発達障害は何故増えているのか?

発達障害は何故増えているのか?

<前回からの続き>

 

ここ最近、

現場(学校や医療/相談機関)では、
「発達障害」と思しき児童・生徒・成人が増えている
と言われています。

実際の統計的にも
「発達障害」の確定診断を受けた人も増えて来てる様ですし、

「グレーゾーン」が疑われる人や「発達障害もどき」
等と呼ばれる人も
含めるとかなりの数になるのでは?
というのが、私の実感としてもあります。

もしそうだとして、
それは何故なのでしょうか?

勿論様々な要因が挙げられると思いますが、

私はその大きな要因の一つとして、

「以前は、”想像力の欠如”を原因とする発達障害(特にASD)
 だけだったのが、

 新たに”感覚過敏”を原因とする発達障害が付け加わり、
 その感覚過敏を有する人が増えたから」
と考えています。

というのも、

例えば、
発達障害等の診断基準となるDSM-4では

広汎性発達障害は、「自閉性障害:アスペルガー症候群」
「特定不能の広汎性発達障害(レット症候群・小児期崩壊性障害)」
等と
分類され、

特に今の自閉症の定義に含まれるアスペルガー症候群
に代表される様に

ウィングの3つ組(3徴)を基にした定義がなされていた
様に思われるからです。

つまり、
(前回お書きした私の4つのタイプの分類に従うと)

想像力の欠如が原因と考えられる
①オリジナル
②サブタイプA

の2つが診断基準を満たすものだったのではないか?
と考えられます。

ところが、
2013年から診断基準がDSМ-5に改編された時には、
想像力の欠如が記載されなくなり、

③サブタイプB(先天的な感覚過敏が原因と思われる)
④サブタイプC(後天的な感覚過敏が原因と思われる)
まで含まれる様になり、

「相手の顔色を見たり空気は読めるが、
 敏感過ぎるが故に
社会性やコミュニケーション等
 に支障をきたし、
結果としてASDとみなされる」
 というケースも増えてきているのでは?と思います。

そうなれば、
遺伝的に超敏感な人(HSP)

アダルトチルドレン等の愛着が形成されなかったり、

複雑性PTSD等、度重なるトラウマによって
後天的に敏感になった人の防衛反応によって、
診断基準にある様な
症状が出現するケースも多いのでは?
と思われます。

しかも現在の地球環境や社会情勢を考えた時に、
未だかつてない様な人類存続の危機に瀕しているのだとすれば、
そんな中をサバイバルして、人類という種の存続の為にも、
敏感な遺伝子を持つ必要性が増えてきているのではないか?
と想像しています。

次回は、
ASDに関して、

ウィングが分類した3つのタイプ(孤立型、受動型、積極奇異型)
について、原因別に考察してみたいと思います。

<次回へ続く>

 

#発達障害のカウンセリングについては、こちらをご参照下さい

プロフィール

のぶさわ 正明
のぶさわ 正明心理カウンセラー・自己実現コーチ
・公認心理師
・全国WEBカウンセリング協会認定
  心理療法カウンセラー
  不登校児対応アドバイザー
・矢野惣一「心の専門家養成講座」卒業
NLP、催眠療法、ゲシュタルト療法、解決志向ブリーフセラピー、フォーカシング、認知行動療法ナラティブセラピー、インナーチャイルド癒し、トラウマ療法、家族療法(システムズアプローチ)等とその統合を習得する(TVの解決ナイナイアンサーでお馴染みの「性格リフォームの匠(達人)」心屋仁乃助さん、「アネゴ系セラピスト」大鶴和江さんは矢野講座の先輩です)
・Gakken「学研の家庭教師」不登校事業室の外部相談カウンセラー
・WEBカウンセリングルーム「みらい」カウンセラー
・日本フォーカシング協会会員
・国際ブリーフセラピー協会(旧:日本ブリーフセラピー協会)会員

2012年2月開業。2025年時点で4,000名超のお客様のご相談をさせて頂きました。

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