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コラム/2012-02-24

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女性のストレス

 私の母は年齢のせいか、ここ何年か口を開けば「昔の苦労話」と「愚痴」
しか言わなくなった。 

 「私の子供の時は遊びにも行けず、女中奉公させられて、・・・
それに比べて、妹は苦労知らずで・・・・。」という話か、
「お父さん(私の父の事)は呑気で家の事を全く考えず、家を出て行って
やろうか、と思った事もある。あんたら3人(兄、私、妹)とも大学へ行か
せられたのは、私が、パートや株でやりくりしたからや」等。

 最初は、いつ話しても最後はこのどちらかの話が延々と続く事になるので
私も妹も、「もう、うんざり」という気持ちになっていました。

 私が心理学の勉強をして気づいたのは、「子供時代に本当は遊びたかった」
「”よく頑張ったね”って言って欲しかった」という「母親の気持ち」でした。

 女性は(特に主婦は)どんなに頑張っても褒めてもらう事が殆どありません。
でも「気持ちをわかって欲しい」という欲求は男性より強い事が多いです。

だから男性の方は妻(母、娘)の言葉の裏に隠れている「本当は〇〇
したかったんだね」或いは「本当は〇〇して欲しかったんだね」という気持
ちを探して、その気持ちに寄り添ってあげる事が大切だと思います。

 逆に女性の方も、仮にご主人(父親)に愚痴を言いたい時は、
ご自分の気持ちを言葉にもっと出してみるのもいいかも知れません。

 例えば、「いっつもいっつも遅くまで飲んできて・・・ほんまにもう!」 
⇒「いっつも帰りが遅いと、私心配やねん。子供にももっとかかわって欲しい。
でないと、母子家庭みたいで、私自身がつらいねん。」等々。

 ただ、相手がその気持ちに寄り添ってくれるとは限らないので、その場合は、

1.今、主人にわかってもらいたい私の気持ちは何だろう?
2.それをどういう言い方で伝えたら伝わるだろうか?
3.その「せりふ」を決めて相手に伝える。
4.万一、伝わらなかったら、どう伝えたら良いか再度「せりふ」を考える。
5.伝わるまで、「せりふ」を変え続ける。

という事をやってみて下さい。ここでのポイントは、
「相手に伝えたい自分の気持ちをまずきっちりと自分で把握する事」と
「相手に伝わる言い方」がみつかるまで、何度でも伝え方を変え続けること」
です。

 それでも万が一何を言っても無理な場合は、お気軽にご相談ください。



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