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コラム/2013-09-13

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プライドと傲慢さの違い

今回はプライドと傲慢さは似て非なるもの、というお話を僕自身の見解で
書いてみたいと思います。

※僕の見解ではプライド=自尊心・誇り、傲慢=虚栄心・驕りとさせてもらいます。

例えば、小さなミスを上司に怒られた時の二人の感応・・・。

Aさん:「あの野郎、腹立つなあ!、自分だって大して仕事できないくせに。
今度あいつを追い抜いて倍返ししてやる!」

Bさん:「腹立つなあ!、私もミスする事だってある。けど、同じミスはしたくない
ので、次はあそことあそこを気を付けよう!」

この場合Aさん(傲慢)は、ミスした自分を見ない様にしています。

それは、ミスした自分を否定している為に、それを認めるのが恐いから、
直ぐに意識を他人との比較に持ち込みます
そして、他人との争いに勝って初めて自分を認める事ができます

つまり「傲慢」とは、今の自分を否定している所が出発点になってる訳です。

一方Bさん(プライド)は、まずミスした自分を否定せずに認め
他人との比較や争いに巻きもまれる事無く、その上で
「どうしたらそこから更に向上できるか?」を考えて実行して行きます。

どなたかが「プライドとは、どんな自分も決して見捨てない事」と仰って
おられましたが、僕も正にその通りだと思います。

 ミスした自分、失業してる自分、人間関係がうまく行かない自分、配偶者に
  逃げられた自分、子供に過干渉してしまう自分・・・。

そういった自分を「だめだ!」と見捨てるのではなく、
「でも良く頑張って来たよね!」と認めてあげませんか?

鏡に向かって「今迄、責めてごめんね。頑張ってくれて有難う。愛してるよ。」
と自分に声を掛けてあげるのもいいでしょう。

自分の事を自分でまず認めてあげないと、本当の意味で自由に動く事はできません。

その上で「私はこの問題を解決する力を持ってる」と自分を信じ
「どうすればいいのか?」を考え、実行して行く。

この事が、単に自分を甘やかすのではなく、
更なる学びや成長に結びついて行くのだと思います。

僕はそれこそが、プライドを持った生き方だと思います。



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