コラム/2014-08-24
壁にぶち当たった時の様々な選択肢
「壁にぶち当たって進めない」
「壁が立ちはだかって乗り越えられない」
その様な想いで悩んでおられる人もいらっしゃると思います。
その様な時に「こうじゃなきゃいけない」と同じパターンを
何度も何度も繰り返して手詰まりになっておられるのであれば、
「違う選択肢」を考えてみる事も役に立つかも知れません。
まず、選択肢を大きく分けると
①壁を越えて進む
②壁を回避する
③立ち止まる
の3つがあると思います。
そして、それらに対しても更に細かい選択肢があると思います。
勿論これが全てではないでしょうが、僕が思い付く限りの選択肢を
以下に並べてみたいと思います。
①壁を越えて進む
(1)独力で、力任せに体当たりを続ける
→この方法試した事の無い人
(今迄は、他人任せだったり、すぐに諦めてしまっていた人)は試してみませんか?
(2)他人の力を借りる
→今迄他人の力を借りていなかった人は「誰にどの部分の協力を要請するか?」
を考えてみませんか?
(3)道具を使う
→自分や他人が持ってる道具(能力)の棚卸をして(書き出して)
「その中で使えそうな能力は何か?」を考えてみましょう。
もし新たな能力が必要なら、「どんな能力が必要か?」を考え、
それを既に持ってる人に頼むか、自分で身に付けてゆく努力をする
(4)盛り土をして壁の高さ(ハードル)を下げる
→足元に少しずつ盛り土をしていくと逆に壁は低くなりますよね?
まず、いきなり壁を越えようとしないで、
10㎝でも足元の高さを上げる為にできる事は何でしょう?
②壁を回避する
(1)壁を回避する為にはどうすればいいのか?を考える
→その壁は絶対に乗り越えないといけないものなのでしょうか?
もし乗り越えないで迂回するとしたら、どういう方向へ行けばいいでしょうか?
そして、その為に必要な事は?
(※例えば、目標を変える、職場・家庭・学校等の環境を変える、等)
③立ち止まる
(1)壁を越える事を諦める
→「壁を越える事」のリスクとメリット/デメリット・リスクと、
今の位置に居続けるメリット/デメリットを考え、
もし今は動かない方がいいと判断したなら、
「今の位置で満足するには?」を考えてその方法を実行する
※譬え現状維持をしていても、物事は変化します。
ー 壁は風雨に晒され低くなるでしょうし、崩れるかも知れません。
そして、あなたの能力や目標も変化するでしょう。
そして「進もう」と思えた時には進む事もできます。
(2)立ち止まって考え方を変える
→あなたが今迄壁を乗り越えた時を思い出し、
「どうやって乗り越えたか?」を思い出してみませんか?
そして、その時に使った方法を試してみる事ができます。
或いはもしあなたがいつもワンパターンな方法で失敗してるのなら、
あなたの今迄の失敗パターンを分析し、「今迄と違う方法はどれか?」を考え
何なら上記の6つの方法を順に試してみる事もできるでしょう。
兎に角大切な事は
「過去の成功事例を思い出し、それを試してみる」事と
「うまくいかないパターンをやめて違うパターンを試してみる」事
だと思います。
コメント