HSPの人は何故打たれ弱い(と感じる)のか?
HSPの人は何故打たれ弱い(と感じる)のか?
今回は、「HSPの人の人間関係の悩みのメカニズム⑤」
として「④」のケースを取り上げてみたいと思います。
<HSPの人は何故打たれ弱い(と感じる)のか?>
④「何度転職しても、職場にパワハラ的な上司が居て、
耐えられなくなって辞めてしまう・・・私って本当に弱い人間だ」
こういったケースで考えられる事として、
まず
(1))HSPの特徴の一つである「S」(感度の鋭さ・敏感さ)によって
怒ってる人や大きな声の人・威圧的な人に大きく反応してしまう事
が考えられます。
これは例えば、1ミリグラムの誤差を計れる高性能のハカリの上に
重さ数十キロの人間が乗ると、壊れてしまう事に譬えられると思います。
次に
(2)特に「愛着の問題」や「心の傷」を抱えてるHSPの人は、
「人は怖い」「人は信頼できない」「人は私を傷つける」等
といったファイルを作っていると考えられ、
そのファイルには怒られて怖かった場面や信頼できない人、
傷つけられた場面等の記憶がぎっしりと入っていると思われます。
そして、
(3)そのネガティブファイルを開き、過去のネガティブな記憶を参照しながら
深い処理(「D」)を行ってゆき、
「きっと部長は私の事を怒ってるに違いない」
とか
「私は信頼されてない筈だ」
とか
「きっとあの人は私を傷つける」
等と意味づけ→結論を出してしまうでしょう。
そうなると、
(4)より相手を警戒しネガティブセンサーの精度が増してゆき、
益々相手の怒りや嫌悪、否定・軽蔑等に敏感になってゆくでしょう。
しかも
(5)HSPの「D」の深い処理によって、
「こんな事を言ったらどう思われるだろう?」
等とネガティブな想像を膨らませて行って、
相手に直接確認したり、文句を言ったり、他の人に相談したり
助けを求める事ができないので、自分一人で抱え込んでしまい、
刺激過多(「O」)になり、強い感情反応(「E」)が生じ、
耐えられなくなって(自分を守るために)
職場を辞めたり、休んでしまうと考えられます。
しかも
(6)それを繰り返すと「私はダメだ」「私は弱い」等という
自分に関するネガティブファイルに沢山書き込まれてゆき、
益々自分を守る力が無くなってゆくでしょう。
※このケースの解決のヒントは
後述の「HSPの人の人間関係の悩み解消のヒント」
の中でお書きしたいと思います。
#HSP(HSC,HSS型含む)のカウンセリングについては
こちらにお書きしてますので、ご参照ください
プロフィール

- 心理カウンセラー・自己実現コーチ
- ・公認心理師
・全国WEBカウンセリング協会認定
心理療法カウンセラー
不登校児対応アドバイザー
・矢野惣一「心の専門家養成講座」卒業
NLP、催眠療法、ゲシュタルト療法、解決志向ブリーフセラピー、フォーカシング、認知行動療法ナラティブセラピー、インナーチャイルド癒し、トラウマ療法、家族療法(システムズアプローチ)等とその統合を習得する(TVの解決ナイナイアンサーでお馴染みの「性格リフォームの匠(達人)」心屋仁乃助さん、「アネゴ系セラピスト」大鶴和江さんは矢野講座の先輩です)
・Gakken「学研の家庭教師」不登校事業室の外部相談カウンセラー
・WEBカウンセリングルーム「みらい」カウンセラー
・日本フォーカシング協会会員
・国際ブリーフセラピー協会(旧:日本ブリーフセラピー協会)会員
2012年2月開業。2025年時点で4,000名超のお客様のご相談をさせて頂きました。
最新コラム
- 2026年2月20日ブログ発達障害(ASD,ADHD等)の本当の原因を探る①共通しているものは?
- 2026年2月13日ブログ発達障害(ADHAD=注意欠如多動症)の定義(診断基準)
- 2026年2月6日ブログ発達障害(ASD=自閉スペクトラム症)の定義(診断基準)
- 2026年1月30日ブログ発達障害(ASD,ADHAD等)の全てを解明する

