DV・モラハラ・家庭内暴力で困っている方へ
DV・モラハラ・家庭内暴力で困っている方へ
目次
今回からは、恋人・配偶者間・親子・職場・学校等で見られる
DV・モラハラ・パワハラ・家庭内暴力等について、
その原因と対策についての私見をお書きしてゆきたいと思います。
例1
夫「(仕事から帰ってきてテーブルの上の書留を見て)
何で、書留を送らなかったんだ?!!」
妻「え?・・・だって、そう言ってくれなかったじゃない?」
夫「忙しくて俺が郵便局に行く時間が無い事くらい知ってるだろう?!!
テーブルの上に置いたという事は出してくれと言ってる事くらい
何でわからないんだ?!!
間に合わなかったらどう責任取ってくれるんだ?!!
お前みたいな気の利かない人間とは離婚だ!!」
妻「ゴメンなさい・・・でも・・・」
夫「何を!!言い訳する奴が一番嫌いなんだ!!」と妻の胸ぐらを掴む夫
例2
母「今日も学校行かないの?
これ以上勉強が遅れたら取り返しがつかなくなるわよ」
子「うるさい!!放っといてくれ!!」
母「ママはあなたの為を思って言ってるのよ」
子「そんな事言うから余計に行けなくなるんだ!!
クソババァ!出て行けよ!!」と母を突き飛ばす子供
例3
母「雄一、起きなさい。学校に遅れるわよ!」
子「・・・ああ眠い。しんどいから学校休むよ」
母「何言ってるの?夕べも遅くまでゲームしてたんでしょ?!!
あんたはきっとゲーム脳になってるんだと思うわ!
これ以上ゲームするならゲーム機を取り上げるわよ!」
子「はぁ?!!」
・・・それが続き、ゲーム機を取り上げられた怒りで
物を壊したり、壁を殴って穴を開ける子供
この様な、身近な人によるDVやモラハラ・パワハラ・家庭内暴力等で
悩まれておられ方もいらっしゃると思います。
次回からはその「原因と対策」を(私が思う)分類毎に
お書きしてゆきたいと思います。
#人間関係の悩み(夫婦,恋愛,親子等のカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください
#子供の家庭内暴力の悩みのカウンセリングについては、
こちら
#親子関係の悩みのカウンセリング・家族療法については、
こちら
DV・モラハラ・家庭内暴力の原因と対策①
今回からは、
DVやモラハラ・パワハラ・家庭内暴力を行ってしまう人の原因(とその背景)
と対策について、私なりの考えをお書きしたいと思います。
<DV・モラハラ・家庭内暴力を行う人の原因①>
①自分の思い通りに(相手が)ならなかったから
自分の思い通りにしたいといった欲求が強すぎて、
(対人関係ではそうは行かない事も多いはずなのに)
そうならかった場合に、幼児の様に癇癪を起こすタイプの人も居ます。
前回の「例1」の夫はこのタイプに分類できると思います。
私の推測ではこういったタイプの人は、
恐らく生まれ持って脳の扁桃体が興奮し易く(易刺激性が強い)
自分の思い通りに事を運ぶ事で、その刺激を減らせるといった脳の戦略
を持っている人だと思います。
だとすれば、それを妨げる相手は(譬え愛する人であっても)
その瞬間は”敵”とみなして攻撃を仕掛けるのでは?と思います。
ただ、
逆に言うと「自分の思い通りに行かそう」という強い意志を持っている
と言えますので、その能力を活かせばいかなる困難にも屈せずに
家族や職場、ひいては人類にとって有益な研究や発明等の”偉業”
を成し遂げる力を秘めているとも言えるでしょう。
<DV・モラハラ・家庭内暴力を行う人への対策①>
こういったタイプ①の人には以下の対策が有効であると考えます。
(1)相手の予定を細かく聞く事を習慣にして、
相手の行動パターンを把握する
(2)こちら側が判断に迷う様な事柄があれば、
相手がどうして欲しいのか?を詳しく聞く事
→前述の「例1」で言うと、
テーブルの上に書留が乗ってるのに気が付いた妻は
「あれを郵便局に出しとけばいい?」と聞いておけば良かった
かも知れません。
(3)こちらが悪く無くても取りあえず謝るか、自分を責める演技をする
→こういったタイプの人に「正論」は通じにくいと思いますし、
「”敵”が応戦してきた!」と捉えられると、より攻撃的になる
と思います。
ですから、(演技でいいので)「ごめんなさい」と謝ったり、
「こんな気が付かない私はあなたの妻として失格ね・・・
居ない方がいいわよね」等と自分を責め(るフリ)、
肩を落としてうつむいて自室にこもる(逃げる)等。
(4)相手への言い分や要求は「YES」~「AND」で伝える
→こういったタイプの人は攻撃や応戦に対しても敏感ですので、
思い切り「YES」で肯定した後に、「BUT」を使わずに
「AND」で言い分や要求を伝えましょう
=「例1」で言うと、
妻「本当に私って気が利かない妻だよね・・・自分が情けなくなる。
あなたが怒って”離婚だ”というのもわかるわ・・・。
本当にごめんなさい。もう二度とこんなミスをしない様に気を付ける
から許して下さい・・・。
それでね、これからはあなたも”どうして欲しいか”を
もっと言ってくれたら助かるわ」
等々。
#人間関係の悩み(夫婦,恋愛,親子等のカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください
#子供の家庭内暴力の悩みのカウンセリングについては、
こちら
#親子関係の悩みのカウンセリング・家族療法については、
こちら
DV・モラハラ・家庭内暴力の原因と対策②
今回は引き続き、
DVやモラハラ・パワハラ・家庭内暴力を行ってしまう人の原因(とその背景)
と対策②について、私なりの考えをお書きしたいと思います。
<DV・モラハラ・家庭内暴力を行う人の原因②>
②自分にとっての嫌悪刺激が与えられたから
(恐らく持って生まれた傾向として)刺激(特に嫌悪刺激)に対して敏感で、
それを避けようとする傾向が強い人も居ると思います。
例えば前述の「例2」の子供は、何らかの理由で学校に行く事自体が
この子の中では耐え難く嫌な事になって居たのかも知れません。
勿論母親はそんな事知りませんから「学校へ行け」と登校を促すのですが、
子にとってそれは大きな嫌悪刺激になるので、
それから逃れる為に反抗して戦おうとしているのだと思います。
<DV・モラハラ・家庭内暴力を行う人への対策②>
こういったタイプ②の人には以下の対策が有効であると考えます。
(1)嫌がる理由を根気強く聞き出し、それを理解しようとする
→例えばこういった、嫌悪刺激に敏感なタイプの子(人)は
「通勤・通学の満員電車が耐えられない」
「通学路で犬に吠えられるのが怖い」
「大声で怒鳴る先生が無理」
「休み時間の騒々しさが耐えられない」
「授業のチャイムの音が無理」
「教室独特の匂いが無理」
等、ちょっと想像できない事が苦痛になっている場合も考えられます。
ですから、「何が嫌なのか?」を根気強く聞き出して、
その苦痛を理解してあげようとする事がまず必要だと思います。
(2)嫌悪刺激を取り除く(軽減する)様に働きかける
→その子(人)にとっての嫌悪刺激が特定できれば、
それを取り除く工夫(環境調整等)を行いましょう。
或いは、
どうしてもそれが無理なら、カウンセリングなどに連れて行って、
嫌悪刺激に慣れてゆく訓練を行わせてゆくのもいいと思います。
#人間関係の悩み(夫婦,恋愛,親子等のカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください
#子供の家庭内暴力の悩みのカウンセリングについては、
こちら
#親子関係の悩みのカウンセリング・家族療法については、
こちら
DV・モラハラ・家庭内暴力の原因と対策③
今回は引き続き、
DVやモラハラ・パワハラ・家庭内暴力を行ってしまう人の原因(とその背景)
と対策③について、私なりの考えをお書きしたいと思います。
<DV・モラハラ・家庭内暴力を行う人の原因③>
③自分が望む刺激(快刺激)が得られないから
同じく(恐らく持って生まれた傾向として)刺激に敏感な人の中には、
「自分が望む刺激を何よりも優先して求める」傾向が強い人も居ると思います。
前述の「例3」の子はこのタイプに分類できると思います。
こういったタイプの子(人)に対して、望む刺激を取り上げようとすれば、
相手の事を”快刺激という報酬を取り上げようと妨害する相手”とみなし、
激しく抵抗すると思います。
<DV・モラハラ・家庭内暴力を行う人への対策③>
(1)快刺激をいきなり取り上げない
→このタイプの子(人)に対して
いきなり快刺激(報酬)を取り上げようとすると抵抗がより一層強まるか、
隠れてでも(嘘をついてでも)それを追求し続けると思います。
ですから「例3」で言いますと、いきなりゲーム機を取り上げるのは
余り良い結果には結びつかないのでは?と思います。
(2)違う形で快刺激を与える
→「例3」で言うと、
母「これから遅刻せずに学校行き続けたら、
年末に新しいゲームソフトを買ってあげてもいいわよ」
「休みの日は、ママの言う通りに勉強とお手伝いをしてくれたら
その後は好きなだけゲームをしてもいいわよ」
「朝、ワンチャンの散歩をしてくれる毎に、お小遣い100円
あげるわ!1か月で¥3,000の儲けよ!」
等々。
或いは、多くの人にとっては「感謝される」「承認される」「褒められる」
といった事は「快の刺激=報酬」になりますので、
ゲームを早めに切り上げた日や朝ちゃんと起きて来た日、
こちらの言いつけを守った時などは、(譬え当たり前の事だと感じても)
褒めたり、感謝したりする事も有効でしょう。
#人間関係の悩み(夫婦,恋愛,親子等のカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください
#子供の家庭内暴力の悩みのカウンセリングについては、
こちら
#親子関係の悩みのカウンセリング・家族療法については、
こちら
プロフィール

- 心理カウンセラー・自己実現コーチ
- ・公認心理師
・全国WEBカウンセリング協会認定
心理療法カウンセラー
不登校児対応アドバイザー
・矢野惣一「心の専門家養成講座」卒業
NLP、催眠療法、ゲシュタルト療法、解決志向ブリーフセラピー、フォーカシング、認知行動療法ナラティブセラピー、インナーチャイルド癒し、トラウマ療法、家族療法(システムズアプローチ)等とその統合を習得する(TVの解決ナイナイアンサーでお馴染みの「性格リフォームの匠(達人)」心屋仁乃助さん、「アネゴ系セラピスト」大鶴和江さんは矢野講座の先輩です)
・Gakken「学研の家庭教師」不登校事業室の外部相談カウンセラー
・WEBカウンセリングルーム「みらい」カウンセラー
・日本フォーカシング協会会員
・国際ブリーフセラピー協会(旧:日本ブリーフセラピー協会)会員
2012年2月開業。2025年時点で4,000名超のお客様のご相談をさせて頂きました。
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