子供の家庭内暴力
子供の家庭内暴力
①「不登校になってる息子が、気に食わない事があると
すぐに母親である私に手を上げます」
②「スマホのゲームで昼夜逆転してる子供に注意すると、暴言を浴びせ、
暴れまわります」
③「また仕事を辞めた娘が”こうなったのもお母さんのせいだ”と物を投げ、
部屋の物を壊して困っています」
こういった子供達は何故暴れたり、親に暴力を振るったり、暴言を吐くのでしょうか?
ーそれには勿論色々な理由が考えられますが、
彼ら彼女らの無意識で働いてる心理としては
①学校や社会と関わる勇気が足りず、
他人と関わらないから増々自信が持てず、その為に増々他人と関われなくなり
増々自信が持てなくなってゆく・・・。
でも、その辛さを自分で引き受けるほどには自我が強くないので、
”親のせいだ!”と責任転嫁して暴れる
②親に甘えない”良い子”であったり、”優しい子”であろうとして
気を遣って自分の欲求を我慢してきた・・・。
でも直接的には甘えたり自分の欲求を満たす事を禁じて来たので、
無意識の力を借りて間接的にその甘えや欲求を満たそうとして、
暴れたり親の注目を集めようとする
(暴力を振るったり、暴れる事で親の注目や心配を一気に自分に集める事
ができるし、特に”親に支配されてきた”と思ってる子は、
暴れる事で逆に親を支配できるといった、無意識による欲求充足が可能になる)
等が主な要因として考えられます。
また、家族療法等のコミュニケーション理論からすると、
親子間、家族間のコミュニケーションの仕方が”暴れる事を維持する仕方
で継続されてしまっている”、とも考えられます
(例「親が子供を叱る」⇒「子供が言い返す」⇒「親がたしなめる」
⇒「子供がキレて暴れ出す」⇒「親が止めようとする」
⇒「増々子供がキレる」・・・等)
それでは、こういった状況に襲われているご家族に対して
我々カウンセラーはどの様に対応するのでしょうか?
例えば私の場合でしたら、
①親御さんだけがお越しになった場合
⇒まず初めに、”暴力・暴言”等が生じる場面を詳細にお聞きし、
その中で行われているコミュニケーションのパターンを把握し、
”暴力や暴言”が行われない様なコミュニケーションのパターン
に変えてゆく為のお手伝いやアドバイスを差し上げる。
また、暴力や暴言をしてしまうお子さんの心理を想像して
その心理を親御さんに理解して頂き、お子さんに自信を持たせる方法
や接し方、言葉がけの仕方のアドバイスを差し上げます
②お子さんだけが来られた場合(滅多にありませんが)
⇒お子さんのお話をお聞きし、お子さんが暴力をしてしまう無意識の働きを
把握し、その子の本当の欲求を別の形で満たせる方法をアドバイスする
また、自己肯定感が低い、劣等コンプレックスがある等、
認知の歪みがある場合は、その原因となる考え方の癖を変えてゆくお手伝い
を差し上げたり、
「①」と同様に親とのコミュニケーションの仕方を変えるお手伝い
を差し上げます
③親子、家族全員で来られた場合(このケースも少ないですが)
⇒まず”暴力や暴言”をお子さんも含めて、家族全員でやっつけてゆく
といった共同作戦のスタンスを取り、「①」、「②」を併せたカウンセリング
を行います
※必要な場合は環境調整のご提言を差し上げる事もあります
※因みに何人でお越しになっても、同時にカウンセリングを受けられる場合は
料金はお一人分のみで結構です。
★以下のブログ記事に関連する情報をお書きしております
◎家で暴れてしまう子供達へ
◎我が子の愛し方がわからないお母さん達へ)
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