コラム/2014-10-18
何故ポジティブシンキングは長続きしないのか?
「私は幸せになる!」
「お金を稼いでリッチな暮らしがしたいなあ!」
「ついてる、ついてる」・・・
誰だって幸せになりたいし、夢を見ますよね。
そこで「成功法則」や「ポジティブシンキング」をやろうとする。
でも、心の中の”別の声”がそれに釘を刺す。
「そんなの無理じゃん」
「どうせなれっこない」
「何夢みたいな事を思ってるの?」
「現実を見なきゃ」・・・
と。
そしてその度に現実に引き戻されてため息をつく。
ー そんな人も多いと思います。
ではこの”現実に引き戻す別の声”はネガティブな思考に陥れるから必要ない
ものなのでしょうか?
ポジティブシンキングでやっつけないといけない敵なのでしょうか?
僕はそうは思いません。
例えば
(ポジティブの声)「私は絶対お金持ちになる!」
(ネガティブの声)「それは無理だろ!今迄稼いだ事あるの?」
(ポジティブの声)「私にはお金を持つ価値がないと思ってたけど、
今はその価値があると自信がある。だからお金が入ってくる」
(ネガティブの声)「現実を見ろよ。もし、今の事を続けてお金が稼げなかったら
どうするんだ?家族はどうなる?」
(ポジティブの声)「そんな事はない。お前なんか消えてしまえ!」・・・。
と”別の声”(ネガティブ?の声)を一旦ねじ伏せたとしても、
また繰り返しささやいてくる。
こういう場合は、”別の声”の意見をしっかり聞いてあげる事が必要
だと思います。
何故なら、”別の声”はあなたに今必要な事や伸ばしてゆく事や
リスクを事前に伝えてくれているのかも知れません。
もしそうなら”敵”ではなく”味方”ですよね。
例えば、さっきの会話の続き。
(ネガティブの声)「現実を見ろよ。もし、今の事を続けてお金が稼げなかったら
どうするんだ?家族はどうなる?」
(ポジティブの声)「それは確かに心配だね。そうならない為には何が必要かな?」
(ネガティブの声)「逆にそうなってしまったら、お前はどうするつもりだ?」
(ポジティブの声)「そうなる前に、別の仕事でも何でもやる覚悟はできている」
(ネガティブの声)「は~ん。やっぱりお前はどうせ夢は叶わないかもしれないと
弱気になってるんだな」
(ポジティブの声)「そんな事はないよ。でも、リスクと不測の事態には
備えとかないとね」
(ネガティブの声)「でも、失敗する可能性は感じてるんだな」
(ポジティブの声)「勿論、ないとは言わないよ。でもより成功する確率を
上げる為に、今しないといけない事は〇〇で、
伸ばしていく必要のある能力は△△だと思うよ。
だからそれをまずやってゆくよ」
という具合にきちんと会話してゆき、リスクを減らし不安を軽減する為の
今の自分の行動を選択してゆく事が大切だと思います。
それを行った上での「私は幸せになる」、「ついてる、ついてる」はO.K.
だと思います。
ただ、「ネガティブの声」が強すぎていつも負けてしまい、
一日中頭の中をグルグル回って身動きできない人も中にはいるでしょう。
そうした人の為に次回は「ネガティブシンキングで願望実現する」
をお書きしたいと思います。
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