コラム/2020-07-29
人に嫌われるのが怖いあなたへ⑭
<前回からの続き>
ここまでお書きして、
「自分の中の親の部分や大人の部分と言われてもピンと来ない」
と感じる方もいらっしゃると思います。
もしそう感じるのであれば、
もしかしたら幼い頃の親との愛着形成がうまく行っておらず、
親イメージの内在化ができていないからかも知れません。
だとすれば、
今現在の人間関係の中で
「愛情を感じる相手」や「信頼できる人」を探してみましょう。
例えば、
「恋人や配偶者」
「先生や師匠」
「上司や先輩」
「カウンセラーやお医者さんやコーチ」
・・・そういった人たちの中で(あなたの評価に基づいて)
最も信頼できそうな人に自己開示していき、
あなたの気持ちや存在を否定されず受け止めてもらう経験を
積んでいきましょう。
その上で、
「もし、あの人なら何て言って励ましてくれるだろうか?」
とか、
「論理的な〇〇先生なら、どの様に分析して下さるだろうか?」
等と想像してその答えを書き出してみて、
それを自分(の中の子供の部分)に語り掛けて共感してあげたり、
励ましたり、労ったり、客観的な意見を述べてあげるとよいでしょう。
たとえ幼い頃に親との愛着形成がうまく行っておらず、
アダルトチルドレンや愛着障害だと感じていたとしても、
「もう遅い」という事は決してありません。
以上、
14回に渡って「人に嫌われるのが怖いあなたへ」というテーマで
お書きしてきましたが、今回でこのシリーズを終えたいと思います。
もし、一人では難しい場合や、まだまだヒントが必要だとお感じの場合は
お気軽にお問合せ下さい。
お読み頂き、有難うございました。
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