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コラム/2015-03-08

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自分は本当は何をしたいのか?がわからない人へ

何かに追い立てられる様に生きて来た。

或いは、人知れず心の中に「空虚」を抱えながら生きて来た・・・。

そんな時、ふと立ち止まり自分に問いかける。

「私って、本当は何をしたいんだろう?」と。

気が付けば、「自分のしたい事」よりも他人の期待や世間体や”常識”という奴に
縛られて身動きができず、自分の中にぽっかりと空いた穴に気づいてしまう・・。

焦る事はないよ。ゆっくりと”自分”を取り戻して行けばいい。

だって、もうあなたは充分に自分の為に動き出す筋肉を鍛えて来たのだから。

「巨人の星」の星飛雄馬の様に、誰かから嵌められた「大リーグボール養成ギプス」
を身にまとい、あなたは生きて来た。

それは不自由だった事だろう。

自分の意志通りに身体を動かす事だって苦しかったはずだ。

途中で「こんなもの外してしまえ!」と何度投げ出そうとした事だろう。

でもあなたはそれを外さず、投げ出さずに今迄生きて来た。

そのお蔭で、今やあなたの人生を取り戻すには十分な量の筋肉がついたはずだ。

飛雄馬がギプスを外した時に、
物凄い速いボールが投げられる筋肉を身にまとっていた様に。

さあ、あなたにギプスを嵌めた人にサヨナラを言ってギプスを外して、
自分についた筋肉を見てみよう。
今迄の人生で、あなたに大きな負荷がかかった場面を。
そんな中でもあなたは何とかそれらを乗り越えて来たからこそ、
少なくとも心を折らなかったからこそ、今生きている、悩んでいる自分がいる。

ギプスを外すと、きっと最初は戸惑うだろう。

まるで、ずっと鎖に繋がれていた犬がその鎖を解き放たれた時の様に・・・。

「どう動けばいいのか?」「どこへ行けばいいのか?」「何をすればいいのか?」と。

さあ、最初はまずリハビリからだ。

いきなり走り始める事は不可能だろうし、持て余す程の筋肉があるから、
その動かし方を知らずにエンジンを掛けるのは、
初心者がいきなりフェラーリやポルシェのアクセルを目一杯踏み込む様なものだ。

まずは、頭に聞いてみよう。
「何を考えたい?」「何をしたい?」

次は目だ
「何を見たい?」

そして、口や耳や鼻にも聞いてみよう
「何を食べたい?」「何を聞きたい?」「どんな香りを嗅ぎたい?」

手や足にも聞いてみよう
「何に触れたい?」「どこへ出かけたい?」

さあ、各々のパーツが欲する物を少しずつ満足させてあげよう。

リハビリなので、1日5分からそれを始めてみてもいい。

もし答えが返って来なければ、何度も何度も聞いてみよう。

そして徐々に時間を増やしていけば、
きっとあなたが本当にしたい事が見つかるだろう。

それが見つかった時には、あなたの身に付けて来た筋肉のお蔭で、
きっとフルスロットルであなたの夢や目標に導いてくれることだろう。

そしてその時にはもしかしたら、
あなたにギプスを嵌めた人に感謝すら覚えるかも知れない。
飛雄馬が「父ちゃん」に感謝した様に。



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