演技性パーソナリティ障害の特徴

演技性パーソナリティ障害の特徴

<前回からの続き> 

今回は、

「演技性パーソナリティ障害」の特徴

ついてお書きしたいと思います。






<演技性パーソナリティ障害とは?>

◎「演技性パーソナリティ障害」の特徴としては、

 様々な場面での対人関係において、過度に注意を引こうとする行動
 が挙げられます。

 無意識のうちに他人との関係で役柄を決め、それを演じてしまったり、

 泣いたり周囲を非難したり、自殺をほのめかしたり、作話といった
 考え方や感情を大げさに誇張してでも、
 話題の中心になっていなければ気が済まない

 また、不適切なほど性的に挑発的、誘惑的な外見や行動をする。
 (但し性的な面は消極的で、しばしばシャイであったり、遊戯的である)

 更には、仕事面でも対人交流の面でも熱し易く冷め易い

 加えて、他人の意見に影響されやすく、だまされやすい特徴も有する。

 つまり、
 過度の情動性と注意を引きたい・注目を浴びたいといった欲求
 を持っている。

◎DSМの診断基準



・自分が注目の的になっていない状況では不快感を覚える

・不適切なほど性的に誘惑的または挑発的な形で他者と交流する

・感情がすぐに変わり、浅はかに見える

・自分に注意・関心を引くために身体的外見を利用する

・会話は過度に印象的だが非常にあいまいで、内容が無く詳細に欠ける

・感情を劇的で芝居がかった大げさな形で表現する

・被暗示的、即ち他人または環境の影響を受けやすい

・対人関係を実際以上に親密なものと思っている

・症状は成人期早期までに始まっている
 (年齢とともに症状が治まっていく傾向がある)





 
<演技性パーソナリティ障害の例>

「職場のA子さんは、いつも露出の多い流行の派手な服を着、
 派手な化粧をして、職場の男性や客の男性に馴れ馴れしくハグをしたり、
 色目を使って”〇〇さんの事が好きよ”と平気で誘惑する。

 注意されたり、陰口を言われると”私は何も悪い事してないのに、
 いつも誤解される・・・”と大げさに泣いたり、

 ドン引きして無視して来る同僚には、”何なのよ?!
 みんなそういう態度を採るんだったら死んでやる!”
 と、かんしゃくを起こす。

 朝礼の番が回って来ると、持論をとうとうと芝居がかった口調で話すが、
 聞き飽きたみんながシラ~っとしてると、また機嫌が悪くなる。

 プライベートでは”私のメンター”と呼んでる女性を妄信している様子。」






次回は
「演技性パーソナリティ障害」の原因
について私の推測に基づいてお書きしたいと思います。


 
 
<次回へ続く>

プロフィール

のぶさわ 正明
のぶさわ 正明心理カウンセラー・自己実現コーチ
・公認心理師
・全国WEBカウンセリング協会認定
  心理療法カウンセラー
  不登校児対応アドバイザー
・矢野惣一「心の専門家養成講座」卒業
NLP、催眠療法、ゲシュタルト療法、解決志向ブリーフセラピー、フォーカシング、認知行動療法ナラティブセラピー、インナーチャイルド癒し、トラウマ療法、家族療法(システムズアプローチ)等とその統合を習得する(TVの解決ナイナイアンサーでお馴染みの「性格リフォームの匠(達人)」心屋仁乃助さん、「アネゴ系セラピスト」大鶴和江さんは矢野講座の先輩です)
・Gakken「学研の家庭教師」不登校事業室の外部相談カウンセラー
・WEBカウンセリングルーム「みらい」カウンセラー
・日本フォーカシング協会会員
・国際ブリーフセラピー協会(旧:日本ブリーフセラピー協会)会員

2012年2月開業。2025年時点で4,000名超のお客様のご相談をさせて頂きました。