コラム/2021-04-14
HSPの人が愛着障害から抜け出す為のヒント③
<前回からの続き>
今回は、
(広義の)「愛着障害」で今も生き辛さを抱えているHSPの人が
そこから抜け出す為のヒントの「②」について詳しくお書きしたいと思います。
<HSPの人が愛着障害の生き辛さから抜け出すヒント(詳細)>
②安全・安心の基地を作る
※実際に今、安全・安心の基地となってくれる人物が居れば、
その人に頼ってお話を聞いて頂くに越した事は無いと思いますが、
そういった人が思いつかない方の為に、以下の方法をお書きしたい
と思います。
(1)安全・安心基地の候補を決める
→前回お書きした「①」の方法で、
「あの時、あの人は私にとっての安全・安心基地だった」
と(譬えその時だけでも)思えた人が居れば、
その人を仮の安全基地に定めます。
※1:もし、いくら思い出しても「そんな人は居なかった」
と思うのであれば、今出会ってる人の中で候補を決めましょう。
(例:親友、恋人、配偶者、先輩・上司、医師、カウンセラー等)
※2:それでも尚「今、そんな人も居ない」と思えるのであれば、
自分が理想とする親を思い描きましょう。
(友人の親やドラマの中の親、自分が想像する理想の親等)
(2)その人に成りきる
→「その人はどんな表情であなたを見つめるでしょうか?」
「あなたの今迄の事を話した時に、その人はどう思うでしょうか?」
「その人はどんな気持ちになってるのでしょうか?」
「そして、どんな表情や声でどう言ってくれるでしょうか?」
「どんな行動をしてくれるでしょうか?」
(例えば、ハグや肩を抱き寄せる、頭を撫でる、等)
それらを想像して、その人の表情や声、思考・感情、行動をコピーして、
その人に成りきってみましょう。
次回は、「③心の傷を癒す」為のヒントを
より詳しくお書きしてゆきたいと思います。
<次回へ続く>
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