っていた時に妻が
”今度の週末に好きな歌手のコンサートへ行くから子供を見てて”
等と、こっちの都合も聞かずに一方的に言って来た。
僕は”自分の都合だけで俺の事を気にもせず勝手な事ばかり言うな!!”
とキレてしまった。
妻は”何よその言い方・・・”と不機嫌になり、
僕の事を無視したり冷たい態度をとる様になった。
僕も”そっちが悪いのになんだその態度は?”と腹が立って、
こっちも妻を無視する様になった。
いつしか会話が全くなくなり、
もうここ何年も意識してお互いに顔を合わせない様にしている。
これが家庭内別居というやつだろう・・・。
子供にとっても良くないとはわかっているが、
”向こうが謝らないのに何で俺が折れなきゃいけないんだ”
と意地になってしまっている・・・」
ほんの些細な事がきっかけで夫婦関係に亀裂が入り、
何年もの間言葉を交わさなかったり、同じ家に住んでいながら
顔を合わせない様にしてしまっている・・・。
所謂”冷戦”や”家庭内別居”に陥っているご夫婦
もいらっしゃると思います。
それでお互いが問題を感じていないのならまだしも、
ご夫婦のどちらかが「このままではマズい」と思われてる場合は、
問題を感じておられる方が関係改善を図ってみませんか?
(お二人共問題を感じておられるのならお二人で)
そんな方の為のヒントを次回お書きしたいと思います。
#人間関係の悩み、夫婦・恋愛のカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください
家庭内別居・冷戦の改善
今回は、
ほんの些細な事がきっかけで、夫婦関係に亀裂が入り、
何年もの間言葉を交わさなかったり、同じ家に住んでいながら
顔を合わせない様にしてしまっている・・・。
所謂”冷戦”や”家庭内別居”に陥っているご夫婦に向けて、
その関係の改善の為のヒントをお書きしたいと思います。
<家庭内別居・冷戦の改善のヒント>
①何故離婚しないのか?を考えてみる
→相手の事(ある部分)が嫌なのに、何故離婚しないのでしょうか?
それは自分にとっての離婚するデメリットや離婚しないメリット
があるからではないでしょうか?
それを整理してみませんか?
(1)相手と離婚しないメリットを書き出す
夫側の例:
「それでも妻は朝食やお弁当を作ってくれ、洗濯もしてくれる」
「子供をちゃんと看てくれる」「家計をちゃんと廻してくれる」・・・
等々。
(2)相手と離婚した場合のデメリットを書き出す
夫側の例:
「妻と別れ孤独になる」「最愛の子供の成長を間近で見られない」
「独身時代の様に家の事や家計がいい加減になる」
「親や会社の人にどう言ったらいいのか?」・・・等々。
②結婚後、今迄の間に「相手がやってくれた事」と
「自分が相手にやってあげた事」を書き出す
(1)相手がやってくれた事を書き出す
夫側の例:
「ご飯を作ってくれた」「掃除・洗濯をしてくれている」
「子供を育ててくれている」「家計を廻してくれている」
「自分側の親とも良好な関係を築いてくれている」・・・等々。
(2)自分が相手にやってあげた事
「給料を渡している」「たまに家事や育児を手伝っている」
「記念日のプレゼント」「たまに旅行に連れて行ってる」・・・等々。
③「してくれて当たり前」を省みる
恋愛結婚の場合は、お互いに最初は恐らく「この人と一緒に居たい!」
と思ったから結婚したのではないでしょうか?
ところが、
その望みが叶った途端に「一緒に居るのが当たり前」になってしまい、
相手に対する次の要求が生まれ、それが満たされると更に次の要求が生まれ
・・・
といった際限の無い状態になってしまっているのかも知れません。
もしそうなら、
今一度(譬え口をきいてくれなくても)「一緒に居てくれている事」
の有難さを考えてみるのも良いでしょう。
④相手と自分への意識の焦点を逆にする
家庭内別居・冷戦をされているご夫婦の場合は、えてしてお互いに
「相手が自分にしてくれない部分」と「自分が相手にしてやった部分」
に意識の焦点が当たっていると考えられます。
ならば、それを逆にして「相手が自分にしてくれた部分」と
「自分が相手にしてあげてない部分」に意識を向けて書き出してみませんか?
⑤相手への謝罪と感謝を伝える
上の「①」~「③」をやってみて、やはり離婚はしたくないと感じて、
且つ、相手に謝罪したい事や感謝を伝えたい事がある場合は、
相手に謝罪と感謝を伝えてみませんか?
勿論、今更面と向かっては難しければ、手紙に書いて渡す等をしてもいい
と思います。
以上、
家庭内別居・冷戦の改善のヒントをお書きしましたが、
難しい場合は、ご夫婦お二人で、或いはどちらか一方の方だけでも
カウンセリングを受けられる事もご検討されてみるのも良いと思います。
#人間関係の悩み、夫婦・恋愛のカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください
夫婦間の悩み~③DV・モラハラ・支配
妻:(さっき夫が渡してくれた生活費が今月も少ない・・・
自分は好きな物を買ったり、飲みに行ったりしてるのに・・・。
それを指摘したら、夫は多分キレるだろうけど、このままじゃあ
息子の習い事の月謝も払えないから、思い切って言わなくちゃ!)
「リョウ君(注:夫)、今月の生活費の事なんだけど・・・」
夫:「はぁ~?!!何か文句でもあるのか?!!
俺はお前らの為に下げたくもない頭を上司や客に下げて
必死で頑張ってるって言うのに!!」
妻:「そ、そうよね・・・でもこれじゃあ
健太(注:息子)のスイミング代や塾代も払えない・・・」
夫:「この野郎!!いい気になるなよ!!足りなきゃ
お前のパートを増やせよ!キショいんだよ!この寄生虫が!」
妻:(ここで折れたらいつもみたくどんどん生活費の額を
下げられてしまう・・・健太の為にも勇気を出さなきゃ!)
「リョウ君、リョウ君は結構自由にお金使ってるみたいだけど、
これでは足りないの。できれば給与明細を見せてくれない?」
夫:「何だと?!このアマ!調子に乗るんじゃねえぞ、クソが!
誰のお陰で生活できてるのかわかってんのか?!
文句あんなら、自分一人で稼いでみろよ!!」
妻:(ここは、今度こそ夫に屈しちゃダメ・・・と決意し無言で夫を睨む)
夫:「なんだその目は?!誰が一番偉いのか思い知らせてやる!!」
(と言いながら、妻の髪の毛を掴み引きずり倒し、
妻のお腹に蹴りを入れる夫)
うちのルームにも夫(”妻”の場合もあります)のモラハラやDVで
お困りになってお越しになる方も多いです。
では一体、何故夫(妻)はあなたに執拗なDV・モラハラを行って
支配し続けるのでしょうか?
次回はその原因を、
次々回ではその対策を私の考えを基にお書きしてゆきたいと思います。
#人間関係の悩み、夫婦・恋愛のカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください
何故夫(妻)はDV・モラハラ・支配をするのか?
今回は、
「何故夫(妻)はDV・モラハラ・支配をするのか?」
の私なりの答えをお書きしたいと思います。
<DV・モラハラ・支配をする人の性格特性(推測)>
①快・不快といった刺激に対する感受性が非常に強い
(恐らく持って生まれたもの)
→それ故、その人にとっての”不快”はどんな手段を使ってでも避けるべき
”脅威”になっている
②「快を求め、不快を避ける」事が何よりも優先する事になっている
→例えばお金や物は、自由に使ったり買ったりできて自分に快をもたらす
ものなので、この特性を持っているとそこに執着する人も多いでしょう。
(物質依存的)
一方、このタイプの人にとっての最大の”不快”は、
「自分の思う様に行かない」事であると想像できます。
だとすれば、
「何でも自分の思い通りにしよう!」といった意識が強くなり
それに拘る筈です。
ただ、
自然現象やハプニングは、どんなにあがいてもコントロールできないので、
「ちくしょう!ゴルフなのに台風が来やがった!」とイライラする位で済む
でしょう。
③不快を避ける為に、相手を自分の思い通りに支配する
→お金や物ならば自分の思い通りにする事が可能ですが、
”他人”は思い通りにならないものです。
ただ、他人の反応や言動を自分の思い通りにする事は
自然現象ほどは不可能ではないですので、そこに拘る訳です。
④不快に対する防衛反応が「戦いに勝利して支配する」パターン
になっている
→不快刺激に対する感受性が異常に強い人にとっては、
相手が自分の思い通りに動かないとか反応しない、というのは
”脅威”レベルの不快と言えると思います。
ですから、
何としてでも相手の反応や言動を自分に不快をもたらさない様に
コントロールする必要が出て来ます。
そしてこの”脅威に対する防衛反応”としては主に
「相手に従順になる」、「戦いに勝って支配する」、「逃げる」
の3つがあります。
特に職場や学校、家庭等の逃げ場の無い閉鎖的な空間では、
「逃げる」事はままならないでしょうから、
必然「従順になる」か「戦って勝つ」かになるでしょう。
例えば、
モラハラ・DVする夫(妻)は職場や近所の人には「優しくて良い人」
と思われてる事も多いですが、
それは「相手に従順になる」という防衛反応を駆使して、
「こう思われたい!見られたい!」といった、
自分が相手に望む自分像を植え付けているとも言えるでしょう。
ですから、
付き合い始めの時にはそんな性癖のある人だと気が付くのは難しい
でしょう。
ところが「家庭」という閉ざされた空間で、
「この相手(妻または夫)は自分の思い通りに支配する事ができる」
と感じたならば、
途端に防衛反応のパターンも「従順になる」から「戦って勝つ」に変化
するでしょう。
何故なら、
「従順になる」という方法は、主に”不快”を避ける為の手段であって、
自分が望む”快”が今すぐ手に入る訳ではないからです。
そこで、
相手(妻または夫)に怒りをぶつけて脅し”勝利”し、
自分の思い通りに支配しようとする訳です。
そしてそれが”成功”すれば(家の中では)不快はほぼ完全に無くなり、
勝利・支配、といった非常に強い”快の刺激”も同時に得られる訳です。
だから、この”美酒”を味わった人は中々それをやめる事ができず、
逆にエスカレートしてゆく事も多いでしょう。
では、そうとは知らずにそんなDV・モラハラ・支配をする夫(妻)と
一緒になってしまった人はどうすれば良いのでしょうか?
そのヒントを次回お書きしたいと思います。
#人間関係の悩み、夫婦・恋愛のカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください
DV・モラハラ・支配をする夫(妻)からの解放
今回は夫(妻)のDV・モラハラ・支配に苦しむ人に向けて
そこから脱出するヒントをお書きしたいと思います。
<DV・モラハラ・支配をする夫(妻)からの解放の為のヒント>
①自分を否定しない
こういったケースで苦しまれている方の中には、周囲の人から
「あなたにも悪い所があるんじゃない?」
とか
「どうしてそんな相手と結婚したのよ?!」
等と否定的な意見を受ける事もあるでしょう。
でも、単なる夫婦喧嘩なら「喧嘩両成敗」かも知れませんが、
DVやモラハラはどんな事情があろうともやってはいけない犯罪です。
更に、前回述べた様な理由で、DV・モラハラ・支配をする人は
他人の前では「良い人」を演じる事ができますので、
付き合いが長かったとしても結婚するまでは見破る事は難しいと思います。
ですから、誰が何と言おうが、あなたは悪くありませんので、
無責任な意見に振り回される事が無いように自己否定せず、
自己擁護しましょう。
②自分の防衛反応のパターンを変える
前回お書きした様に、DV・モラハラ・支配する人の防衛反応のパターンは
「戦いに勝って支配する」に固定化されていると考えられます。
一方、あなたの”脅威”に対する防衛反応のパターンは
(戦ったり逃げたりをした結果、それが通用せず諦めるしか無かったとしても)
「相手に従順になる」に固定されている筈です。
そしてこの「固定されたパターン」によって
相手の攻撃や支配は益々エスカレートしてくるでしょう。
かと言って、相手のパターンを変えるのは至難の業ですので、
ご自分のパターンを「戦う」か「逃げる」の方向へ変えてゆく必要
があると思います。
③(我が子ではなく)自分の身の安全・安心を一番に考える
ただ、「戦う」にしろ「逃げる」にしろ、いずれの手段を採るにしても
”危険”が伴いますので、先ず自分の身の安全を最優先すべきだと思います。
例えば、
銃を持った立てこもり犯に人質に取られた我が子を助けようとする時に
応援も要請せずに空身で助けに行っても、
自分も我が子もどちらもやられてしまうでしょう。
当然、応援を呼んだり、防弾チョッキや武器を持って、
自分の安全を確保してから助けに行く筈です。
以下に、
自分の身の安全を確保する為の準備の例をお書きしたいと思います。
(1)逃げる為の準備
・力になってくれる味方を作っておく
→親・兄弟、義父母、DV相談窓口、弁護士、警察、母子生活支援施設等
に相談しておく
・逃げ込む場所を決めておく
→実家、母子シェルター、アパート等
(2)戦う為の準備
・力になってくれる味方を作っておく
→親・兄弟、義父母、弁護士、相手の職場の上司、警察、DV相談窓口等
に相談しておく
・相手の暴言・暴力をできれば録音・録画するか、
日付を入れてその内容をメモにする、
怪我をさせられたら、医者へ行って診断書を出してもらう
※相手によっては、戦う事で形勢逆転できる場合もありますが、
より逆上する様でしたら、いち早く逃げた方が良いでしょう。
※それでも、どれも難しい場合はいち早くご相談下さい。
#人間関係の悩み、夫婦・恋愛のカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください
夫婦間の悩み~④不倫・浮気
妻「夫とは1年間同棲して3年前に結婚した。
夫は私と違って社交的でとても優しくて、
マイホームの購入の段取りや旅行の計画等もきちんと立ててくれたり、
私を引っ張ってくれて、頼りになる存在だと思っていた。
そんな夫を私は信じていた・・・
ところが丁度1年前、夫が風呂に入っている時、
テーブルの上の夫のスマホにメールの受信が入った事に気づいた。
いつもなら”譬え夫婦でもお互いのプライバシーに踏み込まない様に”と、
夫のスマホを見る事は無いけれど、何故かその時には変な胸騒ぎがして
若干ためらいながらも、そのメールを見てしまった。
差出人は?・・・ゆりにゃん。”ゆりにゃんって誰?!”
私は震える指でスクロールしてメールの中身を読んだ。
そしてそこにはただの友達関係ではありえない様な
”男女”の関係性が見てとれた。
心臓がバクバクし、意識が遠のいていきそうな感じがした時、
夫が風呂から上がってきた。
ただならぬ私の様子を見た夫は慌てて私に近づいてきた。
私は、夫を手で払いのけて泣き崩れた・・・」
「夫は素直に浮気を認めて何度も謝り、”もう二度としない!”
と言ってくれたが、私の心の傷は癒える事はなかった。
”この人だけは違う”と信じていた人に裏切られ、
夫に笑顔を見せる事も無くなった・・・。
それどころか、夫のメールやLINEを毎日チェックしたり
GPSを付けて監視し、少しでも怪しい事があれば、
泣きながら夫にキレる様になった。
一緒に買い物へ出た時も、すれ違った若い娘を”チラッ”と見た夫に
”今、あの娘の事可愛いなって見たでしょ?!”とキレてしまった。
いつしか夫からも笑顔が消え、楽しい会話もなくなり、
お互いを避ける様になった。
もう自分の感情が抑えられない。
ネットで調べたら”オセロ症候群”かも・・・。」
夫(妻)の浮気・不倫等の不貞行為によって、とても傷つき
何年経っても心の傷が癒えず、許せず、夫婦関係が崩壊の危機
に陥っているご夫婦もいらっしゃると思います。
或いは、
何度注意しようが、キレようが、「今度やったら離婚する」等と脅そうが
浮気をやめない夫(妻)にホトホト困っておられる方もいらっしゃるでしょう。
今回からは、そういったご夫婦に向けて
(1)何故浮気(不貞行為)をするのか?
(2)どうすれば浮気(不貞行為)をやめられるのか?
(3)何故浮気(不貞行為)した相手をずっと許す事ができないのか?
(4)どうすれば浮気(不貞行為)した相手を許せるのか?
という順番で私見を述べてゆきたいと思います。
#人間関係の悩み、夫婦・恋愛のカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください
何故夫(妻)は不倫・浮気をするのか?(1)
それでは何故夫(妻)は不倫・浮気をするのでしょうか?
今回と次回でその原因・理由を私なりに考察したいと思います。
(※勿論全ての不倫・浮気をする人に当てはまる訳ではないと思いますが)
<夫(妻)が不倫・浮気をする原因・理由(1)>
①”快・不快”の刺激に対して敏感である
恐らく不倫・浮気に走る人は元来、通常以上に快・不快の刺激に対して
敏感であると想像されます。(器質的・先天的)
それ故、ストレスや不安等の不快な刺激に対して耐性が非常に低い
と考えられます。
②不快刺激への回避行動が、快を求める方向へ向かう
上の「①」の事由により、ストレスや不安等の不快刺激に晒された場合に
容易に回避行動を採ると考えられます。
そして、この(防衛反応による)回避行動は主に2種類あると思われます。
即ち、
(1)安心・安全を求める方向で不快刺激を避ける
これはセロトニンやGABA希求型とも言え、
人と会わずに引きこもる、寝続ける、独り趣味や妄想の世界へ入り込む、
抑うつ状態になる、強迫性障害的になる、特定の人や物質、ネット等に
依存する等の戦略が採られる事が考えられます。
(2)快刺激を求める事で不快刺激を避ける
これはドーパミン・アドレナリン希求型とも言え、
友人達と飲みに行って騒ぐ、ギャンブルやワクワクする趣味に興じる、
買い物やグルメに執着する等、物質や人への依存という形になる場合
もあるでしょう。
そして特に不倫・浮気に走る人は、
「(2)」のドーパミン・アドレナリン希求型で、もっと細かく言えば
その中でも(独りで満たされるタイプではなく)対人関係において
快刺激を満たすタイプであると言えると思います。
(これは先天的な器質因なのか、後天的な環境因なのかは不明です)
③今のままでの(夫や妻との)関係性の中では、
求める快刺激を十分には得られないと感じている
二人でいると年数と共に刺激のパターンが固定化されて、
所謂”飽きて”しまう事も考えられますし、
結婚によって”生活”がのしかかって来たり、子供が産まれると尚の事、
刺激を得る時間・内容の制約が生じるでしょう。
そしてこの事が”欲求不満”へと繋がると考えられます。
ここまでお書きして、私の推測が当たっているのであれば、
不倫・浮気をする夫(妻)に対して、
「私がもっと優しくしよう」
とか
「もっと健気な妻に(夫)にならなきゃ!」
とか
「家庭が夫(妻)にとって居心地の良い空間になる様にしなきゃ!」
とか
「私も束縛し過ぎてるから、もっと距離を置いて自由にしてあげなきゃ!」
等といった妻(夫)側の努力は功を奏しにくいのでは?と思います。
何故なら浮気・不倫をする夫(妻)は「安心・安全・居心地の良さ」
を求めているのではなく、
「ワクワク・ドキドキ・楽しい」といった快の刺激を求めている
と考えるからです。
次回はこの続きである
<夫(妻)が不倫・浮気をする原因・理由(2)>
をお書きしたいと思います。
#人間関係の悩み、夫婦。レン氏のカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください
何故夫(妻)は不倫・浮気をするのか?(2)
今回は前回から引き続いて
「夫(妻)が不倫・浮気をする原因・理由(2)」
をお書きします。
<夫(妻)が不倫・浮気をする原因・理由(2)>
④その”欲求不満”を満たす対象が配偶者以外の人との恋愛や性、
特に背徳行為といったスリルを感じる事へと向かい固着する
薬物、ギャンブル、性等の多くの(所謂)”依存”の場合、
「このまま薬に手を出し続けたら、いつか捕まるのでは?」
とか
「今日も負けてしまったら、いよいよ借金が返せなくなりそうだ・・・」
とか
「浮気してる事がバレたら、女房は許してくれないだろうなあ・・・」
等のスリルや背徳感、
つまりアドレナリンやノルアドレナリンによる興奮を経て、
「薬物による多幸感」
や
「大当たりした快感」
や
「情事による快感」
といったドーパミン(やエンドルフィン)がもたらす快の刺激が手に入る
訳です。
(※冒険映画等でも、ハラハラドキドキの展開の後にハッピーエンドや
大勝利が訪れる方が面白いですよね)
そしてその「快の刺激をもう一度得たい!」と繰り返すうちに、
脳の神経回路にそのパターンが形成されて固着し、
抜け出せなくなるのが依存です。
そういう意味では、不倫・浮気を繰り返す人は
依存症に陥っていると考えてもよいと思います。
⑤”最悪の結末”(=現実)を見ない
不快刺激を回避する傾向が強い人にとっては
”離婚”等の最悪の結末を考える事は最も強い不快刺激となる筈です。
それ故、
「このまま浮気を続けたら最悪離婚され、最愛の家族を失う」
といった最悪の結末を見ない様に回避し続けると考えられます。
そしてその事が浮気に対する抑止力を弱めているとも言えるでしょう。
それでは、
この「不倫・浮気依存」をどうすれば治せるのでしょうか?
そのヒントを次回から3回に分けてお書きしたいと思います。
#人間関係の悩み、夫婦・恋愛のカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください
どうすれば不倫・浮気を
やめ(させ)られるのか?(1)
前回と前々回で
「夫(妻)が不倫・浮気をする原因・理由」として、
①”快・不快”の刺激に対して敏感である
②不快刺激への回避行動が、快を求める方向へ向かう
※特に快刺激を求める事で不快刺激を避ける傾向を有している
③今のままでの(夫や妻との)関係性の中では、
求める快刺激を十分には得られないと感じている
④その”欲求不満”を満たす対象が配偶者以外の人との恋愛や性、
特に背徳行為といったスリルを感じる事へと向かい固着する
⑤”最悪の結末”(=現実)を見ない
の5つが考えられるとお書きしました。
その考え方を基に今回は
「どうすれば不倫・浮気をやめ(させ)られるのか?」
についてのヒントを(私の推察に基づいて)お書きしたいと思います。
<不倫・浮気をやめ(させ)るヒント(1)>
①ストレス(=不快刺激)の軽減
そもそもの浮気のきっかけが
ストレス等の不快刺激に対する回避行動だとすれば、
不快刺激そのものを軽減する必要があると思います。
その為には、
不快刺激から逃げずにしっかりと向き合って、
軽減してゆく行動を採ってゆく必要があるでしょう。
以下に具体的なやり方の例をお書きします。
(1)不快刺激に対峙する
・当人にとっての今のストレスを書き出す
夫Aの例「妻が俺よりも子供の事を大切にしている様に感じる」
夫Bの例「上司が自分の仕事を評価してくれていない様に感じる」
・自分側の問題点を書き出す(わからないのなら、妻や上司等の相手に訊く)
夫Aの例「癪に障るので、夜の営みも疎かにしたり、
妻への気遣いや優しさが減っている」
夫Bの例「家庭でのストレスが影響して、このところミスが増えている」
(2)不快刺激を軽減する(当人側の)工夫
・そのストレスをもたらしている自分側の問題点を改善する方法を書き出す
夫Aの例「夜の営みで妻を喜ばせる」
「妻のして欲しい事に注意し、子を風呂に入れたり、
休日に子を遊びに連れてったりして妻をゆっくりさせる」
等々。
夫Bの例「仕事のミスを減らす施策を書き出してみる」
「休憩時間を削ってでもミスがないか念入りにチェックする」
等々。
・その中でできそうなものから順に実行してゆく
・常に実行した結果をフィードバックして次の施策を考える
#人間関係の悩み、夫婦・恋愛のカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください
どうすれば不倫・浮気を
やめ(させ)られるのか?(2)
今回は前回に引き続いて
「不倫・浮気をやめ(させ)られるのか?」についてのヒント
を(私の推察に基づいて)お書きしたいと思います。
<不倫・浮気をやめ(させ)るヒント(2)>
②夫婦二人で共有できる”快刺激”を見つける
(私の推察が正しければ)不倫・浮気をする人は
不快刺激に対する回避行動として、
ワクワクドキドキできる快の刺激へ向かうとお書きしました。
ただし、
ギャンブルや飲み喰い・薬物等の快刺激に向かう人と異なるのは
独りで満たされる快刺激ではなく、
「女性との楽しい逢瀬」や「親友との楽しい飲み会」等の
対人関係を通した快の刺激に、より魅かれる傾向があると考えられます。
もしそうだとすれば、
結婚前に付き合っていた頃や結婚当初は
”二人”で楽しめるワクワクドキドキできる快刺激を共有できていて
それによって満たされていたのではないでしょうか?
ところが
結婚しちゃうとお互いに”生活”を成り立たせる為に、
浮かれてばかりはいられずに、仕事や家事に追われる事になるでしょう。
更に子供が産まれると
益々そういった”快の刺激”を得る時間も激減してゆくでしょう。
ですから、
一番スムーズに”対人関係を通した快の刺激”を得る方法は
付き合っていた頃の様に二人でワクワクドキドキできる快の刺激を
得られる機会を作ってゆく事だと思います。
例えば、
二人で楽しめる山登り・自転車・スキューバ・スケボー、グルメ旅行等の趣味、
或いは、
お互いに楽しめてマンネリを打破できる性交渉の工夫等々。
※勿論、二人の時間を取る為には
適宜お互いの父母や兄弟姉妹に協力を仰ぐ必要もあるでしょう。
#人間関係の悩み、夫婦・恋愛のカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください
どうすれば不倫・浮気を
やめ(させ)られるのか?(3)
今回も引き続いて
「不倫・浮気をやめ(させ)られるのか?」についてのヒント
をお書きしたいと思います。
<不倫・浮気をやめ(させ)るヒント(3)>
③様々な快刺激のバリエーションを用意する
前回の「②」で述べた様に、
「マンネリ(快の刺激不足)を打破できる様な夫婦二人で共有できる”快刺激”
を見つける」事が一番スムーズだと思いますが、
不倫・浮気に”依存”するのは快刺激を求める方向性が
それに固定化されているからとも言えます。
ですから、
不倫・浮気といった一つの事に固定されない様に、
自分にとって、様々な快刺激をもたらすバリエーションを増やしておく事
も役に立つと思います。
(1)「お金と時間が充分に手に入ったとすれば(浮気以外に)何がしたいか?」
を自問し、その答えをなるべく沢山書き出す。
例:「毎晩友人達とパーティーをする」「ヨットを買って海を走り回りたい」
「ツーリングで日本一周したい」「仲間とログハウスを造る」
「バンドを組む」「ボクシングを習いたい」等々。
(2)その中で今できる事や今できる部分、
或いはそれに向けて今できる準備を書き出す。
例:「月に1回は友人を集めてパーティーをする」
「格安のヨットを捜し、〇年以内に手に入れるという目標を立てて
貯金する」「週末毎に日帰りでバイク旅行する」
「ログハウスを造る仲間やサークルを見つける」
「ギターを買って練習し、仲間に呼びかける」
「ボクシングジムに体験に行く」等々。
(3)その中で早速できる事から実行してゆく
④”最悪の結末”(=現実)を意識する
「このまま不倫・浮気を続ければ最悪どうなるか?」を突き詰めて考える
(1)「このまま不倫・浮気を続ければ最悪どうなるか?」を考えて書き出す
例:「離婚される」
(2)「もしそうなったら自分は最悪どうなるか?」を突き詰めて書き出してゆく
例:(もし離婚されれば自分は最悪どうなるか?)
→「独りになって寂しくなるし、子供と会えなくなるのが辛い」
(もしそうなれば自分は最悪どうなるか?)
→「生きる喜びも見失い、仕事に行く気も失せる」
(もしそうなれば自分は最悪どうなるか?)
→「最悪自殺する」
(もしそうなれば自分は最悪どうなるか?)
→「悔いが残ったままで成仏できない」等々
(3)「もしそうなったら妻(夫)や子供は最悪どうなるか?」を突き詰めて
書き出してゆく
例:(もし離婚されれば妻(夫)や子供は最悪どうなるか?)
→「妻は仕事と育児に追われうつになる」
(もしそうなれば妻(夫)や子供は最悪どうなるか?)
→「妻が子供をかまってあげられなくて、おまけに生活に困窮する」
(もしそうなれば妻(夫)や子供は最悪どうなるか?)
→「妻は子を道連れに心中を図るかもしれない・・・」
※(もしそうなれば自分は最悪どうなるか?)
→「罪の意識を背負って、自分も生きていられなくなる」
(4)その「最悪の最悪」の結果を毎日書き直し、そうなった時のイメージを
五感を使ってできるだけ詳細にイメージする
#人間関係の悩み、夫婦・恋愛のカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください
浮気した夫(妻)をずっと許せない
・・・オセロ症候群?
「3年前に夫が浮気している事ががわかった。
問い詰めると夫は素直に浮気を認めて何度も謝り、”もう二度としない!”
と言ってくれたが、私は夫をそして浮気相手を許せなかった・・・。
嫌がる夫を連れて、浮気相手の女と会って散々罵倒してやったが
私の気が晴れる事は無かった。
”この人だけは違う。私の事を一番大切に思ってくれている”
と信じていた人に裏切られ、夫に笑顔を見せる事も無くなった・・・。
それどころか、夫のメールやLINEを毎日チェックしたり
GPSを付けて監視し、少しでも怪しい事があれば、
泣きながら夫にキレる様になった。
一緒に買い物へ出た時も、すれ違った若い娘を”チラッ”と見た夫に
”今、あの娘の事可愛いいなって見たでしょ?!”とキレてしまった。
最近では、テレビやネット、雑誌に若い女性が映っているのを
夫がチラ見しようものなら”今、見たでしょ?!!そんなに他の女性が
いいのなら出て行って!あんたの顔なんて二度と見たくない!”
と言いながら夫に物を投げつける様にもなった・・・。
いつしか夫からも笑顔が消え、楽しい会話もなくなり私を避ける様になった。
もう自分の感情が抑えられない。
ネットで調べたら”オセロ症候群”かも・・・。」
一般的に所謂「オセロ症候群」とは、
「恋人や夫(妻)が不貞行為を行うのではないか?」
「私を裏切ったり見捨てるのではないか?」等といった妄想的な嫉妬心から
相手の行動を細かくチェックしたり、激しい束縛をし続ける状態
と言えるでしょう。
勿論、相手の不貞行為が無いのにもかかわらず、
そういった妄想状態に居続ける人もいらっしゃるでしょうが、
中には相手の不倫・浮気をきっかけに、
そういった”症状”が強く出てしまう人もいらっしゃいます。
次回からは、
「何故浮気した夫(妻)をずっと許せないのか?」
と
「どうすれば不倫・浮気をした夫(妻)を許せるのか?」
について私見をお書きしたいと思います。
#人間関係の悩み、夫婦・恋愛のカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください
何故浮気した夫(妻)を
ずっと許せないのか?(1)
前回お書きした様に、夫(妻)が浮気した事をいつまでも許す事ができずに
「いつかまた不貞行為を行うのではないか?」
「きっとまた私を裏切ったり見捨てるのではないか?」
等といった妄想的な嫉妬心から相手の行動を細かくチェックしたり、
激しい束縛をし続ける、所謂「オセロ症候群」になって、
夫婦関係そのものが危機に陥っておられる方もいらっしゃると思います。
今回と次回はそういった方に向けて、
「浮気した相手をずっと許せずに束縛し続ける原因」
について私見をお書きしたいと思います。
<浮気した相手をずっと許せずに束縛し続ける原因(1)>
①感覚過敏を有している
感覚過敏を有していると、
相手のちょっとした言動や仕草・表情等が異常に気になり、
それに対する意味づけをしないと安心できなくなるでしょう。
例:「今、夫はすれ違ったあの娘をチラッと見て、
わずかに口元が緩んだ・・・」
「何故だろう?→きっと私よりもあの娘の事を気に入ったに違いない!」
では何故感覚過敏を有しているのか?については、
(1)持って生まれたもの
(2)幼い時のトラウマチックな出来事によって深く傷ついた体験によるもの
(3)相手の浮気等の不貞行為がトラウマとなって深く傷ついたから
等の理由が考えられます。
②その感覚過敏のベクトルが不快刺激の方へ向いている
浮気した相手をずっと許せない人、或いはオセロ症候群の人は
感覚過敏のベクトルが五感(+想像)から入力された刺激の中でも、
特に”不快刺激”に固定されていて、とても敏感に反応すると思われます。
例:(自身の”想像”から入力された不快刺激に対する反応)
「きっと夫は私よりあの娘の方が好みなんだわ!・・・。
気に入った娘と仲良くなって、また私を裏切ろうとしてるんだわ!
私の事なんてどうでもいいの?!!・・・”君だけを愛してる”
って言ってたのは嘘だったの?!!・・・」
と胸が張り裂けそうになって絶望のどん底に叩き落された様に感じる
ここで言う”不快刺激”には私が考えるには以下の2種類があります。
(1)「自己愛型」の人にとっての不快刺激
「何でも私の思い通りにならないと気が済まない」という人にとっては、
「相手が私より他の人が好きな事」や「私を最優先に扱わない事」等は
とてつもなく不快な事の筈です。
※この性格タイプは、「持って生まれた器質的なもの」と
幼い頃からチヤホヤされ続けたり、我が儘が通り続けた結果から来る
「後天的な環境因から来るもの」の2種類あると思います。
(2)「自己否定型」の人にとっての不快刺激
「私は愛される価値が無い」とか「きっと私はまた見捨てられる」
等といった自己否定的な認知・思考を有している人にとっては、
愛する人の気持ちが自分から離れてゆく、去ってゆくと感じる事は
耐え難い不快な事の筈です。
※この性格タイプは、恐らく幼い頃の養育者等との関係性から
形作られた「後天的な環境因から来るもの」と考えられます。
#人間関係の悩み、夫婦・恋愛のカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください
何故浮気した夫(妻)を
ずっと許せないのか?(2)
今回も前回に引き続いて、
「浮気した相手をずっと許せずに束縛し続ける原因」(オセロ症候群)
について私見をお書きしたいと思います。
<浮気した相手をずっと許せずに束縛し続ける原因(2)>
③不快刺激から生じた不快感情を保持し続けている
「夫がまた浮気するんじゃないか?」という不安
浮気された時の悲しみ・怒り、
「また見捨てられるのでは?」という恐怖
等の”不快感情”がずっと保持され、何かの引き金が引かれると
その不快感情が表出し制御不能になってしまう。
この”不快感情”が保持され続ける原因として考えられるのは、
(1)愛着形成に問題があり、不快感情を和らげる脳機能が欠けている為、
抑圧し続けている
(2)前回述べた「自己愛型」の人にとっては、
不快感情は相手を意のままにコントロールする為には好都合なので
無意識が意図的に反芻し、保持し続けているとも考えられる
④不快感情に対する防衛反応が”闘争”に固定されている
そうして保持され続けている不快感情への防衛反応として、
”怒り”等を用いた闘争反応を使い、二度と自分が傷つかない様に、
或いは二度と自分の意志に反抗できない様に、相手の自由を奪い、
コントロールし続ける戦略を採り続けていると考えられる
⑤それらの不快感情や防衛反応が制御不能になっている
この、「不快感情」や「防衛反応」が制御不能になっているから、
「わかっていてもやめられない」状態になっていると考えられます。
では何故制御不能になっているのか?
→それは思うに、論理的思考・意志等の「意識」の場である
前頭前野等の大脳皮質の機能が充分には働かず、
感情・感覚等の「無意識」の場である大脳辺縁系の暴走を止められなく
なっているのでは?と考えます。
そしてその大脳皮質の機能不全は、
「持って生まれたもの」
と
「愛着形成不全」等の環境因から来るものの2つであると考えます。
それでは次回は、
「どうすれば不倫・浮気をした夫(妻)を許せるのか?」
(或いは、どうすればオセロ症候群から脱出できるのか?)について
お書きしたいと思います。
#人間関係の悩み、夫婦・恋愛のカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください
どうすれば不倫・浮気をした夫(妻)を
許せるのか?①
前回と前々回にお書きした様に、
「浮気した相手をずっと許せずに束縛し続ける(所謂”オセロ症候群”の)原因」
として、
①感覚過敏を有している
(1)持って生まれたもの
(2)幼い時のトラウマチックな出来事によって深く傷ついた体験によるもの
(3)相手の浮気等の不貞行為がトラウマとなって深く傷ついたから
②その感覚過敏のベクトルが不快刺激の方へ向いている
(1)「自己愛型」
(2)「自己否定型」
③不快刺激から生じた不快感情を保持し続けている
(1)愛着形成に問題があり、不快感情を和らげる脳機能が欠けている為、
抑圧し続けている
(2)「自己愛型」の人にとっては、
不快感情は相手を意のままにコントロールする為には好都合なので
無意識が意図的保持し続けている
④不快感情に対する防衛反応が”闘争”に固定されている
⑤それらの不快感情や防衛反応が制御不能になっている
といった理由が考えられるとお書きしました。
もしそうだとすれば、先天的な「変えられない部分」は受け容れてあげて
「変えられる部分」に的を絞って変えて行けばよい訳です。
今回から3回に分けて「不倫・浮気をした夫(妻)を許す為のヒント」
をお書きしたいと思います。
<不倫・浮気をした夫(妻)を許す為のヒント(1)>
①感覚過敏を有している
(1)持って生まれたもの=変えられない部分
→「私はなんでそんなに気にし過ぎるのか?」等と自己否定をせずに、
「私のせいじゃなくて、遺伝じゃん!」と受け容れる
(2)幼い時のトラウマチックな出来事によって深く傷ついた体験によるもの
=変えられる部分
→その時の自分に身を置いて、
「感じた感情」「思った事」「相手に訴えたかった事等を書き出す。
次に、”今”の自分に身を置いて、その時の自分に対して
「どうしてあげたいか?」「どう言ってあげたいか?」を
否定せずに共感的に考えて、それを書き出す。
そして、それを自分の中に居るその時の自分に伝えてみましょう
→もしお独りでは難しければトラウマ解消のカウンセリングを
受けられる事をお勧めします
(3)相手の浮気等の不貞行為がトラウマとなって深く傷ついたから
=変えられる部分
→その時の自分に身を置いて、
「感じた感情」「思った事」「相手に訴えたかった事」等を書き出す。
次に、”今”の自分に身を置いて、その時の自分に対して
「どうしてあげたいか?」「どう言ってあげたいか?」を
否定せずに共感的に考えて、それを書き出す。
そして、それを自分の中に居るその時の自分に伝えてみましょう
→もしお独りでは難しければトラウマ解消のカウンセリング
を受けられる事をお勧めします
#人間関係の悩み、夫婦・恋愛のカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください
どうすれば不倫・浮気をした夫(妻)を
許せるのか?②
今回も引き続き「不倫・浮気をした夫(妻)を許す為のヒント」
をお書きしたいと思います。
<不倫・浮気をした夫(妻)を許す為のヒント(2)>
②その感覚過敏のベクトルが不快刺激の方へ向いている
=変えられる部分
→感覚過敏のベクトルを違う方向へ向ける事が役に立つでしょう
(1)「自己愛型」
このタイプの人は「相手が私の思い通りになって欲しい」とか
「私が一番でなきゃいやだ!」等といった思考が強く働いている
と考えられます。
そしてそれは
「”私”がどう思われてるか?」「”私”がどの様に扱われているか?」
「相手が”私の理想通り”に振舞ってくれているか?」等と
感覚過敏のベクトルが”自分”に向いていると言えるでしょう
→このタイプの人は、感覚過敏のベクトルを”快刺激”と”相手”に向ける事
が役立つでしょう
例えば、
「相手が私を大切に扱っている場面」「私の言う事をきいてくれた瞬間」
「私の事を好いてくれている証拠となる振舞」等を見逃さず、
すかさず「有難う!」と伝えてみましょう
(2)「自己否定型」
このタイプの人は、恐らく幼少期の養育者との関係性の中で、
「私は愛される価値が無い」とか「きっと私はまた見捨てられる」
等といった自己否定的な認知・思考を有してしまっていると考えられます。
→このタイプの人は、
所謂”認知の歪み”を是正する認知行動療法的なものだけでは
トラウマチックな感情記憶のケアができませんので、感情と認知の両方
に働きかける包括的なカウンセリングを受けられた後に、
上記の(1)と同様のやり方を練習する事が役に立つと思います。
(具体的な方法は過去の記事にお書きしていますが、
難しければカウンセリング をお受け下さい)
③不快刺激から生じた不快感情を保持し続けている
=変えられる部分
→不快感情を和らげる、解消してゆく事が役に立つでしょう
(1)愛着形成に問題があり、
不快感情を和らげる脳機能が欠けている為、抑圧し続けている
このタイプの人は、幼少期に親・養育者等との間で”愛着形成”が
不十分であったと考えられます。
だとすれば、愛着の再形成が必要になってくるでしょう。
→この、”愛着の再形成”のヒントとしては、
まず、今の不安等の不快感情を紙の左半分に書き出す。
次に、「理想の母親ならどう言ってくれるか?」を想像して、
その答えを右側に書き出す、等を繰り返す方法が役に立つでしょう。
※難しければカウンセリングをお受け下さい
(2)「自己愛型」の人にとっては、
不快感情は相手を意のままにコントロールする為には好都合なので
無意識が意図的に反芻し、保持し続けている
このタイプの人は、「自分の思い通りで無いと気が済まない」
といった持って生まれた傾向を有していると考えられますので、
その部分は変えられないでしょう。
でも意のままにコントロールしようとする”対象”は変える事ができます。
→このタイプの人は”意のままにコントロールする対象”を「相手」から、
「自分の趣味。楽しみ」「家事・育児」「仕事」
等を完璧にコントロールする意識へと変え、それをより強めて行けば、
結果として「相手」をコントロールする意識は減少してゆくでしょう
#人間関係の悩み、夫婦・恋愛のカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください
どうすれば不倫・浮気をした夫(妻)を
許せるのか?③
今回も引き続き「不倫・浮気をした夫(妻)を許す為のヒント」
をお書きしたいと思います。
<不倫・浮気をした夫(妻)を許す為のヒント(3)>
④不快感情に対する防衛反応が”闘争”に固定されている
=変えられる部分
→不快刺激・不快感情に対する防衛反応としては、
主に「闘争」「逃走」「服従(従順)」等がありますが、
浮気した相手を責め続けたり監視・支配し続けるのは
「闘争」反応だと言えるでしょう。
だとすればその防衛反応を意識的に「逃走」や「従順」に
持ってゆく事が役に立つでしょう。
例えば、
「逃走」=相手から離れたり、無視して自分の好きな趣味や楽しみ
に意識を向けて、それに集中する時間を増やしてゆく
「従順」=相手の事を思って、相手が喜ぶ事をしたり言ったりする事
に意識を向けて、その頻度を増やしてゆく
等々。
⑤それらの不快感情や防衛反応が制御不能になっている
=変えられる部分
→この状態に陥っている考えられる原因としては(前述の通り)
論理的思考・意志等の「意識」の場である前頭前野等の大脳皮質の機能が
充分には働かず、感情・感覚等の「無意識」の場である大脳辺縁系の暴走
を止められなくなっているのでは?と考えます。
そしてその大脳皮質の機能不全は、
「持って生まれたもの」と
「愛着形成不全」等の環境因から来るもの
の2つであると推測しています。
→こういった状態に陥っている人は、
「意識」(大脳皮質)が「無意識」(辺縁系)に乗っ取られない様な訓練
と同時に自分の中での愛着を形成する事が必要だと思います。
例えば、
「不快・不安」にすぐ圧倒される部分を「末っ子」と見立てて、
「従順姉ちゃん」「戦う兄ちゃん」「逃げる姉ちゃん」」といった
お兄ちゃんお姉ちゃんが、その末っ子を守ってくれている
と想像してみましょう。
そしてあなた自身がその4兄妹の親だと想像してみましょう。
その上で、感情が揺さぶられて大脳皮質が乗っ取られそうになった時に、
「どの子が出て来たのか?」を気づく
「その子の訴えを聞いて、書き出す」
「その訴えに対して、親としてどう言ってあげたら良いか?を考えて
書き出す」
等のエクササイズをしてゆけば、
”親”(大脳皮質=意識)が”子”(辺縁系=無意識)に乗っ取られる事が減ってゆき、
その暴走を制御する事と同時に愛着の内在化も可能になってくるでしょう。
(詳しくはカウンセリングお受け下さい)
#人間関係の悩み、夫婦・恋愛のカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください
夫婦間の悩み~⑤セックスレス
「私が里帰り出産から戻って来た頃から、
夫との”夜の営み”が殆ど無くなってしまった・・。
子供を寝かしつけた後に私から誘っても、
”明日早いから”とか”仕事で疲れてるんだ!”等と不機嫌そうな表情
を浮かべ、くるっと背を向けて鼾をかき始める・・。
”私、何かした?!”と問いかけても”別に・・”としか答えない。
もしかしたら、私に飽きて浮気してるのかな?・・。
新婚当初の夫は毎晩のように求めて来て、優しく気遣ってもくれてた
のに、何だか今は別人みたいになっちゃった・・。
私が子育てに追われてかまってあげられてないからかなあ~?。
元彼の時も次第に飽きられて、浮気されたよなあ・・。
私ってやっぱり魅力が無いんだろうな。」
うちのルームにも、
所謂セックスレスでお悩みになってお越しになるカップルや
奥さん、ご主人も少なくありません。
セックスが全てではないとは思いますが、
夫婦間のセックスレスは離婚事由になるくらい
愛情のバロメーターとして、重要な要素の一つだと思います。
それ故、拒まれたと感じている側からすれば
「愛されてない、愛情を感じない」等と自信を失ったり、
「浮気してるのでは?」と疑心暗鬼になって不安に襲われたり、
上記の奥さんの例の様に、過去の心の傷が喚起されて、
酷い悩み・苦しみや見捨てられ不安に襲われる事もあるでしょう。
しかもとてもナーバスな問題なので、
誰にも相談できずに悶々と悩まれてる人も多いと思います。
今回からは、
「何故セックスレスになるのか?」
「どうすればセックスレスの悩みを解消できるのか?」
について、私見をお書きしてゆきたいと思います。
#人間関係の悩み、夫婦・恋愛のカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください
何故セックスレスになるのか?
それでは何故、仲の良かった夫婦・カップルが
突然セックスレスに陥ってしまうのでしょうか?
今回はその原因について、私なりの見解をお書きしたいと思います。
(勿論、相手の浮気や仕事や家事・育児で心身共に疲弊してしまった、
等の明白な理由がある場合もあるでしょうし、
他にも様々な原因が考えられますが、ここでは私の臨床での経験上、
比較的多いセックスレスの原因と思われる事柄についてお書きします)
<セックスレスの原因>
①快感の減少
(1)マンネリ・飽きから来るもの
いくら大好きな食べ物でもそればかり毎日3食たべ続けると飽きてきます。
セックスもそれと同じで、同じ刺激のパターンを繰り返し続けると
飽きが生じてもおかしくないでしょう。
(2)愛着の喪失
アタッチメント(愛着)理論によると、安心・愛情を与えてくれる相手と
”くっつく事”によって、自分の不安・不快が解消されて、
相手が自分にとっての安全基地になります。
そして安全基地ができて初めて”探索行動”に移れるとされています。
これを夫婦・カップルの関係性に当てはめると、
お互いがお互いの安全基地になって、相互的な愛着が形成されている間は
セックスという”探索行動”が採れるけれども、
もし一方、或いは双方が相手を”安全基地”だとみなさなくなったら、
その探索行動は採れなくなるでしょう。
つまり、相手を「安心・愛情を与えてくれる存在だ」とみなせなくなれば
セックスは勿論、相手とくっつく事への快感は失われてゆくでしょう。
結婚したら、配偶者とその親との愛着関係、
子ができれば配偶者と子との間の愛着関係が
否応無しに目に飛び込んでくるでしょう。
そんな時に、過敏さを有し、アタッチメントに問題があったり、
トラウマを抱えてる人は、不快な感情が惹起されるかも知れません。
そしてその不快感を安全基地である配偶者に訴えても
(言葉で直接伝える、態度や表情で間接的に訴える、のどちらにしても)
相手がその不快感情を無くしてくれない、と感じた場合は
その人にとって最早相手は愛着の対象・安全基地ではなくなってしまう
でしょう。
愛する人(愛着の対象)とのセックスは、物理的な快感と同時に
アタッチメントによる心理的な快感も併せて得られるものだと思います。
それが、心理的な快感どころか相手に不快を感じてしまったとすれば、
少なくとも不快を感じずに済む自慰行為や風俗、浮気の方が
プラスマイナスで言うとまだ快感が勝ってくるわけです。
②相手への不安・不快の増大
「①」の(2)でお書きした様な関係性になった夫婦は
最早相手を愛着の対象とはみなさなくなるでしょう。
それどころか、
「最近あなた、冷たいわね!」
とか
「ねえ!何でしてくれないの?」
とか
「浮気してるんじゃないの?!」
とか
「俺の事、嫌いになったのか?!」等と言われると、
「相手から攻撃された」と感じたり「別れようとしてるのかな?」
等と相手への不信・不安・不快が益々増大してゆくでしょう。
そしてそうなってしまうとそれらの不快感情に対する防衛である
「逃げる」や「戦う」といった反応が出てくるでしょう。
即ち、
「益々相手と距離を置く」(逃走反応)
「家に帰らない、或いはなるべく遅く家に帰ってくる」(逃走反応)
「暇な時間は自分の趣味に没頭する」(逃走反応)
「自室に閉じこもる」(逃走反応)
「浮気やギャンブル、過食、買い物、アルコール等に走る」(逃走反応)
「相手への復讐心が起きる」(闘争反応)
「相手にキレる」(闘争反応)
「相手を支配・コントロールしようとする」(闘争反応)
そして、
これらの心的な状態が続くとセックスレスは長引いてゆくと思います。
それでは、
どうすればセックスレスの悩みを解消できるのでしょうか?
そのヒントを次回お書きしたいと思います・
#人間関係の悩み、夫婦・恋愛のカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください
どうすればセックスレスの悩みを解消できるのか?
前回、
「セックスレスの原因」として
①快感の減少
(1)マンネリ・飽きから来るもの
(2)愛着の喪失
②相手への不安・不快の増大
という原因が考えらるとお書きしました。
今回は、それに基づいて
「どうすればセックスレスの悩みを解消できるのか?」
のヒントをお書きしたいと思います。
<どうすればセックスレスの悩みを解消できるのか?>
①快感の減少を避ける
(1)マンネリ・飽きを無くす
その為には、例えば「いつもと違う状況」を作って
五感からインプットされる情報を変えてゆく事が役立つでしょう。
例「視覚の変化」=旅行やホテルを利用、寝室の模様替え、服装を変える、
照明を変える等々。
「聴覚の変化」=BGМを流す、出逢った頃にどんな事を
相手にささやいていたか?を思い出し、それを再現してみる、等々。
「触覚の変化」=抱擁や愛撫をいつもよりソフトに優しくしたり、
頭や髪の毛を撫でたり、いつもと違うタッチを取り入れる、等々。
「味覚・嗅覚の変化」=アロマを焚いたり、行為の前に
相手の好きな食べ物・飲み物を一緒に食べたり、等々。
(2)愛着の再形成
一度喪った夫婦間の愛着を再形成する事が先決だと思います。
その為には(まずはセックスレス打破へのモチベーションが高い側からでも)
「相手が喜ぶ事」を言ったりしたりしてみましょう。
そして相手が自分の為にしてくれた、ほんの些細な事でも感謝を述べる
のも良いでしょう。
更には、「行ってきます」「ただいま」「お早う」「お休み」等の
あいさつする時には(可能であれば)務めてハグや握手、キスをする事
等ができれば素晴らしいと思います。
他にも一緒に出掛けたり、一緒の部屋で寝たり、
相手や自分が不安な時には寄り添ったり、寄り添ってあげたり・・・
まずはセックス以前に”くっつく”時間を増やす事が役に立つでしょう。
②お互いの不安・不快の減少させて、安心・快を増大させる
お互いに相手からの刺激(言動や表情・態度)に不快を感じたり、
不安を惹起させるものとして捉えてしまうと、
「闘争」「逃走」といった防衛反応が生じて、
益々心的な距離が離れてゆくでしょう。
それ故、
お互いの防衛反応を生じさせないで、逆に安心・快を感じる様な関係性
を再構築する必要があるでしょう。
例えば、
「相手が居てくれて安心を感じた場面」や
「一緒に居て幸せだった(楽しかった)瞬間」
を出逢った頃から今迄を振り返って、できるだけ沢山書き出してみませんか?
そしてそれに加えて「今日一日」の中で「相手が居てくれて安心した事」
(例:雷が鳴って、家で子供と一緒に脅えていたけど、夫が帰ってきて
ホッとした)や「相手と居て楽しかった瞬間」(例:息子の面白い行動に
二人で顔を見合わせて笑った)、「相手に感謝した場面」等を
毎日書き出してみるのもいいでしょう。
更には、「相手を喜ばせよう」「相手の役に立とう」という意識で、
相手が笑顔になったり、「有難う」と言ってくれるような事を
行ったり、言ったりする作戦を立てて、色々試してみて、
うまく行った事を続けてみませんか?
以上、セックスレスの悩みを解消する為のヒントをお書きしましたが、
難しい場合はお気軽にご連絡下さい。
#人間関係の悩み、夫婦・恋愛のカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください
プロフィール

- 心理カウンセラー・自己実現コーチ
- ・公認心理師
・全国WEBカウンセリング協会認定
心理療法カウンセラー
不登校児対応アドバイザー
・矢野惣一「心の専門家養成講座」卒業
NLP、催眠療法、ゲシュタルト療法、解決志向ブリーフセラピー、フォーカシング、認知行動療法ナラティブセラピー、インナーチャイルド癒し、トラウマ療法、家族療法(システムズアプローチ)等とその統合を習得する(TVの解決ナイナイアンサーでお馴染みの「性格リフォームの匠(達人)」心屋仁乃助さん、「アネゴ系セラピスト」大鶴和江さんは矢野講座の先輩です)
・Gakken「学研の家庭教師」不登校事業室の外部相談カウンセラー
・WEBカウンセリングルーム「みらい」カウンセラー
・日本フォーカシング協会会員
・国際ブリーフセラピー協会(旧:日本ブリーフセラピー協会)会員
2012年2月開業。2025年時点で4,000名超のお客様のご相談をさせて頂きました。
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