他人を外見だけで判断する人達
他人を外見だけで判断する人達
目次
「あの人、結構イケメンじゃない?」
とか、
「あの子、凄く可愛いよね!」
等いった、
重大な犯罪を犯した人への外見の高評価が
SNS等でよく見受けられます。
昔から(異性等の)外見を優先する「面食い」は大勢いらっしゃった
と思いますが、
最近では、
男性の美容や化粧、女性の整形の隆盛等を見るにつけ、
増々「外見重視」に拍車がかかっている様に感じます。
生物の究極の目的は、
「自分の遺伝子のコピーを残し続ける」事だと考えると、
「イケメン」や「可愛い」異性と生殖できれば、
子はその遺伝子を引き継いで
将来的にモテる確率、つまり遺伝子のコピーを残してくれる確率が高まる、
という事はうなずけます。
ただ、そういった時代の流れの中で、
もし「優しさ」や「共感力」、「善意」や「公平さ」が軽視
されてゆくとすれば、
一抹の寂しさを感じてしまいます。
次回は、
「他人を外見だけで判断する人」が増えてきているのが事実とすれば、
私なりに考えるその原因をお書きしたいと思います。
#人間関係の悩みのカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください
なぜ他人を外見だけで判断する人が増えているのか?
前回お書きした様に、
「他人を外見だけで判断する人が増えてきていて今後も増え続けるであろう」
という想像が当たっているとすれば、それは何故なのでしょうか?
今回は、
私なりに考えるその主な3つの原因をお書きしたいと思います。
<他人を外見だけで判断する人が増える原因>
①感覚過敏を有している人の増加
特に自分にとっての不快刺激に対する「敏感さ」を有していると、
ちょっとした事で不安や恐怖を感じたり、すぐに傷ついたり、
落ち込んだり、混乱したりする事が起きやすくなるでしょう。
そういった人は、
相手が不機嫌になったり、相手が自分への拒絶や否定、嫌悪、嘲笑を示す事は
自分にとっては大きな不快刺激になります。
ですからそれを避ける為に、
相手の顔色に敏感になり、相手の機嫌を取る為に、
従順(受動的)になって自分の意見を言わず、相手に合わせてゆくか、
相手から否定されたり嫌われない様に、
相手に合わせた”キャラ”を磨いてゆく、
といった防衛的な戦略を発達させてゆくでしょう。
因みに、敏感な人が増えてきている原因として、
化学物質や放射線等の有害物質の増加や地球規模の気候・環境の大変動
といった人類の存続に関わる問題が露わになってきている今、
人類が種として生き残ってゆく(遺伝子のコピーを残し続ける)為には、
敏感さの遺伝子を発現させる(エピジェネティクス)必要があるからでは?
と思います。
②社会構造の変化
今の時代は、ネットやSNSの時代です。
最近の某テレビ局の問題に象徴される様に、
最早テレビ・ラジオや新聞などのマスメディアは崩壊の危機に陥っている
と言えるでしょう。
ひと昔前なら、
マスメディアがもたらす一元的な情報によって、
(良くも悪くも)”常識”がもたらされていました。
ところが、
”炎上系”のユーチューバーや炎上させる様なSNSでの書き込み等、
今の時代は様々な情報が氾濫し過ぎて、
「何が正しいのか?」わからない状態です。
そして、そうした極端な考え方の人の意見をマスコミが取り上げて、
新たな”常識”が作り上げられ、
自分の意見を言っただけで”モラハラ”や”パワハラ”と言われたりします。
そうなると、
(特に敏感さを有した人は)益々混乱し、防衛的になって
「自分を出せない」「キャラを作らなきゃいけない」
といった人が増えるのでしょう。
つまり、
自分をさらけ出せない訳ですから、
他人の”内面”なんて信用できなくなり、
外見だけが判断基準になってゆくでしょう。
③情報伝達の変化
我々が若い頃は、ネット等は無くスマホどころか”黒電話”でしたので、
情報伝達の手段としては、
「直接話す」か「電話で話す」「手紙やメモを書く」しかありませんでした。
ところが今の時代は、
「LINE」や「SNS」、「ゲーム」等での情報伝達で事足りる
様になってきました。
ある人が相手の”内面”を判断する材料としては、
発する言葉の内容だけではなく、
「声の感じ」や「雰囲気」、「表情」・「仕草」等、
様々な要素があります。
ところが、今は
「LINEのやり取りでは”内面”なんて読み取れない」
或いは
「もしかしたら(防衛的になって)作ったキャラかも知れない」
等、
信じるに値する相手の情報を得る事ができにくくなってきている
のではないでしょうか?
そうなると益々内面は軽視されてゆくのだと思います。
私は、
他人を外見だけで判断する事を否定するつもりはありませんが、
そこに「危うさ」を感じます。
次回は、
特に恋人やパートナー選びに関してのその「危うさ」
についてお書きしたいと思います。
#人間関係の悩みのカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください
恋人選び~外見だけで判断する危うさ
前回、
「他人を外見だけで判断する人が増えてきている」原因
について私見をお書きしました。
今回は、
その「危うさ」について恋人やパートナー選びに的を絞って
お書きしたいと思います。
<恋人選び~外見だけで判断する危うさ>
世間を騒がせるニュースになる様なDV・虐待をする夫。
私のルームにも、
ご主人の(奥さんの場合もありますが)モラハラやDVに困って
お越しになる方も多いです。
そうした方の中でも、
たまにご主人が同席されるケースもあります。
私の印象としては、
「見るからにヤバそう」な人はいらっしゃらず、
それどころか私から見て「イケメン」の方が多く、
「優しそう」「温和そう」であったり・・・
と、
とてもそんな事をする人には見えない方ばかりです。
勿論、
奥さん方は”外見”だけで選んだ訳では無く、
”内面”でも選ばれたのだと思いますが、
「防衛的な従順さ」や「キャラ」を身につけて来た相手を、
そう簡単に見破るのは非常に難しいでしょう。
ですから、
そういった方は「私はこの人の事を何で見抜けなかったのか?」
等とご自分を責める必要はありません。
ただ、
そういった方とは別に
最近はSNSやマッチングアプリ等でパートナーや配偶者を見つける人
が増えてきています。
最初は文字や言葉の内容や画像等の
「何とでもごまかせる」部分で判断してゆくしかありません。
そして、
気が合って二人で会う様になってからも、
短時間なので、「キャラ」を作り続ける事は簡単にできるでしょう。
同時にこちら側も気に入られようとして相手に合わせてゆくと、
益々相手の”本性”は表われては来ないでしょう。
そして、
恋人になったり、結婚したり、子ができたり、
後戻りできなくなった時に、相手の”本性”が現れて思い悩む。
でも、
他人との関係が希薄になっている今の時代、
そう簡単にその相手に代わる”心の拠り所”が見つかる訳ではありません。
そうして、相手と離れられず、
DVやモラハラを受け続けて辛い人生を送ってしまう・・・。
では、
そういったDVやモラハラをする相手を見抜くには
どうすれば良いのでしょうか?
次回はそのヒントをお書きしたいと思います。
#人間関係の悩みのカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください
相手(彼・彼女)の本性を見抜くには?
今回は相手の内面特に
DV・モラハラする人を見抜く為のヒント
をお書きしたいと思います。
<相手の本性を見抜くヒント>
①相手と”会う”時間を増やす
LINEやSNS、メール等の文字だけのやり取りでは、
相手の本性を見抜く事は難しいでしょう。
ですから、
気に入った相手が見つかった場合は、
なるべく直に会う機会を増やしましょう。
もし、結婚等の話が出たら、
焦らずに時間を掛けて相手をもっと観察したり、
可能であれば同棲してみるのも良いでしょう。
そしてその時には、
相手が話す内容だけでなく、
表情、仕草、雰囲気、態度等に”違和感”が無いか?
を確認してゆきましょう。
※「こちらの話を聞いてくれる」とか「共感してくれる」も大事な要素
だと思いますが、
「聞いているフリ」や「共感しているフリ」等、
その部分も誤魔化す事は可能です。
例えば、近頃話題の「ダークエンパス」という性格特性の人は、
相手の快・不快にも敏感なので、”頭で”共感する事はできますが、
思いやり・慈悲に欠けますので、
相手を「助けてあげたい」とか「楽にしてあげたい」とは思わず、
「相手を利用してやろう」とか「支配してやろう」といった方向へ
向かいます
②相手を試し、観察する
”相手を試す”と書くと、抵抗をお持ちになる方も多いと思いますが、
相手との関係を深めてゆきたいのであれば、
自分も相手も傷ついたり、傷つけたり、
お互いの人生の無駄な時間を作ったりをしない為にも、
或いは二人の間のお子さんを望んでおられるのなら、
未来のお子さんの幸せの為にも”試す”事は必要だと思います。
まず、
DVやモラハラをする人に限って言いますと、
「”自分の思い通りにしたい”」という欲求が極めて強い
という一面を持っています。
ですから、
「自分の思い通りに行かない」
とか
「自分の思い通りに相手が動かない」
とか
「自分の思い通りに答えてくれない」
或いは
「自分の思い通りを邪魔された」
等といった事に非常に強い不快感を感じ、
その不快を生じさせた相手を敵とみなして攻撃する訳です。
そして
その様な性格特性を持った人はしばしば、
自分と違う意見を言った相手に対して「否定された!」
と感じる事も多いです。
だとすれば、
付き合い始めの相手を試すやり方として、
相手に合わせる事ばかりではなく、
相手の意見・考えと違った時には思い切って自分の意見を言ってみて、
その時の相手の反応をじっくり観察してみましょう。
そしてもう少し慣れてくれば、
相手の意見とは違う自分の意見を通そうとしてみる、つまり
「ワガママ」を通そうとすると相手がどう反応するか?
を見てみるのも良いと思います。
もう1点言えば、
DV・モラハラする人は、心底反省する能力は小さいはずです。
だから同じ事を繰り返す訳です。
ですから、
相手が自分や誰かに迷惑を掛けた時に、
「謝るか否か?」、「謝っても口先だけだと感じるか否か?」
にも注意してみましょう。
※それでも難しい場合は、お気軽にご連絡下さい
#人間関係の悩みのカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください
プロフィール

- 心理カウンセラー・自己実現コーチ
- ・公認心理師
・全国WEBカウンセリング協会認定
心理療法カウンセラー
不登校児対応アドバイザー
・矢野惣一「心の専門家養成講座」卒業
NLP、催眠療法、ゲシュタルト療法、解決志向ブリーフセラピー、フォーカシング、認知行動療法ナラティブセラピー、インナーチャイルド癒し、トラウマ療法、家族療法(システムズアプローチ)等とその統合を習得する(TVの解決ナイナイアンサーでお馴染みの「性格リフォームの匠(達人)」心屋仁乃助さん、「アネゴ系セラピスト」大鶴和江さんは矢野講座の先輩です)
・Gakken「学研の家庭教師」不登校事業室の外部相談カウンセラー
・WEBカウンセリングルーム「みらい」カウンセラー
・日本フォーカシング協会会員
・国際ブリーフセラピー協会(旧:日本ブリーフセラピー協会)会員
2012年2月開業。2025年時点で4,000名超のお客様のご相談をさせて頂きました。
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